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あれから1年、これからの1年

 忘れてはならない2011年3月11日、あれから1年の歳月が流れました。
 あのとき、私の故郷と同じ東北地方で起きた大惨事に居ても立ってもいられなくなり、そして訪れた宮城県石巻市。そこで目の当たりにしたあまりにも悲惨な光景に、私もまた息を飲みました。帰途につくなか「私たちができること、私たちでなければできないこと」を実行していかなければならないという思いをより強くしました。
 以来、私たちが開催を予定していたすべての大会を実施し、チャリティー販売の売上金や寄付金のほかに、大会で得られた収入のなかから「今、私たちの支援を最も必要としている弱い立場にある施設」であると思われた宮城県石巻市の障がい者地域活動支援センター「NPO法人輝くなかまチャレンジド」、無認可保育園「タンポポ」、宮城県名取市の障がい者支援事業所「社会福祉法人みのり会」に復興支援金を毎月送り続けてまいりました。また、大会時にお持ちいただいたTシャツ等の物資を届けることもできました。
 こうした活動を年間を通して続けてこられたことは、ひとえに私たちが主催する大会にご参加いただいた皆様、私たちの活動に賛同していただいた皆様のご協力があってこそと深謝しております。本当にありがとうございました。
 私たちは、これからの1年も引き続き同じような形で被災地を支援していく所存でおります。また、本来の目的である「多くの人々にランニング、ウォーキング、登山を主とした生涯スポーツをより楽しんでいただく」ためにも、さらなる前進を図りたいと思っております。
 2012年度は、新たに以下に示す大会を開催することになりました。

・第1回トレイルフルマラソン・チャンピオンシップin宮沢湖(3月20日開催)
・第1回新緑の奥武蔵もろやまトレイルラン(5月13日開催)
・第1回日本百名山・両神山麓トレイルラン(5月27日開催)

 ほかに、8月27日に開催する「雁坂峠越えトレイルマラニック&雁坂トンネル・ランウォーク」に雁坂峠~水晶山~古礼山~雁峠へと続く2000m級の稜線(クリスタルトレイル)をコースとする種目を追加したいと考えております。なお、この稜線は国立公園特別保護区に指定されているので、あくまでも環境保全を大前提としたうえで準備を進めていかなくてはならないと思われます。
 また、この種の大会を通して多くの人たちに環境を保護することの意義、そのためにはどのように行動しなくてはならないかを知っていただくことも必要だと思っております。
 今年は、私たちにもう一つ大きな課題があります。
 昨年5月1日、「川の道」フットレースで発生した交通事故。断じて許すことができない飲酒ドライバーによって私たちのかけがえのない大事な仲間が命を落としました。私たちは、このような悲しい事故に二度と遭ってはなりません。飲酒運転を許してはなりません。ランナーと私たち主催者サイドがともに交通安全について確認し合い、極めて安全なレースづくりをしていくことが必須です。
 「川の道」にエントリーされている皆様、今年は永久No.81の瀬田晃選手とともに安全に、そして笑顔で「川の道」を旅しましょう。
 私たちは、これからの1年を希望と喜びに満ちた年にするために、私たちがすべき事業を展開していきます。今年も、よろしくおつき合いくださいますようお願いいたします。   

                       2012年3月11日  スポーツエイド・ジャパン代表 舘山 誠

# by sportsaid | 2012-03-27 01:22 | ムサッシーの伝言板

2012年の新しい試み あれこれ

 激動の2011年もいよいよ押し詰まってまいりました。東日本大震災、そして「川の道」の事故…。今年は本当に辛い出来事が続けて起きてしまいました。私たちは、来る2012年は夢と希望に満ちた豊かな年であることを願い、より楽しめる「大会づくり」に今まで以上に励んでいきたいと思っております。
 さて、我がスポーツエイド・ジャパンの2012年度の新しい試みを紹介します。
 3月20日(火・祝日)に新規大会として開催する「第1回トレイルフルマラソン・チャンピオンシップin宮沢湖」は、お馴染み飯能市・宮沢湖の林間トレイル(1周5.85km)を約7周します。42.195kmぴったりのトレイルランニングレースは、恐らくこの大会が初めて(?)だと思われますので、新しいもの好きランナーはぜひご参加ください。
 次に8月26日(日)に開催を予定している「奥秩父2,000m級稜線クリスタルトレイルラン」(仮称)。コースは山梨市・道の駅みとみ~日本三大峠・雁坂峠~水晶山~古礼山~雁峠~広瀬湖~道の駅みとみ(全長約23km)で、特に雁坂峠~雁峠間の2,000級の稜線トレイルはすべてにおいて極上です。なお、このレースは昨年から始めた「雁坂トンネルランウォーク」(今年は電力の問題で中止)と併催することになります。
 そのほか、地元毛呂山町や埼玉県小鹿野町両神地区でもトレランレースを実施すべく準備を進めております。開催時期は両大会とも新緑期(5月)が有力です。因みに、今年5月に開催した「12時間走in所沢」は、事情により来年から実施しないことにしました。
 最後に我がスポーツエイド・ジャパンの柱となる「奥武蔵ウルトラマラソン」についてお伝えします。
 まず開催日ですが、安全性等の問題から思い切って5月に移すことも真剣に考えましたが、やはり、多くのランナーの要望に応えて例年通り8月第1日曜日とします。そして、安全性を高める対策として従来の種目に60km前後のショートコースを加えて2種目とし、主催者が定める条件を満たしたランナーに限って従来コースに参加できるという方式をとることにしたいと思っております。また、一般の方との摩擦を避けるために、一部コースを変更する方向で動いております。
 ほかの大会については、基本的には従来通りの形での開催となりますが、開催日を若干変更する大会が出てくるかも知れません。その場合は、なるべく早い時期にご案内いたします。
 2012年も、スポーツエイド・ジャパン主催大会を大いに楽しんでいただければ幸いです。
 
                                 スポーツエイド・ジャパン代表 舘山 誠


# by sportsaid | 2011-12-03 12:13 | ムサッシーの伝言板

伊藤夕子選手、「サロマ100km」で3位。再び世界へ

 我がクラブの伊藤夕子さん(埼玉県春日部市)は、6月26日に開催された「第26回サロマ湖100kmマラソン」女子登録の部で堂々3位入賞を果たしました。これで、昨年のIAU100km世界選手権ジブラルタル大会に引続き、今年9月のオランダ大会、来年4月のイタリア大会の日本代表選手の切符をほぼ手中に収めました。なお、今回の記録は7時間59分15秒で、IAU公認標準記録A(8時間30分以内)を大きく上回っています。
 伊藤さんは昨年9月に開催された「神宮24時間走」でも見事優勝(記録:213.932km)に輝きました。が、そのときの疲れを残したままの前回100km世界大会出場だったため、納得のいくレースができなかったようです。そのリベンジに燃えている彼女は、今年9月、来年4月の大会では万全の体調で、きっと快走してくれることでしょう。会員の皆さんの応援、よろしくお願いします。


