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『ムサッシーのブログ』を記載します。


by sportsaid
長らくお待たせしました。第19回雁坂峠越え秩父往還走の概要を発表させていただきます。
従来、本大会の山間部のコースは山梨市三富地区・道の駅みとみ付近から某私有地内にある登山道を通って雁坂峠~雁坂小屋~突出峠を経由し秩父市川又に至る、すなわち本来の秩父往還を辿っていました。が、一昨年から某私有地内での大会開催が困難となったため、前回は雁坂トンネル避難坑~奥秩父トンネルを通り抜け、埼玉県側の黒岩尾根経由で雁坂小屋に出るコースにて実施しました。
さて、本年の大会は関係機関の方針、また将来的なことも踏まえたうえで検討を重ねた結果、別紙・概要書のごとく、甲府駅前をスタートして道の駅みとみに到着した時点で一旦時計を止め、大会専用バスにて雁坂トンネル本坑を通過して埼玉県「出会いの丘」駐車場で下車、そこからリスタートするという形をとることにしました。
それに伴い、大会専用バスの借り上げ、また記録計測の円滑化を図るためにICチップによる自動計測システムを導入することになりましたので、大会参加料を1000円値上げさせていただくことをご了承ください。
今回の途中で一時レースを中断する形に対して不満を持たれる方もおられると思いますが、あらゆることを考え合わせると現時点ではこの方法が妥当だと思われるので、雁坂を愛して止まない皆さまには、この度の事情をご理解のうえ、今年の「雁のみち」を楽しんでいただきたく存じます。
私はこの大会に極めて強い思い入れを持っています。決して、雁坂の灯を消してはならないと思っています。皆さまとともに、この大会を守り続けていくことが私の切なる願いです。これからも、雁坂と、また私たちとよろしくおつき合いいただければ幸いです。
              大会長/スポーツエイド・ジャパン代表理事 舘山 誠
# by sportsaid | 2016-06-08 11:35
我が国最大の島・本州の形状は北東から南西方向に湾曲しているため、外湾側(太平洋側)と内湾側(日本海側)とでは距離に大きな差があります。
私たちが主催する「本州縦断・青森~下関1521kmフットレース」は、基本的に日本海側の国道7、8、9号線をたどるものとし、その全長は1521kmで青森市から山口県下関市までのほぼ最短距離にあたります。
なお、本レースの競技期間は、4月1日~10月31日の間であれば参加者の都合で自由に設定できるものとしていますが、2ヶ月経過した現在、すでに縦断ステージ2名(今 正寛さん、大川 竹志さん)、R7ステージ(青森~新潟間430km)3名(深澤 賢二さん、和田 亮さん、中込 雄二さん)、R8~9ステージ連続走(新潟~下関間1093km)1名(吉澤 圓さん)が見事完走を果たしています。
そのなかに、特筆すべき記録をたたき出したランナーがいます。弱冠21歳(過去の挑戦者のなかでも最年少)の今 正寛さん(青森市在住)が縦断ステージを498時間11分の驚異的なタイムで走り抜きました。
本来、超長距離走は並外れた体力、走力を持ち合わせていても経験や自制力等が備わっていないと如何ともし難いものがあって、それなりの年齢を重ねたランナーの方が有利とされています。が、今さんはその通例を見事に覆してくれました。
ちなみに、今さんは7月17~18日に私たちが新たに開催する「第1回みちのく津軽ジャーニーラン」にもエントリーしています。この大会には、ほかにも「川の道」や「雁坂」の優勝者、準優勝者、また24時間走の女子世界記録を持っているランナーもエントリーしているので、ジャーニーランとはいえ、大会の行方が今から楽しみです。
もう1人の本州縦断ステージ記録更新ランナーを紹介します。
昨日(6月1日)、下関に所要時間656時間55分でゴールした大川竹志さん(65歳/仙台市在住)は完走者の最高年齢を更新しました。
これで、本州縦断ステージの完走者は11人(延べ13人)になりました。

本大会に挑むランナーはまだまだ続きます。
皆さんのご健闘を、また充実した走り旅になることを心からお祈りいたします。
# by sportsaid | 2016-06-02 20:53
 まずは、第12回日本横断「川の道」フットレースにエントリーいただいた皆様に厚く御礼申し上げます。
 さて、本大会520kmの部はA優先エントリー者63名(招待選手1名を含む)、B優先エントリー者86名、都合149名となりました。
 当初、520kmの部の定員を120名としていましたが、キャンセル見込者数、私たち主催者側の本大会運営能力等から改めて算出したエントリー受理者数を135名に引き上げました。
 したがいまして、B優先エントリーされた方のなかから72名の方をNPO法人スポーツエイド・ジャパン監事による厳正なる抽選にて12月22日に選出させていただきました。
 結果、14名の方に第12回大会の参加をお見送りいただくことになりました。その方々には、せっかくのお気持ちに対し本当に申し訳なく思っております。何とぞ、今回の事情をご理解のうえ、平にご容赦くださいますようお願いいたします。
 なお、第13回大会ではA優先エントリー者となりますので、2017年度にぜひ「川の道」を旅してください。
 また、12月28日が応募締切りとなっている255kmの部に再エントリーすることが可能ですが、その場合は第13回大会ではB優先エントリー者になることをご了解ください。

