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『ムサッシーのブログ』を記載します。


by sportsaid

本州縦断・青森~下関1521kmフットレースで驚異的な記録が生まれる!

我が国最大の島・本州の形状は北東から南西方向に湾曲しているため、外湾側(太平洋側)と内湾側(日本海側)とでは距離に大きな差があります。
私たちが主催する「本州縦断・青森~下関1521kmフットレース」は、基本的に日本海側の国道7、8、9号線をたどるものとし、その全長は1521kmで青森市から山口県下関市までのほぼ最短距離にあたります。
なお、本レースの競技期間は、4月1日~10月31日の間であれば参加者の都合で自由に設定できるものとしていますが、2ヶ月経過した現在、すでに縦断ステージ2名(今 正寛さん、大川 竹志さん)、R7ステージ(青森~新潟間430km)3名(深澤 賢二さん、和田 亮さん、中込 雄二さん)、R8~9ステージ連続走(新潟~下関間1093km)1名(吉澤 圓さん)が見事完走を果たしています。
そのなかに、特筆すべき記録をたたき出したランナーがいます。弱冠21歳(過去の挑戦者のなかでも最年少)の今 正寛さん(青森市在住)が縦断ステージを498時間11分の驚異的なタイムで走り抜きました。
本来、超長距離走は並外れた体力、走力を持ち合わせていても経験や自制力等が備わっていないと如何ともし難いものがあって、それなりの年齢を重ねたランナーの方が有利とされています。が、今さんはその通例を見事に覆してくれました。
ちなみに、今さんは7月17~18日に私たちが新たに開催する「第1回みちのく津軽ジャーニーラン」にもエントリーしています。この大会には、ほかにも「川の道」や「雁坂」の優勝者、準優勝者、また24時間走の女子世界記録を持っているランナーもエントリーしているので、ジャーニーランとはいえ、大会の行方が今から楽しみです。
もう1人の本州縦断ステージ記録更新ランナーを紹介します。
昨日(6月1日)、下関に所要時間656時間55分でゴールした大川竹志さん(65歳/仙台市在住)は完走者の最高年齢を更新しました。
これで、本州縦断ステージの完走者は11人(延べ13人)になりました。

本大会に挑むランナーはまだまだ続きます。
皆さんのご健闘を、また充実した走り旅になることを心からお祈りいたします。
by sportsaid | 2016-06-02 20:53