   第5回神宮外苑24時間チャレンジ(2010年9月)では、暑さを克服した見事な走りでした。

# by sportsaid | 2011-06-28 12:11 | 武蔵UMC通信

「第6回戸田・彩湖フルマラソン&ウルトラマラソン」リポート

 第6回目を迎えることになった「戸田・彩湖フルマラソン&ウルトラマラソン」は、NPO法人スポーツエイド・ジャパンの年度始めの主催大会になります。2011年のシーズンイン!です。
 大会当日の朝は、いつ降ってもおかしくないような曇り空に加え、強い風がグラウンドの砂を舞い上げ、湖面を波立たせていました。満開になったばかりの桜も散らぬように耐えているようでした。
 70kmの部352名(エントリー455名)、フルマラソンの部856名(エントリー1364名)のランナーが、スタートを切りました。強い風は向かい風となってランナーの足を止めそうなほどでしたが、縦長の形の彩湖では、方向が違うと追い風となってランナーの背中を押してくれたようです。フルマラソンは9周、70kmは15周回します。初めて42.195kmや70kmの距離に挑戦、自己記録の更新など、それぞれ目標や思いを胸に、強風のなかで戦っているようでした。
 昨年の70kmの部女子総合優勝の江田良子選手が自身の持つ女子記録を更新、5時間24分02秒で連覇! また、ゲストランナーであるトレイルランニングの雄・奥宮俊祐選手がコースレコードとなる4時間52分27秒を叩き出しました!


東日本大震災と天候の影響で、不参加者が多いのではと心配しましたが、それは杞憂に終わりました。ランナーが続々来場! よかったぁ。








レース前。準備中のスポーツエイド・ジャパン自慢のエイドステーション。ん、なぜかここに、ゲストランナーの福田六花先生が、、、。








まずは70kmウルトラマラソンの部がスタートします。スタートラインにはゲストランナーの奥宮俊祐選手、江田良子招待選手(写真左)、伊藤夕子招待選手(写真右)が勢揃い。







強めの風も何のその。予定通り9時に70kmの部がスタートしました。70kmの部も年々、着実に参加者が増えてくれています。ありがたいことです。







 
10時スタートのフルマラソン。スタートゾーンに入ったランナーたちは、横を駆け抜けていく70kmの部のランナーにエールを送ります。とても、いい図ですよね。







フルマラソンにエントリーしてくれたのは1364人。もちろん、私たちが主催する大会のなかでは最大の数字です。ずーっと後方まで続くランナーをみて感激してしまいました。







今年も「これでもかエイド」は健在です。ソーメン、蕎麦、シチュー、おにぎり、お粥、カボチャおしるこ、味噌汁、ハムサンド、アンパン、クリームパン、フルーツポンチ、かりんとう等々。皆さん、満足していただけましたよね。






大会を華やかに盛り上げてくれた「さくら娘??」たち。あなたたちのようなランナー、ムサッシーは大好きです。









そうこうしているうちに、フルマラソンのトップがゴールしました。山本孝義選手(埼玉県)、おめでとうございます。








フルマラソン女子総合1位は末松美穂選手(東京都)。よく頑張りました。


 







70kmウルトラマラソン女子総合1位は、昨年に引続き江田良子選手。2005年世界陸上マラソン日本代表は、今まで以上にウルトラマラソン、トレイルランニングに挑んでいくそうです。期待しましょう。







 甚大な被害をもたらした大震災の後の大会となりました。私たちは強い向かい風でもひるまず前を向いて進んでいきたいと思います。震災の復興に向けて、私たちにできることを足を止めることなく。
(リポート:ヤナギ~、写真&キャプション:ムサッシー)

# by sportsaid | 2011-06-27 12:44 | 大会リポート

第7回日本横断「川の道」フットレースのこと

 夢と可能性を求めて「川の道」を走り続けていたひとりのランナー。一昨年、「荒川~千曲川ステージ270km」で3位入賞。昨年は「日本横断ステージ520km」に挑戦するも、394km地点で無念のリタイヤ。今年は、そのリベンジに燃えていました。しかし、断じて許すことができない悪質なドライバーによって、そのランナーが抱いていた思いを絶たれてしまいました。
 
 事故は5月1日午前2時5分頃、埼玉県寄居町末野・秩父鉄道波久礼駅周辺(スタートから約109km地点)の国道140号線上で起きました。反射材、点滅灯を誰よりも多く身につけていたにもかかわらず、飲酒運転による車にはねられてしまいました。
 飲酒運転が後を絶ちません。どうしてでしょうか。どうして、飲酒して運転するのでしょうか。どうして、警察は飲酒運転を徹底的に取り締まれないのでしょうか。何とかして欲しいです。
 歩行が禁止されてない国道なのにどうして歩道、もしくは路側帯がないのでしょうか。行政はこのことをどうみているのでしょうか。何とかして欲しいです。

 今年で7回目を数える日本横断「川の道」フットレースは、この事故後にレース続行困難と判断し、中止とさせていただきました。
 本レース完走に向けて、早くから準備を進めていたランナーの皆様、本レースを心から楽しみにしていてくれたランナーの皆様には、本当に申し訳なく思っております。何卒、ご容赦ください。
 なお、参加料については、レース中止決定時にコース上にいたランナーと、まだスタートしていない「千曲川~信濃川ステージ255km」にエントリーしているランナーに全額返金させていただきます。

 事故の翌日、埼玉県警本部交通規制課警部らと会談し、より安全性を高めたうえでの来年度以降の大会続行を了解していただきました。
 どんなに注意を払っても交通事故はふりかかってきます。特に今回のような悪質なドライバーがいる限り、その可能性が存在します。そのことを今回の輪禍に巻き込まれたランナーが身をもって教えてくれました。しかし、その可能性を極力抑えることはできる筈です。私たちはそのための対策を充分に講じていかなくてはなりません。彼が鳴らしてくれた警鐘を決して無駄にしてはなりません。二度と犠牲者を出してはならないのです。このことは、参加ランナー、大会主催者が一緒になって取り組んでいかなくてはならない重要課題だと思っております。ランナーの皆様にもご協力をお願いする次第です。


 あなたは、今も日本海に向けて走り続けているのでしょうか。あなたは、素晴らしき「川の道」中毒ランナー。あなたに、永久ナンバーカード81を捧げます。これからは、このナンバーでずーっと「川の道」を走っていただきます。だから、あなたに「さよなら」は言いません。来年も「川の道」でお会いしましょう。再来年も、3年後も。「川の道」が続く限り。


                              日本横断「川の道」フットレース実行委員長
                              NPO法人スポーツエイド・ジャパン代表理事
                                                   舘山 誠