 255kmの部の12月22日現在のエントリー者は、定員40名のところ85名となっておりますので、まことに恐縮ですが、こちらは12月29日に抽選させていただきます。
 なお、255kmの部は半数以上の方に参加をお見送りしていただくことになりますが、現時点では第13回大会のエントリー方法についてここで述べるまでには至っておりません。しかしながら、今回の参加が叶わなくなっても、いずれ必ず「川の道」の旅ができるようにさせていただきます。

 2016年度の「川の道」参加をお見送りいただくことになる皆様には、今回のことに懲りずに今後とも「川の道」とよろしくおつき合いくださいますようお願い申し上げます。

               日本横断「川の道」フットレース大会長 舘山 誠
# by sportsaid | 2015-12-22 12:46
 第12回日本横断「川の道」フットレースのエントリーに関するお知らせです。
 520km(フル)の部は、12月11日16時の時点でA優先約60名を含むエントリー者数が定員枠を超えております。したがいまして、2次募集(優先権を有していない方のエントリー)は実施しないことになりました。
 2次募集の実施を願っていた方にはまことに申し訳なく思っております。次回は、一般エントリー枠も確保できるようにさせていただきます。
 なお、255km(ハーフ)の部のエントリー者数は定員40名のところ、すでに59名となっておりますので、12月29日に抽選させていただくことをご了解くださいますようお願いいたします。

 実に多くの愛すべきウルトラランナーに「川の道」の旅を希望していただいていることに対し、本当にありがたく思っております。同時に、そのような方全員のせっかくのお気持ちに応えられないことに心痛の思いでおります。どうかご容赦くださいますよう切にお願いいたします。(大会長 舘山 誠)
# by sportsaid | 2015-12-11 17:09
 「雁のみち」の一部を雁坂トンネルの避難坑を抜け、黒岩尾根から雁坂小屋に至るコースに変更しての開催となった今大会。ランナーとスタッフの誰もが、雁坂の灯を消してはならいという思いを共有してこの大会に臨んでくれたからこそ、本大会が無事に、そして盛会裡に終了したものと存じます。改めて、この大会に関わっていただいたすべての方たちに厚く御礼申し上げます。
 さて、今回のコース変更により、道路管理者、所轄警察署、環境事務所等から多くの規制があったこと、またコースの全長が11km延びたことから、さらに厳しいレース展開になったことは明らかでした。が、その分、かつてない多くの感動をいただきました。

 ナンバーカード528 招待選手の大越一彦さん。あなたはレース途中で体調を崩し、足が止まってしまったにもかかわらず、見事完走を果たしてくれました。
 市民ランナーといえど、特に実力のあるランナーは不本意な姿を晒したくない、また次のレースのためにダメージを最小限に抑えようとする心理が働いて、調子が悪いときは早々にリタイヤという図が一般的です。でも、あなたはそれをしなかった。恐らく、何としてでもゴールしなければという思いしかなかったのでしょう。
 その理由の一つに、あなたを招待した私たち主催者側に報いるためにも途中でレースを投げ出すことを許せなかったのだと思っています。
 昨年、初参加で優勝の栄冠を手中にしたあなたも格好よかったけど、今年のあなたはその何倍も格好よかったです。

 それから、あえて出走しなかったナンバーカード385 松崎光陽さん。あなたは今年も大会前日の開会式会場にいつものように姿を現しました。そして、熱心に競技説明に耳を傾けてくれていた筈。なのに、いや、だからこそあなたはスタートラインに立ちませんでした。
 開会式終了後「宿泊すると絶対走ってしまうから」と、その日のうちに大会本部にDNSのメッセージを送り、甲府のホテルを出て帰宅したことを、後日、あなたのフェイスブックで知りました。
 不注意で古傷を再発させてしまった身では、一層厳しくなったコースを完走する自信がなかったことも大きな理由だとは思いますが、もう一つ、今大会の置かれた立場を考えると絶対に迷惑をかけてはならない、「途中でリタイヤしてもいい、とにかく行けるとこまで行ってみよう」などという甘い気持ちで出走してはならないと決めてとった措置だったと思っています。あなたの配慮あるDNSに心から拍手を送りたいと思います。

 今年も、ほとんどのランナーをゴールでお迎えさせていただき、感動、感動の連続でした。
 「さらに手強くなった雁のみち」をズタボロになりながらも頑張り抜いてゴールにたどり着いたランナーたち。雁坂をこよなく愛してくれているランナーたち。みんな我が子のように愛しく、その姿が滲んで見えてしようがありませんでした。本当にありがとうございました。
 また来年、皆さんと「雁のみち」の旅ができることを切に願っております。

                              大会長 舘山 誠
# by sportsaid | 2015-09-26 14:31