「第16回奥武蔵ウルトラマラソン」リポート
2009年 08月 12日
奥武蔵ウルトラマラソン(オクム)の代名詞は「夏の祭典」。その名に違わず、じりじりと照りつける太陽のもとで、この大会は回を重ねてきました。が、16回目にして初めて「雨天のオクム」になってしまいました。暑いどころか、むしろ肌寒かったくらいです。そのおかげか、完走率は95%を超え、また自己ベストを更新し、満足げなランナーも多数。うーん、かえって雨でよかったのか?いや、やはりオクムには「あふれる光」が欲しいですよね。本物の雨より蝉時雨のなかを走りたいですよね。皆さんに何か申し訳ない気持ちになってしまいました。雨に煙るオクムを元気に駆けめぐってくれたランナーの皆さん、本当にお疲れさまでした。あなたたちの「いつだってオクムは楽しいよ」と言ってくれた言葉、今年ほど身にしみてありがたいと思ったことはありません。本当にありがとうございました。
それから、終始、雨に濡れながら献身的にランナーのお世話をしてくれたスタッフの皆さん、本当にご苦労さまでした。皆さんの情のこもった温かいサポートに、ほとんどのランナーは感謝感激しておりました。本当にありがとうございました。
今年のオクムのエントリー者は昨年より約160名増えて1095名。加えて、この想定外の雨。にもかかわらず、大会が無事に終了したことは、とりもなおさず心優しい素晴らしきランナーたち、スタッフたちに恵まれたほかありません。重ねてお礼申し上げます。
以下、大会の模様です。
大会前日は、プレイベントとしてランニングセミナー「ランナーのためのボディケア」(赤木一恵先生)、「救急救命・AED講座」(太田 眞先生)を開催しました。
大会当日、開会式の後は恒例のエアロビによるウォーミングアップ。リードする美佳さん(鶴岡市)は何とこの4月に出産したばかり。さすが鍛えぬいたボディは違うね。
スタート前の一コマ。この大会限定でチーム編成した「ウルトラ美女部」は大会に華を添えてくれましたよね。おじさんたちは嬉しい限りです。
スタートも間近に迫りました。うん、前列左側にいるのは伊藤夕子選手とこうや君かな?伊藤選手はお子さんのあかねちゃん、こうや君の応援もあって見事、女子総合優勝に輝きました。
午前7時、過去最高の出走者が果敢にオクムの難コースへ飛び出していきました。
号砲が鳴ってから最後尾のランナーがスタートラインを跨いだのが、何と1分30秒後。第1回大会の出走者がちょうど100名だったことを思うと信じられない光景です。
ランナーがスタートして2時間ほど経過した大会会場。すでにゴールするランナーを迎える体制が整いましたが、非情にも空からポツポツと雨粒が…。
一方、多くのランナーは18km付近の鎌北湖エイドステーションを通過しています。お馴染みのウェディングドレスのお姉さんは今、到着しましたね。
その先では、バンバンクラブの熱い応援。今年も多くのB組(ブラインド)ランナーがオクムに挑戦。G組(ガイド)ランナーの皆さんも、ご苦労さまです。
32km付近の見晴台エイドに御用聞きに立ち寄る実行委員長(写真中)。左はエイド長、右は今回、実行委員長の補佐役を務めてくれた「まゆちゃん」。
そこへ、選手を先導する「ホンダトライク」(ハーレーではありませんよ)が登場。ドライバーの小谷さんも、もうすっかりオクムの顔になりましたね。
選手も続々と見晴台エイドに入ってきます。バニーちゃん、いらっしゃい。しかし、バニーちゃん、トイレのときはどうやって?と、いらぬ心配したりして。
てつこちゃんとだぐらすがヤクルトファンだとは知りませんでした。ともに今年で14回目の完走ですね。
女子選手はみんな元気。あなたたちの素敵な笑顔は、オクムをより華やかにしてくれます。
オクムの女神たちよ、いつまでもオクムで輝いてください。
忘れちゃいけない。T.O.Yの皆さんもオクムを盛り上げてくれてますよ。
最も後ろ姿を注視されたのは彼かな?