# by sportsaid | 2011-05-11 18:47 | ムサッシーの伝言板

「私たちができること、私たちでなければできないこと」

 市民の憩いの場「日和山公園」の眼下に広がるあまりにも悲惨な光景に、私もまた息を飲みました。今まで味わったことがない異様な感情に押しつぶされそうになりました。

 4月20日、東日本大震災の被災地・宮城県石巻市に行ってまいりました。
 ここに、スポーツエイド・ジャパンと同じNPO法人として活動している「輝くなかまチャレンジド」が障害者の自立を支援するために開設した作業所「障害者地域活動センターこころ・さをり」がありました。が、先の自然の猛威の前に今はその機能を失っています。私は、このNPO法人の実情をたまたま知るに至り、そこの施設長の内海幸子理事を尋ねることにしたのです。

 私たちは、仙台市の市民ランナー平間光江さんからいただいた「たいへんだけど頑張ってと言うことが精一杯で、何もしてあげられないと嘆いている人が多いけど、それでは駄目だよ。元気出してよ。被災地じゃない人が元気なくしてたら、こっちまで元気なくしちゃうよ。走れるなら走って欲しい。その元気を届けてくれるだけで元気になれる」というメールに、こんなときだからこそ何としてでも今まで通りの「戸田・彩湖フルマラソン&ウルトラマラソン」を開催しなければならないと強く思いました。結果、本当にランナーもボランティアスタッフも応援に駆けつけてくれた方たちも心をひとつにして「元気」を発信できたと思っております。
 私たちは今、「私たちができること、私たちでなければできないこと」を実践していきたいと思っております。スポーツエイド・ジャパンは、開催を予定しているすべての大会を実施し、チャリティー販売の売上金のほかに、その大会で得られた収入(皆さんからいただいた参加料)のなかからも被災された方たち(特に障害をもった方たちや両親を亡くした児童)への支援資金として、とりあえず2年間、毎月支出していきたいと考えております。「障害者地域活動センターこころ・さをり」は、私たちがこの度支援することになった施設のひとつであります。
 なお、私たちは当初から「日本赤十字社」等の機関を通しての寄付だと、①被災者に渡るまでの時間がかかり過ぎる、②果たして、障害者など弱い立場にいる人たちにまで行き渡るのか、といった疑問があったので、私たちで私たちの支援を必要としている施設(あるいは人)を調査し、直接その施設(あるいは人)に資金を渡すことに決めていました。

 施設長の内海さんは、作業所の最上階に施設の障害者たちを避難させたあと、津波にさらわれていく人や車を目の当たりにしたとのです。そのショックや障害者たちの命をあずかることの重さに耐えていく自信も揺らいでいるため、もうこの活動をやめようとも思っていたそうですが、私たちに会って「希望がわいてきた」と言っていただきました。私たちもこの言葉に「共に頑張らねば」という意識を持つことができました。私たちも頑張って大会を開催し続け、この作業所再開の一端を担いたいと思っています。

 私たちが次にお会いしたのは、避難所となっている石巻市立湊小学校に設けられた「災害対策本部」で陣頭指揮をとっておられる庄司市議会議員(内海さんの義弟)、湊小学校と第二小学校の校長先生でした。両校長先生から両親(もしくは父親)を失った児童の実態が分かり次第、連絡をしていただくことになっています。私たちはこのような児童たちへの支援も行っていく所存です。

 湊小学校を出たあと、内海さんは石巻市の惨状を「しっかり見てください」と、案内してくださったのが文頭の「日和山公園」であり、海辺に近い最も被害が甚大であった地域でした。瓦礫の山と化した地域はまだ泥がはびこり、異臭が漂っています。「日和山公園」から見下ろす石巻湾岸の絶景は、今や見る影もありません。


高台にある「日和山公園」から石巻湾と瓦礫と化した市街地を望む。










施設長の内海さん(中央)、福満監事(左)と。さっきまでは時折り笑顔もみせてくれていた内海さんでしたが、現実を直視するとやはり表情に辛さが滲みます。







最も被害が大きかった海辺に近い地域。ついこの間まで人の日常があったとは思えない光景です。









 自然の計り知れぬ大きな力に根こそぎ砕かれた街並み。でも、いつの日か必ず元の姿に甦えります。その日が1日も早く来るために、「私たちができること、私たちでなければできないこと」をさせていただこうと思っています。皆さんのご協力(私たちの大会で元気に走っていただくこと)を切にお願いする次第です。

                    NPO法人スポーツエイド・ジャパン代表理事 舘山 誠

# by sportsaid | 2011-04-23 03:18 | ムサッシーの伝言板

ヤナギ~の「第1回宮沢湖トレイル駅伝参加記」

 3月27日、宮地藤雄さん主催の「第1回宮沢湖トレイル駅伝」が開催されました。
 前日までの強風もなく、穏やかな晴天の1日でした。朝の肌寒さも日中の日差しは暖かく、春そのもの。そんな春の日差しを楽しむかのように宮沢湖(埼玉県・飯能市)に多くのチーム、家族が集まりました。
 我が武蔵ウルトラマラソンクラブも出場。メンバーは第1走・柳澤、第2走・江田良子さん、第3走・奥宮俊祐さん、アンカー・増子和雄さん。第2走と3走は世界陸上マラソン代表選手とトレイルランニングの日本の第一人者。「そりゃズルいよ」という声が聞こえてきそうなメンバーでした。
 63チームが一斉スタート。コースは宮沢湖畔1周+トレイルの約3km。第1走・柳澤が10位前後で江田さんにたすきリレー。江田さんは「トレイルは不慣れで…」と言ってましたが、順位をぐっと上げ3位で奥宮さんにリレー。トップとは1分半ほどの差がありましたが、予想通りトップで爽やかな風をともなって帰ってきた奥宮さん。もはや周囲とは別次元のオーラを発する走りでした。中継所では、多くの女性の目をハート形に変えていました。2位に30秒ほどのアドバンテージでアンカーのサブスリーランナー・増子さんにリレー。猛烈な追い上げにも増子さんの快走でトップを守りきりフィニッシュ!優勝です!チーム監督の舘山代表も「よっしゃ、よっしゃ」と目を細めていました。


武蔵ウルトラマラソンクラブチームのメンバー集合。江田良子選手にだっこされているのは愛娘の幸歩ちゃん。









参加選手、および関係者集合。駅伝レースのスタート前とは思えない和やかムード。









第1走のヤナギ~は、やや緊張気味。それに比べて、3走の奥宮俊祐選手は余裕の笑顔。









スタート! 和やかムードは一変。各選手、脱兎のごとく飛び出しました。










2走の江田良子選手。すべてが美しい。見とれてしまいました。










エースの奥宮選手。さすがだね~。言うことなし。










アンカーは増子和雄選手。江田、奥宮選手に劣らぬ力走ぶり。










主催者の宮地藤雄さん(写真左)と。幸歩ちゃんはお母さんのように「秋田美人」になるね、きっと。









優勝は、やはり嬉しいねぇ。増子君は「1位は初めて」と本当に嬉しそうでした。








(リポート:ヤナギ~、写真&キャプション:ムサッシー)

