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『ムサッシーのブログ』を記載します。


by sportsaid
 第11回日本横断「川の道」フットレース520kmの部のエントリー受付を12月17日24時をもって締切らせていただきましたが、優先エントリー者86人、一般エントリー者82人、都合168人と募集定員70名をはるかに上回る数字となってしまいました。
 なお、優先エントリー者は取り決め上、参加料の送金をもって正式エントリーとなりますので、優先エントリー者だけで定員を超えることになります。そこで、本レースの途中3ヶ所あるレストポイントの収容人数の限度、私たち主催者側の本レース運営能力の限度いっぱいに定員枠を増やすことにしました。一般エントリー枠を20人(優先エントリーと合わせると100人強)とさせていただきます。一般エントリーされた82人の方には本当に申し訳ありませんが、抽選(12月29日実施)にて対処させていただきます。そのために大勢の方の参加が叶わなくなることを思うと心が痛みます。何とぞ事情をご理解のうえ、悪しからずご容赦くださいますようお願いいたします。

 正直言いまして、このような事態になることは予測できませんでした。
これほどまで参加希望者が多いのであれば、今回定めたエントリー方法が265kmの部、255kmの部含めて適切とは言えません。最適なエントリー方法について、今後、あらゆる角度から検討し直さなくてはならないと思っております。

               スポーツエイド・ジャパン代表理事 舘山 誠
# by sportsaid | 2014-12-18 01:38
 第11回日本横断「川の道」フットレース(2015年4月30日~5月5日開催予定)のエントリー方法は、諸般の事情により下記のように変更させていただくことになりました。
  なお、本大会の開催要項は12月6日に、参加申込書は12月10日にスポーツエイド・ジャパン公式サイトにアップいたします。
また、前回(第10回)大会に参加された方、およびスポーツエイド・ジャパンの会員の方には12月9日までに開催要項、参加申込書をお送りいたします。それ以外の方で開催要項、参加申込書が必要な場合は、返信用の封筒(82円切手を貼付)を大会事務局までお送りくださいますようお願いいたします。

■520kmの部 《エントリー期間:12月10日~17日(必着)》
①優先エントリー…本レース520kmの部完走経験者(永久ナンバーカード取得者)で、2011年9月以降に140km以上のウルトラマラソン、またはそれに値すると主催者が認めたレースの完走経験がある方、および前回(第10回)大会520kmの部で265km以上走破された方、265kmの部、255kmの部を完走された方のエントリーとなります。
優先エントリーの方の参加料は、エントリー後1週間以内に下記口座に送金してください。参加料の受領をもって正式エントリーとします。入金の確認ができない場合はキャンセル扱いとなります。
②一般エントリー…本レースの参加資格*を満たしていれば、どなたでもエントリーできます。ただし、優先エントリー者枠で定員に満たない分の受理となります。なお、その分が定員数を超えた場合は厳正なる抽選(抽選日:12月29日)になることをご了承ください。抽選に外れた方は2016年度大会の優先エントリー者になります。
一般エントリーの方の参加料は、参加確定後の送金となります。大会事務局からの連絡があるまで、送金しないでください。

■265kmの部/255kmの部 《エントリー期間:12月10日~2015年1月9日(必着)》
本レースの参加資格*を満たしていれば、どなたでもエントリーできます。エントリーの受理は正式エントリー(参加申込書と参加料の受領)順とします。ただし、エントリー期間中でも定員に達し次第、締切りとなり、その旨を公式サイトにてお知らせします。なお、お知らせ後に参加料を送金された方には、手数料(書留料金等)を差引いた額の返金となります。

*本レースの参加資格
520kmの部は140km以上、265kmの部、255kmの部は100km以上のウルトラマラソンを2011年9月以降に完走した経験があること、および520kmの部、265kmの部は大会前日(4月29日)、255kmの部は大会当日(5月3日)の競技説明会に出席できること。

