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『ムサッシーのブログ』を記載します。


by sportsaid

「第7回奥武蔵高原スーパークロスカントリー」リポート

 11月8日の天候は晴れときどきうす曇り、ほとんど無風。気温は暑からず寒からずで、トレイルランニングレースにはこれ以上は望めないというコンディション。第7回目を迎えた奥武蔵高原スーパークロスカントリーは、このような恵まれた条件のなかでの開催となりました。
 好コンディションだと当然、完走率も上がります。制限時間内完走率は何と99.1%に及びました。やはり、多くのランナーが完走してくれると嬉しくなっちゃいますね。
 本大会は「スーパークロスカントリー」と称していますが、実際には「トレイルランニング」の範疇に入り(実は本大会を立ち上げたときにはトレイルランニングという言葉は使われていなかった)、完全な登山道がコースの半分を占めます。そして、このコースは奥武蔵の山域のなかで最も人気のある縦走路となっており、この日も多くのハイカーが入山していました。が、懸念していたハイカーとのトラブルもなく、むしろランナーを応援してくれたハイカーが多かったと聞いて、何かとても嬉しく、ありがたい気持ちでいっぱいになりました。参加された皆さんのハイカーの方に対する配慮に心から感謝です。
 この日は、私たちスタッフもとても穏やかな気持ちでランナーの皆さんのサポートにあたることができたように思います。いい一日でした。

 以下、大会の模様です。

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大会会場は西武秩父線正丸駅前広場。どうです、電車を降りるとそこが会場という大会はほかに聞かないでしょう。と、自慢。







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やがて、続々とランナーが駅の改札から出てきて、受付に向かいます。









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西武秩父線は本数が多くないので、電車が到着する度に受付に行列ができてしまいます。マナーの良い皆さん、本当に助かります。







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スタート前の集合場所は駅前広場の階段を降りたところ。最初にスタートするのは男子39歳以下、40歳代の選手たち。







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本大会を特別協賛してくれている㈱ランクスの嶋田社長の号砲で熱戦の火蓋が切られました。








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後半のスタートは女子と男子50歳代、60歳以上の部。最近、トレイルランニングを楽しむ女子が随分と増えました。歓迎すべきことです。







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10分後に後半の部もスタートしました。無理しないで秋色に染まったトレイルを存分に楽しんできてくれることを願いたいです。







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本コースの最高地点は標高851mの伊豆ヶ岳頂上。ほかに越えなければならないピークが5つあり、最大高低差も600mと、この大会のコースは思った以上に手強い。






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ここは10.3km地点の「子ノ権現天龍寺」。西暦911年に建立された古刹で、足腰の守り神としても崇められ、境内には日本一の鉄のワラジが奉納されています。ランナーにはご利益大のお寺ですよ。





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ご住職のご好意で、ここの境内に第4エイドを設置させていただいております。








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「子ノ権現」付近の紅葉。いいでしょう。風情満点でしょう。









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トップでゴールに飛び込んできたのは、一昨年の覇者・石黒崇選手。返り咲き、おめでとう。因みに、女子は星野緑選手が2連覇を果たしました。さすがです。






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ゴール付近は、とてもいい雰囲気でした。先着したランナーが後続ランナーを拍手で迎える図っていいですよね。








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ゴールした皆さんには「さち弁当」特製の小豆ご飯、豚汁、甘酒を召し上がっていただきました。喜んでいただけて幸いです。








 穏やかな日に、何の事故もなく穏やかに大会が終了したことをとても嬉しく思っております。ルール、マナーを守って大会に臨んでいただいたランナーの皆様、大会をともに支えてくれたスタッフの皆様、協賛していただいた皆様のお陰さまで、とても豊かな一日を過ごすことができました。ありがとうございました。
 この大会は、次回から奥武蔵「伊豆ヶ岳を越える道」トレイルランと名称を変えて開催していく予定です。錦秋の奥武蔵へのまたのお越しを心からお待ちしております。
 (写真:ムサッシー&島田利治、キャプション:ムサッシー)
by sportsaid | 2009-11-18 20:02