# by sportsaid | 2011-04-01 00:27 | 武蔵UMC通信

ヤナギ~の「2011高麗の郷クロスカントリー&新年会リポート」

 武蔵ウルトラマラソンクラブ恒例の新年最初の行事を実施しました。
 年末と年始の行事は恒例の「走&宴」。今回の参加者は男子25名女性6名の合計31名。そのなかには、あの奥宮俊祐さんも。国際的ランナーでありトレランの第一人者の奥宮さんは、昨年から我がクラブの一員になったのです。最初のウォーミングアップ&コース試走の際には即席のトレランセミナーをしてくれました。参加したクラブ員はラッキーでしたね。
 レースの結果は奥宮さんがぶっちぎり(当たり前ですが)。マジ走りが間近で見られるかと思いきや、あっという間の彼方に…見えなくなりました。
 午後からの新年会は、スポーツエイド・ジャパン/武蔵ウルトラマラソンクラブ御用達・日高市の中華料理「みのる」を貸し切りで。
レース結果発表に代表からの辛口コメント、さらにひとり一人のレース感想や新年の抱負や、新入会の方の自己紹介など店内はレースと同様、熱気に包まれておりました。


レース前は水分をしっかり摂ってくださいね。小規模なレースでも、ドリンク類はいつもきちんと用意してまーす。









スタートラインに全員集合。左端はご存じ「奥宮俊祐選手」。中央最前列の奥宮二世は、今から「長距離ランナーの素質」がうかがえるとか。








「用意ドン!!」。高澤選手(写真右)、老体に鞭打って果敢にダッシュをかけたが、奥宮選手にいとも簡単にかわされたー。








1位奥宮選手、2位飴本義一選手(雁坂2連覇中の実力派)に続いて3位に入った増子選手。いつもスタッフに回ることが多かったので、その正体が明らかではなかったが、実はスピードランナーだった。見直したぞー。











新年会風景。今年も飲んで喰って騒いだぁ。因みに、ここ「中華みのる」のラーメンは昔風で、ムサッシーは大好きなんです。親父さん、これからも元気で頼みますよ。







(レポート:ヤナギ~、写真&キャプション:ムサッシー)

# by sportsaid | 2011-02-12 18:24 | 武蔵UMC通信

5月の大会は「名栗U字連山スーパートレイルラン」から「12時間走in所沢」へ

 年が改まってから、早いものでもう1ヶ月以上も経ちましたが、皆様にはますますご健走のこととお慶び申し上げます。
 
 さて、昨年5月、諸事情により開催を断念した「名栗U字連山スーパートレイルラン」の復活は、残念ながら今年はありません。首都圏有数のタフなトレイルランニングコースであり、多くのランナーがここでのレースを楽しみにしているだけに後ろ髪を引かれる思いではありますが、地元の理解と協力が得られない現状では如何ともし難く、本格的大会としての開催は現時点では困難と言わざるを得ません。私たちの非力さをここに改めてお詫び申し上げます。

 次に、今年の新規大会「12時間走in所沢2011」(5月21日開催)のご案内です。
 会場である所沢航空記念公園は、今から100年前に国内で初めて飛行機が飛び立った地です。この航空発祥100年の記念すべき年にこの大会の歴史が始まることになります。
 本大会は当初、24時間走として準備を進めてきたのですが、事情により今年は12時間走にとどめることにしました。しかしながら、「12時間走in所沢2011」終了と同時に「プラス12時間走」を練習会形式ではありますが連続して開催しますので、両方にご参加いただきますと合わせて「24時間走」になります。「24時間走」に挑戦されたい方もぜひご参加ください。

 スポーツエイド・ジャパンの昨年の最も重大な出来事は、やはり2009年に満を持して立ち上げた「名栗U字連山スーパートレイルラン」を直前になって開催を断念したということです。そのときの無念さ。萎えかかった気力。しかし、仲間たちと力を合わせ、代替大会(宮沢湖カモシカトレイルラン)を立てることによって何とか窮地を脱することができました。その大会を無事終えたときのさまざまな思いが交錯した涙を今も決して忘れることができません。
 今後も、NPO法人スポーツエイド・ジャパン設立後の最大の試練に直面したことによって学んだものを活かし、スポーツエイド・ジャパンが掲げた目的を達成すべく努力を怠らない所存でおります。
 本年も、スポーツエイド・ジャパンとよろしくおつき合いくださいますようお願いいたします。

                              スポーツエイド・ジャパン代表理事 舘山 誠

# by sportsaid | 2011-02-05 11:04 | ムサッシーの伝言板

ヤナギ~の「初参戦・秩父駅伝リポート」

 11月21日は、色づいた山の木々の赤や黄色が青空に映え、ピリッと澄んだ空気と駅伝の軽い緊張感が心地よい、そんな一日でした。

 49回を数える歴史ある秩父駅伝競走大会に武蔵ウルトラマラソンクラブとして初参加してきました。
 コースは秩父市立大田中学校をスタート・ゴールとした全5区間の23.43km。各区間は3.33kmから6.61kmまでで、山間の地域でもあるので幾つもアップダウンがあったりするバラエティに富んだコースです。種目も学生チームから男女混合チームなど様々な部門がありましたが、武蔵ウルトラマラソンクラブは一般男子に精鋭(?)1チームが参加しました。
 スタートの1区(3.96km)はアップダウンが2回もあり、プログラムにコース難易度が「三つ星」となっている区間。ここはベテラン野崎さんに勢いをつけてもらいました。2区(6.61km)の最長区間(エース区間)は現役サブスリーランナー寺山さん。順位をぐっと上げて3区(4.73km)の柳澤にリレー。長い上りが待ち構える難易度「二つ星」コースに心臓はマックスのバクバク。「アップをもっとしておくべきだった」と後悔するは何度目だろう…と自分の学習能力のなさを改めて感じる柳澤でした。途中、男子学生に抜かれるものの、女子中学生をおとなげなく抜き去り順位をキープする。4区(4.80km)は有望若手・ニューフェースの松原さん。折り返しのスピードコースを激走し、5区(3.33km)アンカーの舘山代表にタスキリレー。唯一のフラットコースを勢いそのままに快走し、順位を2つあげてゴール。
 結果は一般男子40チーム中14位の成績。武蔵ウルトラマラソンクラブの秩父進出第一歩としてはまずまずの出足と言えるでしょう。次回は2~3チームで参加し、Aチームは上位進出を目指しましょう!