■参加料の送金先
①郵便局の払込取扱票による郵便振替
 口座記号番号 00100-3-666815 加入者名 スポーツエイド・ジャパン
②銀行等、他の金融機関からの振込
 ゆうちょ銀行0一九(ゼロイチキュウ)店 当座0666815 加入者名 スポーツエイド・ジャパン
 *0一九(ゼロイチキュウ)店は支店名一覧の「サ行・セ」のなかにあります。

■大会事務局
〒350-0455 埼玉県入間郡毛呂山町阿諏訪1221 スポーツエイド・ジャパン内
電話 049-294-5603 、080-5085-5603  FAX 049-298-7788
E-mail info@sportsaid-japan.org URL http://sportsaid-japan.org/
# by sportsaid | 2014-12-03 14:14
 奥武蔵「伊豆ヶ岳を越える道」トレイルランを立ち上げたのは平成15年、すなわちNPO法人スポーツエイド・ジャパンのそれと同じ年。そう、この大会はスポーツエイド・ジャパンの歴史とともに歩んできました。
 当時はトレイルランニングという言葉を聞くこともなく、大会名も「奥武蔵高原スーパークロスカントリー」。この大会、もしかしたらトレイルランニングレースの草分け的存在かも?

 コースとなっている「伊豆ヶ岳を越える道」は奥武蔵の山域屈指の人気ハイキングコースで、休日には多くのハイカーが訪れます。前記大会開催日も然り。で、案の定トレランに対する理解をもたない方からの苦情がほとんど毎回のように寄せられます。一般の方からみると、猛スピードで登山道を駆け抜けていくランナーはどう考えても恐怖です。
 もちろん、登山道は誰のものでもありません。疾走しても漫歩しても構いません。要は他者に迷惑をかけないこと、環境保全に努めることだと思います。
 昨今、トレイルランナーのマナーは著しく向上しました。そして、トレイルランニングの認知度もだいぶ上がってきました。しかし、大会となると、ランナー側がどんなにルールとマナーを守っても、ハイカー側にとって迷惑極まりないことがあります。それは、大会があることを知らずに出かけてきたハイカーが、自分の意のままに(目的地に向かって)進めなくなってしまうことです。コースの逆方向を辿ろうとしているハイカーは尚更です。なかには、目的地に向かうことを諦めて引き返すケースもあるようです。そういう人たちが大会開催を恨めしく思うのは当然でしょう。
 この件についての対策の一つとして「その日は大会があるので、なるべくその山域への来訪を避けた方がいいと思います」というようなことを周知することですが、果たしてどれくらいのハイカーの知ることになるのか。私たちは大会のかなり前からホームページで、また大会が近くなると現場に告知板を設置して大会実施を呼びかけているのですが、それだけでは済まず、やはり苦情が返ってきます。
 「トレイルランニング」。確かに排気ガスが漂う街中を走るより、自然の恵みを感じながら野山を駆けめぐる方が心地よいです。トレランの愛好者が増えていることは頷けるし、私自身、多くの人たちにトレランを楽しんでもらいたい、また自然を慈しんでもらいたいという思いから大会を主催しています。しかし、そのためにハイカーに迷惑がかかるのであれば、やはりその対策を講じなくてはなりません。いや、あまりにも苦情が多いのであればその大会をとり止めることも考えなくてはならないと思っています。

 さて、先般、第12回奥武蔵「伊豆ヶ岳を越える道」トレイルランを無事開催することができました。実は今回を最後に、ハイカーからの苦情が比較的多いこの大会を終了することも考えておりました。が、この大会の歴史の灯を簡単に消すのではなく、この大会を通して多くの人たちにトレランに対しての理解を深めていただき、トレランが多くの人たちに愛されるようにしていくことに励むべきだと思い直しました。
 そこで至ったのが、今後はこの大会を一般ハイカーにとって、また自然にとってできるだけストレスがかからないような形に変えていくということです。そのためには、まず参加人数を300人位に抑えること。そして、女子主体の大会にすること。
 男子には非常に申し訳ないのですが、対人的にも、また自然に対しても男子に比べたら女子の方が優しく、競技人口も男子に比べたら格段に少ないことは明らかです。
 結論を申し上げます。次回からは奥武蔵「伊豆ヶ岳を越える道」クイーンズトレイルランというような名称にし、種目は女子ソロ(クイーン)の部(100人)、男女ペア(クイーン+ナイト)の部(100組)とする予定です。
 なお、スタッフは全員男子でと思っております。男子がランナーとして参加できるのは100人となりますので、それが叶わなかった方はスタッフにまわっていただければ嬉しいです。

