『ムサッシーのブログ』を記載します。


by sportsaid

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 夢と可能性を求めて「川の道」を走り続けていたひとりのランナー。一昨年、「荒川~千曲川ステージ270km」で3位入賞。昨年は「日本横断ステージ520km」に挑戦するも、394km地点で無念のリタイヤ。今年は、そのリベンジに燃えていました。しかし、断じて許すことができない悪質なドライバーによって、そのランナーが抱いていた思いを絶たれてしまいました。
 
 事故は5月1日午前2時5分頃、埼玉県寄居町末野・秩父鉄道波久礼駅周辺(スタートから約109km地点)の国道140号線上で起きました。反射材、点滅灯を誰よりも多く身につけていたにもかかわらず、飲酒運転による車にはねられてしまいました。
 飲酒運転が後を絶ちません。どうしてでしょうか。どうして、飲酒して運転するのでしょうか。どうして、警察は飲酒運転を徹底的に取り締まれないのでしょうか。何とかして欲しいです。
 歩行が禁止されてない国道なのにどうして歩道、もしくは路側帯がないのでしょうか。行政はこのことをどうみているのでしょうか。何とかして欲しいです。

 今年で7回目を数える日本横断「川の道」フットレースは、この事故後にレース続行困難と判断し、中止とさせていただきました。
 本レース完走に向けて、早くから準備を進めていたランナーの皆様、本レースを心から楽しみにしていてくれたランナーの皆様には、本当に申し訳なく思っております。何卒、ご容赦ください。
 なお、参加料については、レース中止決定時にコース上にいたランナーと、まだスタートしていない「千曲川~信濃川ステージ255km」にエントリーしているランナーに全額返金させていただきます。

 事故の翌日、埼玉県警本部交通規制課警部らと会談し、より安全性を高めたうえでの来年度以降の大会続行を了解していただきました。
 どんなに注意を払っても交通事故はふりかかってきます。特に今回のような悪質なドライバーがいる限り、その可能性が存在します。そのことを今回の輪禍に巻き込まれたランナーが身をもって教えてくれました。しかし、その可能性を極力抑えることはできる筈です。私たちはそのための対策を充分に講じていかなくてはなりません。彼が鳴らしてくれた警鐘を決して無駄にしてはなりません。二度と犠牲者を出してはならないのです。このことは、参加ランナー、大会主催者が一緒になって取り組んでいかなくてはならない重要課題だと思っております。ランナーの皆様にもご協力をお願いする次第です。


 あなたは、今も日本海に向けて走り続けているのでしょうか。あなたは、素晴らしき「川の道」中毒ランナー。あなたに、永久ナンバーカード81を捧げます。これからは、このナンバーでずーっと「川の道」を走っていただきます。だから、あなたに「さよなら」は言いません。来年も「川の道」でお会いしましょう。再来年も、3年後も。「川の道」が続く限り。


                              日本横断「川の道」フットレース実行委員長
                              NPO法人スポーツエイド・ジャパン代表理事
                                                   舘山 誠
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by sportsaid | 2011-05-11 18:47