女子中学生をおとなげなく抜き去った柳澤。










坂を勢いよく下ってきた松原選手(右)からタスキをしかと受け取った舘山代表(左)。








# by sportsaid | 2010-11-25 16:02 | 武蔵UMC通信

今年も「つくば」を走ります。

 皆さん、久々のムサッシーからの伝言です(長らくこの伝言板から遠ざかっていたことをお許しください)。
 さて、ムサッシーにとって11月の楽しみといえば「つくばマラソン」。4月の戸田・彩湖フルマラソン&ウルトラマラソンからずーっと大会開催に携わってきたムサッシーは、10月中旬の奥武蔵グリーンライン・チャレンジ42.195kmが終わったあたりまで、ほとんど自らが走る余裕がなく、それなりにフラストレーションがたまっちゃってるんですよ。で、今年も先月から待ってましたとばかり、「楽しみ」に向けて走り始めたんですが、どうも調子が上がりません。やはり、加齢のせいですかねぇ。しようがありませんね。ということで、今年も「つくば」は出たとこ勝負でいくしかありません。

 お知らせします。今年もゴール地点となっている陸上競技場正面スタンド(下図参照)にスポーツエイド・ジャパン/武蔵ウルトラマラソンクラブの陣地(スポーツエイド・ジャパンののぼりとドームテントが目印)を張ります。会員以外の方も大歓迎ですので、ぜひ我が陣地にお立ち寄りください。もちろん、レース後の「打ち上げ」もありまーす。
 それでは皆さん、「つくば」でお会いしましょう。


# by sportsaid | 2010-11-19 12:05 | ムサッシーの伝言板

いしだっとの「第5回戸田・彩湖フルマラソン&ウルトラマラソン」リポート

 スポーツエイド・ジャパンにとって2010年度の大会初開催となる「第5回戸田・彩湖フルマラソン&ウルトラマラソン」が4月10日(土)に開催されました。















 コースは、埼玉県戸田市にある「彩湖・道満グリーンパーク」内の彩湖周回路(1周4.637km)を走ります。42.195kmと70kmの二つの部があり、それぞれ9周プラスα、15周プラスαを走ります。
 レース当日までの一週間は4月とは思えない寒い日々が続いていましたが、当日は想像を超える好天に恵まれました。

 フルマラソン初挑戦という声も多かった42.195kmの部では、801名が完走! ゴール後には涙する姿もあり、スタッフもうるっときてしまいました。

 また、春からのウルトラマラソンシーズンに向けた力試しにもなる70kmの部も多くの方が果敢に挑戦し、218名がフィニッシュテープを切ることができました。途中で足を止めた方も大勢の応援や充実したエイドのサポートに大満足の一日を過ごしていただけたようです。

 それぞれの想いをもって走ったランナー同様、エイドのスタッフもランナーを楽しませようと全力でサポートしていました。例えば、マラソン大会の定番であるバナナ。















 今回、参加者が1300名を越えたのですが、ランナーひとりがレース中に平均3切れ食べるとすると、3×1300=3900、バナナ一本を3つくらいに切るとすると、3900÷3×2=2600、これをスタッフ3人で担当するとおよそ900回は包丁で切る計算です。ボランティアでサポートしているスタッフには頭が下がります。
 そのほかにもフルーツ類ではキウイフルーツ、グレープフルーツ、ご飯・パン系ではサンドイッチ、おにぎり、クリームパン、チョコパン、クリームシチュー、そうめん、おそば、ぜんざいなどなど。


























 エイドが素晴らしいと評判のスポーツエイド・ジャパンの面目躍如ですね。エイド担当以外にも、スタッフ一人ひとりが受付担当から、チップ回収係、ゴールテープ係、アナウンス担当、荷物預かり係など、どうすればランナーの方たちに喜んでもらえるか考えながらやっています。
















 『手作り感を大切にしながら、ランナーもスタッフも楽しめる大会を続けていきたい』という実行委員長の言葉通り、2010年も多くの方が楽しめる大会を開催して、多くの方に参加してもらえたら嬉しいですね。
            リポート/いしだっと(ボランティア)、写真/かっくん(ボランティア)

# by sportsaid | 2010-05-22 16:55 | 大会リポート

お詫びとお願い

 この度、すでに出場者が決定し、準備も最終段階に入っていた「第8回NATHAN名栗U字連山スーパートレイルラン」は、下記に示す理由*により開催困難となったため、代わりに開催場所を飯能市・宮沢湖周辺に移し、大会名を「NATHAN彩の国宮沢湖カモシカトレイルラン2010」(距離25km)に変えて開催することを断腸の思いで決定させていただきました。
 名栗U字連山の縦走路は首都圏有数のタフなトレイルランニングコースであり、そこでの大会を楽しみにしていた皆様には本当に申し訳なく、私たち大会実行委員会の非力さを深くお詫び申し上げますとともに、事情をご理解のうえ、この度の措置を何卒ご了承くだいさますよう切にお願い申し上げます。
 なお、代替大会「NATHAN彩の国宮沢湖カモシカトレイルラン2010」の参加料は2,500円としましたので、差額の2,000円は大会当日の受付時にご返金させていただきます。また、代替大会に参加されない方には書留料金等500円を差引いた額4,000円をご返金させていただきます。

 代替大会のコースは、私たちが毎年12月に開催している「チャレンジド・クロスカントリーin彩の国宮沢湖」で使用しているもので、標高差こそあまりありませんが、アップダウンが連続し、手応えのあるトレイルランニングを堪能できると思います。
 開催要項/案内書につきましては、近日中に「第8回NATHAN名栗U字連山スーパートレイルラン」にエントリーされている皆様にご送付させていただきます。
 新緑の宮沢湖へのお越しを心からお待ちしております。

*「第8回NATHAN名栗U字連山スーパートレイルラン」開催回避の理由
1.本年3月10日の積雪、および3月21日の強風により、コースとなっている長尾丸山の巻き道の数箇所が倒木のために塞がれており、安全に通過できない状況にあるが、その復旧の見通しがたっていない。
2.駐車スペースの確保が、予定していた駐車場の事情により難しくなった。         以上
             
            大会実行委員長/NPO法人スポーツエイド・ジャパン代表理事 舘山 誠


倒木現場(槇ノ尾山付近)











倒木現場(長尾丸山付近)