 私たち男は、母を始めとする女性の愛を受けて生きてまいりました。私たちは女性に憧れ、女性をこよなく愛して生きてまいりました。私たちは女性にもっともっと感謝の意を表さなくてはなりません。親愛なる男子ランナーの皆様、来たる大会では女子にかしずき、女子に大いに楽しんでいただくために一緒に頑張りましょう!
 高く澄み切った青空、野山を彩る紅葉、そして爽やかにしなやかに華やかに舞う女子トレイルランナー。実に絵になります。トレランを苦々しく思っている人たちだって、こんな光景に遭遇したら、きっと目を細め、心も和み、温かく応援してくれるのではと思ってしまいます。もしかしたら、この試みが一般ハイカーとの間に生じる軋轢を緩和し、それがトレランに対する理解を生み、ひいてはトレランの普及につながるのではという期待ももっております。
 ランナーの皆様には、次年度から開催することになる奥武蔵「伊豆ヶ岳を越える道」クイーンズトレイルランを引き続き可愛がってくださいますよう、よろしくお願いする次第です。

             NPO法人スポーツエイド・ジャパン代表理事 舘山 誠
# by sportsaid | 2014-11-23 23:33
「手作りの味にこだわり、遊び心を忘れず、ランナーとスタッフが一体となって楽しめる大会」として立ち上げた真夏の祭典・奥武蔵ウルトラマラソン。真夏の暑い時期の開催にもかかわらず、多くのランナーに参加していただける大会に成長しました。いや、暑い時期だからこそ、多くのランナーに支持されるようになったと言っても過言ではありません。
 光と緑にあふれる真夏の奥武蔵は確かに輝いています。暑いなかを走るのは決して楽ではないけれど、思いっきり汗をかくことの爽快さを知っているランナーにとって、それはむしろ快感でもあります。やはり、奥武蔵は夏がいい…。
 桜が散って5月に入ると、高いところで900m近くもある奥武蔵グリーンラインは爽やかな風が吹き渡り、まばゆい新緑が目にしみるようになります。若葉色に衣替えした奥武蔵は躍動感に満ちあふれます。自然の息吹をこの時期ほど強く感じることはありません。新緑の時期こそ奥武蔵が最も美しく輝きます。
 (中略)
 私はエントリー者が799名になった一昨年あたりから、奥武蔵ウルトラマラソンの開催日として最適なのはいつか、ということを考えるようになりました。身近にいるランナーに問うと、押しなべて「奥武蔵は夏」という答えが返ってきます。が、果たして夏が最適なのでしょうか。それを判断する材料としてランナーの安全性、私たち主催者側の運営能力等の問題も入ってきます。それらを考慮したうえで総合的に判断すると、奥武蔵が最も輝く時期に開催するのが最適ではないでしょうか。
 季節感だけでいうと夏も輝いていますが、新緑の時期の方がより輝いています。しかし、奥武蔵が最も美しく輝くときは、ランナーのみならずスタッフも共に心から楽しめるときだと思っております。それが夏なのか、新緑の時期なのか、今のところ何とも言えません。それを確かめる意味でも、次回は新緑の時期に開催する予定で準備を進めております。
 (中略)
 今回、ランナーの皆様に「奥武蔵ウルトラマラソに関するアンケート」をお願いすることにしました。再来年以降の奥武蔵ウルトラマラソンの開催日については、このアンケートの回答を参考にして再度、熟考する所存です。