ランナーの皆さん、たとえ雨でもきちんと給水してくださいね。もちろん、給食も。オクムのエイドは種類、量とも豊富だよー。
最高齢(79歳)の斉藤 萬選手は今年も超元気。私たちの励みです。
写真中央の斉藤玉貴選手は視覚と聴覚に障害をもっていますが、今年で3年連続完走を果たしました。
見晴台エイドは復路から「居酒屋」風に様変わり。ビール?はい、はい、ありますよぉ。
ひー、いいねぇ。旨いねぇ。
店長もいい味、出してるねぇ。オクムはスタッフも楽しまなくっちゃ。
こちらは41km付近の刈場坂エイド。今年も「鴻巣楽しく走る会」のメンバーが選手に熱き心を注ぎます。
折り返しの丸山エイド。恒例のビキニギャルさん、雨のなか、ビニールを被ってよく頑張ってくれました。原始人もビキニさんをよく引き立ててくれました。「雨も肌寒さも関係ねー」と一人(一頭?)ほくそ笑んでいたのはモウくん。
まっ先にここを折り返したのは、神宮浩之選手(No.501)。神宮選手は、ここまま他にトップを譲ることなく、堂々の2連覇。おめでとう。
17時30分頃の大会会場。降りしきる雨の中、まだ多くのランナーがゴールを目指しています。そのランナーの感動のゴールを今か今かと待ち構えている仲間たち。嬉しいですね。
雨に打たれながらも笑顔でゴールに飛び込んできてくれるランナーの皆さん、あなたたちは何と強くて優しいのでしょう。「悪天候で辛い思いをさせているのではないか」と危惧していた私たちは、皆さんの笑顔に救われました。ありがとうございました。
もう一つ。今年、見事10回完走を達成したある選手が、私たちに素晴らしい贈り物を置いていってくれました。それは「奥武蔵、最高!」という言葉でした。ありがたくて思わず目頭を熱くしてしまいました。ありがとうございました。
来年は、「暑くて熱い奥武蔵」でお会いしましょう。
(写真協力:加藤正子さん、前田善次さん、栗田由希子さん)
それから、終始、雨に濡れながら献身的にランナーのお世話をしてくれたスタッフの皆さん、本当にご苦労さまでした。皆さんの情のこもった温かいサポートに、ほとんどのランナーは感謝感激しておりました。本当にありがとうございました。
今年のオクムのエントリー者は昨年より約160名増えて1095名。加えて、この想定外の雨。にもかかわらず、大会が無事に終了したことは、とりもなおさず心優しい素晴らしきランナーたち、スタッフたちに恵まれたほかありません。重ねてお礼申し上げます。
以下、大会の模様です。
大会前日は、プレイベントとしてランニングセミナー「ランナーのためのボディケア」(赤木一恵先生)、「救急救命・AED講座」(太田 眞先生)を開催しました。
大会当日、開会式の後は恒例のエアロビによるウォーミングアップ。リードする美佳さん(鶴岡市)は何とこの4月に出産したばかり。さすが鍛えぬいたボディは違うね。
スタート前の一コマ。この大会限定でチーム編成した「ウルトラ美女部」は大会に華を添えてくれましたよね。おじさんたちは嬉しい限りです。
スタートも間近に迫りました。うん、前列左側にいるのは伊藤夕子選手とこうや君かな?伊藤選手はお子さんのあかねちゃん、こうや君の応援もあって見事、女子総合優勝に輝きました。
午前7時、過去最高の出走者が果敢にオクムの難コースへ飛び出していきました。
号砲が鳴ってから最後尾のランナーがスタートラインを跨いだのが、何と1分30秒後。第1回大会の出走者がちょうど100名だったことを思うと信じられない光景です。
ランナーがスタートして2時間ほど経過した大会会場。すでにゴールするランナーを迎える体制が整いましたが、非情にも空からポツポツと雨粒が…。
一方、多くのランナーは18km付近の鎌北湖エイドステーションを通過しています。お馴染みのウェディングドレスのお姉さんは今、到着しましたね。
その先では、バンバンクラブの熱い応援。今年も多くのB組(ブラインド)ランナーがオクムに挑戦。G組(ガイド)ランナーの皆さんも、ご苦労さまです。
32km付近の見晴台エイドに御用聞きに立ち寄る実行委員長(写真中)。左はエイド長、右は今回、実行委員長の補佐役を務めてくれた「まゆちゃん」。
そこへ、選手を先導する「ホンダトライク」(ハーレーではありませんよ)が登場。ドライバーの小谷さんも、もうすっかりオクムの顔になりましたね。
選手も続々と見晴台エイドに入ってきます。バニーちゃん、いらっしゃい。しかし、バニーちゃん、トイレのときはどうやって?と、いらぬ心配したりして。
てつこちゃんとだぐらすがヤクルトファンだとは知りませんでした。ともに今年で14回目の完走ですね。
女子選手はみんな元気。あなたたちの素敵な笑顔は、オクムをより華やかにしてくれます。
オクムの女神たちよ、いつまでもオクムで輝いてください。
忘れちゃいけない。T.O.Yの皆さんもオクムを盛り上げてくれてますよ。
最も後ろ姿を注視されたのは彼かな?
ランナーの皆さん、たとえ雨でもきちんと給水してくださいね。もちろん、給食も。オクムのエイドは種類、量とも豊富だよー。
最高齢(79歳)の斉藤 萬選手は今年も超元気。私たちの励みです。
写真中央の斉藤玉貴選手は視覚と聴覚に障害をもっていますが、今年で3年連続完走を果たしました。
見晴台エイドは復路から「居酒屋」風に様変わり。ビール?はい、はい、ありますよぉ。
ひー、いいねぇ。旨いねぇ。
店長もいい味、出してるねぇ。オクムはスタッフも楽しまなくっちゃ。
こちらは41km付近の刈場坂エイド。今年も「鴻巣楽しく走る会」のメンバーが選手に熱き心を注ぎます。
折り返しの丸山エイド。恒例のビキニギャルさん、雨のなか、ビニールを被ってよく頑張ってくれました。原始人もビキニさんをよく引き立ててくれました。「雨も肌寒さも関係ねー」と一人(一頭?)ほくそ笑んでいたのはモウくん。
まっ先にここを折り返したのは、神宮浩之選手(No.501)。神宮選手は、ここまま他にトップを譲ることなく、堂々の2連覇。おめでとう。
17時30分頃の大会会場。降りしきる雨の中、まだ多くのランナーがゴールを目指しています。そのランナーの感動のゴールを今か今かと待ち構えている仲間たち。嬉しいですね。
雨に打たれながらも笑顔でゴールに飛び込んできてくれるランナーの皆さん、あなたたちは何と強くて優しいのでしょう。「悪天候で辛い思いをさせているのではないか」と危惧していた私たちは、皆さんの笑顔に救われました。ありがとうございました。
もう一つ。今年、見事10回完走を達成したある選手が、私たちに素晴らしい贈り物を置いていってくれました。それは「奥武蔵、最高!」という言葉でした。ありがたくて思わず目頭を熱くしてしまいました。ありがとうございました。
来年は、「暑くて熱い奥武蔵」でお会いしましょう。
(写真協力:加藤正子さん、前田善次さん、栗田由希子さん)
by sportsaid
| 2009-08-12 18:26