# by sportsaid | 2010-04-21 23:58 | ムサッシーの伝言板

ヤナギ~の「プチ武甲山トレイルラン練習会リポート」

 早春の冷たい雨。山沿いでは雪に変わるかもという予報でした。当日も予報通り朝から雨。皆欠席…、なんてこともありうる天候ではありましたが、いざ時間になると来るわ来るわ。12名の「モノ好き」が雨具を着込んで西武秩父駅に集まりました。
 6月6日に第1回大会を開催する「秩父の名峰・武甲山トレイルラン」のコースの試走も兼ねて計画した練習会ではありましたが、「西武秩父駅〜武甲温泉直行」という密かな計画変更はあっさり却下されました。
 駅前から大会会場の羊山公園に移動。会場、スタートライン等確認して琴平ハイキング道へ。木々が生い茂るハイキング道はぬかるみや水溜りもほとんどなく、走りやすいです。負け惜しみではなく。雨具が多少ゴワゴワするものの、湿気が多く呼吸は楽だし、緑の葉や落ち葉も濡れて艶やかでとてもキレイです。
 橋立堂(秩父札所第28番)前の土津(はにつ)園でお昼休憩。おそばを注文しなかった者(半分以上)にも店内でお茶と漬け物を出していただきました。武甲山トレイルの応援の方(時間があればランナーも)は、ぜひ土津園で休憩を。
 下り坂の天候の予報ゆえ、予定を早めに切り上げる予定でしたが、雨が強くなることもなく、武甲山頂まで行くことにしました。
 高度が上がるにつれ、枝や葉に付いたしずくが凍ってキラキラ。まるでガラス玉のように光っていました。そのうち雨がみぞれに、そして雪になりました。山頂付近は一面の雪景色。季節が逆戻りしたようです。
 山頂にある御岳神社で大会の安全祈願をして下山。武甲山表参道を下り、一の鳥居へ。ここで登山道は終わり。鳥居の脇では恐い顔の狛犬、というか狼?がました。あばら骨が浮き出てるし。「そんなに睨まないでくださいよ〜」というほどでした。
 ここから一般道に。道路の脇には大きなセメント工場がいくつもありました。山を削り取られて、容姿さえ変えられてしまった武甲山とともに高度成長を支えてきたのでしょう。しかし、採石場としての武甲山も間もなくその役目を終えるとも聞いています。いつも見ているビルや誰かの家に武甲山生まれのセメントが使われているかも知れませんね。
 高度成長を支えてデコボコになって標高さえも変更になった奥武蔵の名峰。いつの日かあのデコボコを登ってみたいと武甲温泉浸りながら思うのでした。


メンバー全員、雨対策も万全。ここから「琴平ハイキング道」の核心部に向かいます。









最初のピークへの登り。それなりに厳しいですよ。










ピークに全員集合。天気は雨だけど、みんなの顔は晴々。










秩父札所の一つでもある「岩井堂」もコースの中。味わい深いお堂です。










この後、秩父札所第28番「橋立堂」を通り、やがて小雨の煙る武甲山への本格的なトレイルに入ります。









長者屋敷の頭を過ぎると、雨が雪に変わりました。なかなかの風情でしょう。









ここから頂上は、すぐそこ。みなさん、今日は思いもかけぬ「いい経験?」をしましたね。









下山は表参道を慎重に。











一の鳥居の狛犬。本番の大会では、この辺りにエイドを設置する予定です。ランナーを守ってくださいね。










ゴールは「武甲温泉」。冷えた身体に温泉、最高! 温泉で暖まったあとはビール、最高!!









(写真:島田利治、キャプション:ムサッシー)

# by sportsaid | 2010-03-16 10:49 | 武蔵UMC通信

2010年も立ち止まることなく。

 新年度を迎えるにあたり、まずはスポーツエイド・ジャパンの昨年の活動に関わっていただいた皆様に厚くお礼申し上げます。お陰さまで、スポーツエイド・ジャパンが主催した12の大会、および武蔵ウルトラマラソンクラブが主催した2つの大会すべてを無事終了させることができました。本当にありがたいことです。

 今も、昨年開催した一つ一つの大会の模様を鮮明に思い起こすことができます。
 スポーツエイド・ジャパンの年度始めの大会「戸田・彩湖フルマラソン&ウルトラマラソン」は、エントリー者数がとうとう「奥武蔵ウルトラマラソン」を上回り約1300人になりました。この事態に、果たして私たちの能力できちんと対応できるのか不安ではありましたが、幸いにも好天に恵まれ、またスタッフにも恵まれて、それは杞憂に終わりました。この大会で、今後のスポーツエイド・ジャパンの事業の展開にさらなる可能性を見出せたような気がしています。
 「日本横断・川の道フットレース」のエントリー者も100人を越えました。このレースはランナーとともに「川の道」を旅するからでしょうか、強い一体感が生まれます。これほど他人のゴールが自分のことのように嬉しく熱くなる大会はありません。昨年の大会でも涙腺が緩みっぱなしで困りました。
 昨年、ボリュームアップして再生させた「名栗U字連山スーパートレイルラン」。全長28km、最大高低差1117m、トレイルが占める割合82%というハードなコースに非情の雨。予想をはるかに上回るランナーが出走したこの厳しい条件でのレースから、多くのことを学ばせていただきました。昨年の最も印象に残った大会と言えるかも知れません。今年から、事情によりこの大会の会場を変更し、距離も29kmに延長します。また、ショートトレイル(8km)部を廃止することにさせていただきます。
 スポーツエイド・ジャパンの柱となる「奥武蔵ウルトラマラソン」は、昨年で回を重ねること16回。その間、雨に祟られたことは1度もありませんでした。ほぼ1日中降り続いた昨年の雨には、奥武蔵ウルトラマラソンの代名詞が「暑くて熱い真夏の祭典」であるだけに、正直言って面食らいました。暑さを期待して来てくれたランナーの皆さんに本当に申し訳ない気持ちにさせられましたが、「雨でも奥武蔵は奥武蔵、充分楽しめた。奥武蔵、最高!」というありがたい声に救われました。参加していただいた皆さんに、ただただ感謝するばかりでした。
 「雁坂峠越え秩父往還143km走」の愛好者も随分と増えてくれました。そこで、昨年はスタート地点となる甲府市の高級ホテルで開会式・前夜祭を行うことにし、代わりにゴール後の懇親会を取り止めることにしたのですが、果たしてこの設定がよかったのかどうかはまだ結論がでておりません。場合によっては、また従来の形に戻るかも知れません。
 レースの方はとてつもない大会新記録が出て、とてもエキサイティングでした。私の思い入れの強いこのレースを年間の主要レースと位置づけ、真剣に取り組んでくれているランナーがいるということに喜びを隠すことはできません。
 制限時間が緩いからだと思われますが、実に多くの「初フル」組が「奥武蔵グリーンライン・チャレンジ42.195km」の難コースに挑んでくれました。思いもよらぬ辛さを味わったからこそ得られた達成感に涙する若いランナー。見ていて、とても清々しかったです。若いランナーの参加は、大いに歓迎すべきことです。
 知的障害者の会「あさがお」の事務局長でもある浅香理事と立ち上げた「チャレンジド・クロスカントリーin彩の国宮沢湖」も昨年で5回目を数えました。「障害者を持った方々(チャレンジド:神からチャレンジすべき課題や才能を与えられた人)にもスポーツの楽しさを体感していただくこと、およびチャレンジドと健常者がスポーツを通じて相互の理解を深めていくこと」という目的がランナーの間にもだいぶ浸透してきたようで、大会も随分と賑やかになりました。一つ残念なことはチャレンジドの参加者数が横ばいであることです。今後の課題の一つでもあります。
 私たちスタッフもことさら楽しめた大会は、何といっても「年の瀬マラソンin所沢」でしょう。もともと記録を狙うのではなく「健康に感謝し、ランニングを通して仲間たちとその喜びを共有して欲しい」という願いから立ち上げた大会なので、ならば「とことん楽しんでもらおう」と今年から仮装して走ることを奨励することにしました。これに意外にも多くのランナーが乗ってくれて、それはそれは盛り上がりました。次回は絶対に仮装して走ると約束してくれた多くのランナーの声、そして一般入園者も大いに喜んでくれたという事実に気をよくしております。今から次回大会が楽しみでしようがありません。
 昨年、武蔵ウルトラマラソンクラブ主催として復活させた「カモシカマラソン」も深く印象に残っています。コースに設定した「飯豊連峰主脈縦走路」は期待通りの「山上の楽園」でした。
 「衣食住」に必要なものをすべて背負い、山中で1泊することになったこの大会の開催方法を今後も変えないで続けていきたいと思っています。ただし、カモシカファンの方には甚だ申し訳ないのですが、本年度は諸般の事情で休止する可能性が大です。できれば日本三大峠の一つである南アルプス三伏峠~塩見岳で実施したいのですが。休止の場合は、悪しからずご容赦ください。

