『ムサッシーのブログ』を記載します。


by sportsaid

<   2009年 09月 ( 1 )   > この月の画像一覧

 今年で14回目を数える「雁坂峠越え秩父往還走」ですが、今回はかつてない好天に恵まれました。出走されたランナーの皆さんと雁坂小屋に登ったスタッフの皆さんは、標高2082mの雁坂峠から見る富士山にさぞ感動されたことでしょう。
 それにしても、大会当日は爽やかなランニング日和でしたね。時間内完走率は67%に及び、総合1位の飴本選手は14時間台のとてつもない大会新記録を樹立しました。因みに2位の梅澤選手も大会新記録でした。また、今回新たに永久ナンバーバーカードを取得したランナーは51名に及びました。「雁のみち」を旅してくれたランナーの皆さん、そして夜を徹してランナーのサポートにあたってくれたスタッフの皆さん、本当にお疲れさまでした。ありがとうございました。
 
f0170360_11294283.jpg 毎年、前記大会(本番の大会)の2週間前(今年は9月6日)に「雁坂峠越えトレイルマラニック」を開催しています。このイベントは、特にこれからトレイルランニングに取り組んでみたい方、および本番の大会に挑戦される方を対象とした練習会的なもので、今年は52名のランナーが参加してくれました。また、私たち主催者側はこのイベント時に、コースとなる登山道の整備、および本番で第2エイドステーション(CP2)となる「雁坂小屋」への飲食料の荷上げ作業を行っています。今年も多くのランナーの皆さんに荷上げを手伝っていただきました。お陰さまで、本番の準備が整いました。ご協力に心から感謝いたします。

 息つく間もなく、本番の大会前日。今年から開会式に加えて前夜祭を行うことにしました。会場はなんと甲府市内でも最上級クラスの「ホテル談露館」。ちょっと戸惑ったランナー、スタッフもいらしたようです。
f0170360_11313011.jpg
大会前日受付直前。さー、笑顔で選手を迎えましょう。









f0170360_11331065.jpg
開会式会場風景










f0170360_1135486.jpg
競技説明に耳を傾ける選手たち。









 前夜祭は「カーボローディングパーティー」ということで食事の用意をさせてもらいましたが、さすがランナー、またたく間に料理を平らげてしまい、急遽、追加料理をオーダーする始末。来年は「質より量」をもっと徹底させなくては。
f0170360_1144924.jpg
前夜祭「カーボローディングパーティ」風景









f0170360_11452582.jpg
スタッフ一同、選手の皆さんへご挨拶。









 で、皆さん、会場の雰囲気はいかがでしたか? 会場を盛り上げようと「チャイナドレス」等に身を包んで接待にあたってくれた女性スタッフ陣には、ぜひ拍手を送ってくださいね。

 さて、大会当日夜明け前、「雁のみち」の始点・甲府駅北口にランナーが続々と集まり出しました。迎えるスタッフは、自慢の「綺麗どころ」。スタート地点は徐々に盛り上がっていきます。
f0170360_115367.jpg
当日受付担当の「綺麗どころ」。









f0170360_11552545.jpg
スタート地点に集結したランナーたち。









f0170360_11581785.jpg
スタート前の記念写真。勢揃いした161名のランナーに圧倒されました。









f0170360_1203111.jpg やがて夜も明け、時計の針は午前6時を指しました。そして、スタートの合図とともに161人(エントリーは178人)のランナーはそれぞれの思いを胸に、雁坂峠を越えて川越へと続く「雁のみち」に第1歩を踏み出しました。空には雲ひとつありません。まさに「いい日、旅立ち」です。


f0170360_1231745.jpg 全長143kmに及ぶこの大会のコースは、3つの区間に分けることができます。まずは序盤、登山道までの35kmは840m登るロード、次に標高2082mの峠を登り下りする16kmの登山道、後半はゴールまでの92kmのロードということになります。どうです、なかなか手強いでしょう。100kmを完走できたので、143kmの雁坂峠越え秩父往還走も多分いけるでしょう、という訳にはいきませんよ。第1エイド(33.3km地点)には余裕で入りたいところです。
f0170360_1265735.jpg 今年参加された方は本当にラッキーですね。雁坂峠からこんなにくっきり富士山が見えたのは初めてです。













f0170360_1210575.jpgf0170360_1211729.jpg第2エイド(42km)は雁坂峠から秩父側に少し下ったところにある雁坂小屋。チアリーダー姿のおネエの熱烈歓迎にランナーは困惑気味。
 ここからの長い下りは、トレイルランニングを満喫できます。

f0170360_12181711.jpg 下山して1.5kmほどで第3エイド(52km)。ここではお馴染みの「ムサッシー特製カレー」に加えて、これまた特製のスープを召し上がっていただきました。あるランナーの「涙が出るほど旨い」という言葉にムサッシーは有頂天。素直に嬉しいっす。
 腹ごしらえをしたランナーの皆さん、ゴールの川越はまだまだ先、これからが勝負ですよ。


f0170360_1224311.jpgf0170360_12253330.jpg 第4エイド(67.5km)の素麺とレーズンロールハムサンドも美味しかったでしょう。
 30番手あたりが第5エイド(85km)に到着する頃に陽が落ちました。これからは夜の行軍となります。雑炊とお汁粉をしっかり食べて、ナイトランに備えてくださいな。
f0170360_12275315.jpgf0170360_12282414.jpg 第6エイド(99.3km)の周囲は真っ暗でも、ここのスタッフは賑やか。少々寒くなってきたところへ、特製ラーメン。喜ばれました。
 第7エイド(110.2km)のロックガーデンカフェには「綺麗どころ」が集結。美女が差し出す月見うどんと炊き込みご飯の味は格別でしょう。
 第8エイド(124.6km)のメインメニューは「いくら茶漬け」&「いくら山かけ丼」。胃の調子がおかしくなって「食べれなーい」ランナーはお気の毒です。来年は胃腸も鍛えてきてね。

 さー、残すところあと18.4km。でも、ここからが正念場なんです。辛い思いをしないランナーは恐らくいない筈です。多くのランナーは嫌というほど苦痛に苛まれます。だからこそ味わえる、ゴールしたときの極上の解放感と達成感。ムサッシーもこのレースを完走しているので、よく分かります。ゴールに入ってくるランナーをとても羨ましく思います。
f0170360_12302030.jpgf0170360_1231465.jpg















 今回、大会記録を大幅に更新して総合優勝の栄冠を収めた飴本義一選手(No.169)、女子で初優勝に輝いたイタキチさんこと雨宮有子選手(No.215)、知的障害をもちながらも見事完走を果たした副島百年選手、ほか完走された皆さん、本当におめでとうございます。
 残念ながら、ゴールまで届かなかった方々、スタートラインに立てなかった方々、次回はぜひ「雁のみち」を心地よく駆け抜けてください。

 原始の昔より、人々の往来の歴史を脈々と刻んできたといわれる雁坂峠越え秩父往還は、「日本の道百選」にも選ばれています。ムサッシーはこのロマンあふれる「雁のみち」で大会を続けてこられたことに深い喜びを感じております。この大会に関わっていただいている多くの方々に深謝いたします。
 最後になりましたが、写真をご提供いただいたヤナギ~、真後 亘さん、前田善次さん、和田 亮さん、武田純一さん、ありがとうございました。
[PR]
by sportsaid | 2009-09-30 12:34