 以上の文章は、私が第14回奥武蔵ウルトラマラソン(2007年8月5日開催)の大会プログラムに巻頭言として寄せたものです。
 そのときのアンケートの結果は、圧倒的多数の方が「夏の奥武蔵」を望んでいました。私たちはその数字を重くみて、ランナーの皆さんが安全に大会を楽しんでいただくための私たちができる最大限の努力をして引き続き「夏の奥武蔵」でいくことを選択しました。
 それから7年経った今、着実に地球温暖化が進んでいるように思われます。
 本年7月27日に開催した奥武蔵ウルトラマラソン。私は午前7時にランナーをスタートさせた後、例年のようにレースの状況をこの目で確かめるためにコースに出ました。そして、そこで目にした光景は今までとは明らかに違っていました。まだ序盤だというのに、異様な暑さにほとんどのランナーが生気を失っているように見えました。只ならぬ状況に、このままでは深刻な事態を招きかねないという危機感を覚えました。
 この日は午後から雷雨となり、とりあえず熱中症の心配は回避されましたが、代わりに今度は落雷による危険に晒されました。幸いにして、今回は何事も起らなかったのですが、このように夏場のレースは気象的に大きなリスクを伴います。ましてや、地球温暖化が進み、異常気象が叫ばれている昨今では尚更です。時期に関係なく、どんなに注意を払っても事故は起きます。しかし、確率的に猛暑、落雷の危険因子が存在する夏場のレースは格段なのです。ならば、その対策を徹底的に講じて大会運営にあたるべきだと言われるかも知れません。が、自然の大きな力には如何ともし難いものがあります。
 先のスポーツエイド・ジャパン運営会議であらゆる角度から検討した結果、第22回奥武蔵ウルトラマラソンは2015年6月7日(日)に開催することとさせていただきました。今後、「真夏のオクム」は「初夏のオクム」に変わります。
 「真夏の祭典」という代名詞をいただきながら、そして多くの方たちから真夏のウルトラマラソンとして支持されてきたにもかかわらず、あえて開催時期を変えるということに正直言って私自身、かなり抵抗がありました。しかし、これからもこの大会を継続させていくためには、やはりこの際思い切って開催時期の変更に踏み切った方がいいという結論に達しました。重大な事故が起きてからでは遅いのです。真夏のオクムを楽しみにしている方たちには申し訳なく思いますが、どうか事情をご理解のうえ、引き続き「初夏のオクム」にご参加くださいますようお願いいたします。
 梅雨に入る前のオクムは躍動感にあふれ、最も輝いています。ランナーの皆さんも、来年からはそんなオクムで大いに躍動し、輝いてください。
 なお、第22回奥武蔵ウルトラマラソンのエントリー受付は本年12月下旬、もしくは明年1月上旬に開始する予定です。装いを新たにした「初夏のオクム」へのお越しをスタッフ一同、心からお待ちしております。

NPO法人スポーツエイド・ジャパン代表理事 舘山 誠
# by sportsaid | 2014-10-22 09:30
 既成概念にとらわれず、それぞれが持つ個性、感性で、思いのまま織るのが「さをり織り」。障がいを持つ人(チャレンジド)たちが自立と社会参加をめざして心を込めて織った「さをり織り」は、とても素敵な作品であふれています。
 宮城県石巻市のNPO法人輝く仲間チャレンジドは、3年前の東日本大震災でその「さをり織り」を織る作業所を失いました。私たちは、彼らが1日も早く安心して活動できる作業所再建のために、私たちが主催する本年4月20日以降の大会に「こころ・さをり募金箱」を設置し、それに応えていただいた方々に感謝の印として「さをり織りコースター」を差し上げることにしました。結果、今まで約20万円の温かいお心をいただきました。本当にありがとうございました。この場を借りて深く感謝いたします。

 つい先日、多くの方たちのご協力のおかげで、来年の4月以降にはなりますが、彼らの新しい作業所着工の目途が何とかついたという嬉しい知らせが届きました。
 しかしながら、今なお復興がままならない被災地での活動は、まだまだ厳しい状況にあると言わざるを得ません。私たちは今後も、彼らの支援活動を続けていく所存でおります。今後とも、よろしくご協力のほどお願いいたします。

             NPO法人スポーツエイド・ジャパン代表理事 舘山 誠
# by sportsaid | 2014-08-15 16:36