 次に、本年度の新規大会を紹介いたします。
 まず「秩父の名峰・武甲山トレイルラン」(6月6日開催)。秩父地方のシンボルともいえる武甲山は全山石灰岩からなっており、北面の山肌は無残にもそがれて痛々しい姿になってしまいました。が、南側から見る自然のままの武甲山は実に雄大で美しく、しばし見とれてしまいます。私の第2の故郷・奥武蔵地方の名峰でいつかトレイルランニングレースをと思ってきただけに、この大会開催に対する気合は充分です。
 2つ目は「8時間耐久レースin所沢航空記念公園」と併催する「3種目耐久レース」です。このレースは2日間かけて行うもので、初日に5kmと42.195km、2日目に8時間走と3種目を1人でこなし、各種目の着順によって得られるポイントの合計点を競うという世界初の試みです。これも以前から密かに開催を目論んでいたレースなので、いよいよ実現の運びとなることに今から興奮しております。

 NPO法人スポーツエイド・ジャパンが誕生してから、今年の5月で7年目に入ります。昨今のマラソンブームも手伝って私たちが主催する大会の参加者も着実に増え、NPO法人の運営も安定してまいりました。また、私たちの大会を支持していただいているランナーの方が、ときにはスタッフとして私たちを支えてくれるようになりました。ランナーとスタッフが一体となって楽しめるフレンドリーな大会づくりを目指している私たちにとって、とても嬉しいことです。
 今年も、私たちが掲げる目的を達成するために立ち止まることなく、皆さんとともに走り続けます。「自分の好きなことで忙しいのは幸せなこと」と言い聞かせながら。
 本年も、よろしくおつき合いくださいますようお願い申し上げます。

                       NPO法人スポーツエイド・ジャパン 代表理事 舘山 誠

# by sportsaid | 2010-03-15 15:12 | ムサッシーの伝言板

「サヨナラ2009 年の瀬マラソンin所沢」リポート

 とうとう、スポーツエイド・ジャパン本年度最後の大会までやってきました。

 昨年立ち上げた「年の瀬マラソンin所沢」は、今回から仮装して参加することを推奨させていただきました。エントリーされた方は555人でしたが、そのうち私たちの期待に応えてくれた人が思いのほか多くて本当に嬉しく、私たちスタッフも本当に楽しめました。
 そもそもこの大会は記録を狙うレースではなく、「今年1年、元気に走ってこられた健康に感謝し、フルマラソンを通して仲間たちとその喜びを共有して欲しい」という願いから立ち上げたものなので、記録は自己計測だし順位表彰もありません。だったら、「とことん喜びを共有して楽しんじゃおう」ということで、「仮装ランナー大歓迎」と相成った訳です。こういう大会があってもいいですよね。ムサッシーは楽しくて楽しくてしようがなかったです。
 まぁ、とにかく見てください。


会場はご存じ埼玉県のランニングのメッカ「所沢航空記念公園」。ここに私たちが設定したコースは1周3.246kmの周回コースで、13周するとフルマラソンの距離にほぼピッタリ。







開会式で謝辞を述べる招待選手の平山さんご夫妻。ご主人は先般、多くのランナーの善意で海外にて肝臓と腎臓の同時移植を受け、こうして元気にランナーとしても復活されました。本当によかったです。






スタートについた選手たち。さすがに仮装ランナーは前列にはいませんでしたね。









さぁ「楽しいとき」の始まりです。











まずは「ミニーちゃん」のお出ましー。「仮装賞」ゲットです。










彼は「クリスマスツリー」になりきってます。彼にも「仮装賞」をあげましたー。









ガッチャマンやら、デビルマンやら、アキバのメイド風やら、仮装中毒ランナーが続々と出没。ほかにもバニーガール、ケロロ軍曹、ミニスカ警部、物騒なアラブのテロリスト風などなど。







な、なんと、富士山羽織袴の出で立ち。これで、よく走ってくれました。










「ハーイ!ミツバチマーヤです」。彼女は見事「仮装大賞」を獲得しました。










「足軽おじさん」も張り切ってましたねぇ。










セクシーな「バドガール」は素敵だけど、左の2人は何者なのでしょう?










このグループもきまってましたねぇ。団体賞があったら文句なし。










この日は実行委員長も正装(?)であちこち駆け回っていました。「えー、サンドウィッチはいかがですかぁ」。









今回も「秋草学園」の女子大生がお手伝いに来てくれました。おじさんランナー、ますます張り切っちゃいますよね。厨房では、ゴール後に召し上がっていただく「すいとん入り豚汁」と「甘酒」の仕込み中。






ランナーのフィニッシュがピークを迎える頃、「狭山茶摘太鼓」の応援。どうです、心憎いでしょう。それにしても迫力満点でしたね。彼らには「奥武蔵ウルトラマラソン」でも叩いてもらおうと思っているところです。






そうこうしているうちに作務衣のお兄さんがゴール。










続いてガッチャマンもゴール。迎えるは、これまたセクシーなチャイナドレスのスタッフ。









ゴール後に「仮装大賞」の表彰を受ける木枯紋次郎さん。彼は終始、楊枝をくわえて走るというこだわりぶり。









「仮装賞」のアキバメイド風の気色悪いおっさん、同じく「仮装賞」のなすび娘さん、何にももらえなかったモンチッチさん、半纏鉢巻のヤナギ~も上機嫌。







 大会終了後、「次回は絶対、仮装して走る」というランナーの声がいっぱい聞こえてきました。また、仮装ランナーに対しての一般来園者の声援も多々あったと聞いています。この大会が「仮装マラソン大会」として定着し、一般の方にも楽しんでいただけるようになることを願っています。
 
 2009年もいろいろなことがありました。もちろん、辛かったことも悲しかったこともありました。が、すべての大会を無事開催できたこと、特に本年度最後の大会を本当に楽しく開催することができて、ムサッシーはこのうえない幸せを感じております。私たちの手づくりの大会に足を運んでくれたランナーの皆さん、私たちを支えてくれたサポーター、協賛者の皆さんのおかげさまです。深く深くお礼申し上げます。
 1月~3月は私たちが主催する大会はありません。この間、ムサッシーはランナーとしていくつかの大会に出没し、ランナーにとって「本当に嬉しいこと」は何かを捜してきたいと思っています。
 2010年度には、また新規大会を立ち上げますが、どの大会も皆さんとともに「手づくりの味にこだわり、遊び心を忘れず、ランナーとスタッフが一体となって楽しめる大会」として育んでいければ幸いです。これからも、私たちとよろしくおつき合いくださいますようお願いいたします。
(写真:ムサッシー&ヤナギ~、キャプション:ムサッシー) 

# by sportsaid | 2010-01-20 01:04 | 大会リポート

「第5回チャレンジド・クロスカントリーin彩の国宮沢湖」リポート

 12月第3日曜日は障害を持った方々(チャレンジド:神からチャレンジすべき課題や才能を与えられた人)と健常者が一緒になってランニングを楽しむ日。今年も穏やかに晴れ渡った埼玉県飯能市の宮沢湖畔で「チャレンジド・クロスカントリーin彩の国宮沢湖」を開催しました。
 本大会にエントリーされた方は何と776人。この大会の趣旨に賛同される方が年々増えていることをとても嬉しく思っております。
 1人のチャレンジドを紹介します。遠路福岡県からの2年連続参加で、見事12.5km男子チャレンジドの部で優勝された副島百年選手(あさがお所属32歳)。彼は知的障害をもっていますが、2009年の萩往還250km、雁坂峠越え秩父往還143kmを好成績で完走しています。知的障害者がこのように超ロングのウルトラマラソンを完走するということは、今までの常識では考えられなかったそうです。
 本大会の副実行委員長で知的障害者の会「あさがお」の事務局長でもある浅香は「ランニングマガジン・クリール」2009年11月号で「知的障害者を取り巻くスポーツ環境はまだまだ整備されていませんが、彼の活躍は未来に大きな可能性を拓いてくれるような気がする」と述べています。この大会から彼に続くランナーが生まれ、ひいてはチャレンジドも充分に楽しめるスポーツ環境が整備されていくことを願って止みません。
 今回も多くのランナーの方々がボランティアスタッフとして選手のサポートに回ってくれました。皆さんのおかげで、私たちの主催する大会が成り立っています。私たちはできるだけ安い参加料で、どれだけランナーの皆さんに楽しんでいただけるかをテーマに大会を開催しています。スポーツエイド・ジャパンを支えてくださっている皆さんに心から感謝申し上げます。

以下、大会の模様です。


大会会場である宮沢湖畔「奥の入江」にランナーが続々と到着。










「奥の入江」は三方を小高い丘で囲まれた芝生帯で、実に穏やかで心地いい場所です。









会場にはスポーツエイド・ジャパンの協賛者「ランクス」、「ひだまり山荘」が毎回、展示ブースを出してくれています。








アテネ、北京パラリンピック日本代表マラソン選手の高橋勇市選手は、今年も奥様の伴走で他の選手を応援しながら5kmの部に出場してくれました。







5kmの部に出場したチャレンジドのゴール。ゴールテープを張って笑顔で選手を迎えてくれているボランティアスタッフに感謝です。








アフターレースは今年も「もちつき大会」。いつも調理を買って出てくれている「さち弁当」さんは、この日のために社長の故郷・山形から特選のもち米を取り寄せてくれています。誠意を込めて協力してくれる人たちがいて、そして喜んでいただける人たちがいる。本当にありがたいことです。




# by sportsaid | 2010-01-19 16:56 | 大会リポート

ヤナギ~の「第43回黒山・鎌北湖駅伝リポート」

 12月の第1日曜は、年に一度のチーム走でもある「黒山・鎌北湖駅伝」。我が武蔵ウルトラマラソンクラブからは4チームがエントリー。雲ひとつない穏やかな晴天の下、さわやかな汗をかきました。
 いつものマラソン大会と違う雰囲気と緊張感、いいですねぇ。たすきにはランナーの汗がしみ込んでリレーされるたびに重くなるようです。たすきが高機能素材でなく、汗を吸収する素材で出来ているのはそんな理由もあるのでしょうか。
 成績は参加63チーム中、武蔵ウルトラマラソンクラブAが25位、武蔵ウルトラマラソンクラブBが33位、武蔵UMCトレイルでポン!が48位、武蔵UMCロートルキッズが49位でした。選手、そしてサポーターの皆さん、お疲れさまでした。


4区を走る選手4人。一見、和気あいあいだが、内心はライバル意識メラメラ!特に真ん中の2人は。









Aチーム3区ヤナギ~から4区カジくんにたすきリレー。いつも穏やかなヤナギ~にしては珍しく真剣な面持ちでしたね。








本大会で一番目立ったトレイルでポン!チームのアンカー。










いつもの場所で、選手&サポーターの記念写真。










 駅伝終了後は恒例のスポーツエイド・ジャパン/武蔵ウルトラマラソンクラブ忘年会。その場で新しく会員なった方もいて、自己紹介やらで大いに盛り上がりました。




































(写真:ムサッシー&汲川義久、キャプション:ムサッシー)

# by sportsaid | 2010-01-19 14:00 | 武蔵UMC通信

ヤナギ~の「11月の練習会は何と2回!」

 11月は2つの練習会を実施しました。
 まずは1日(日)に「駅伝対策&トレイルラン教室」として飯能市の宮沢湖畔とその周辺のトレイルコースでの練習会。その日は、秋の青空がまぶしく、暖かい日差しがとても気持ちいい日でした。
 12月に行われる恒例の「黒山鎌北湖駅伝」対策とはいってみても、それほどシビアなものではありません。たまには練習会で短い距離をトレイルコースと併せて走ってみようか、ということで計画しました。












 まずトレイルランニングで軽く身体をほぐしてから宮沢湖畔(2.5km)2周のトライアル。
 「ヨーイドン」でスタート。直後から心臓バクバク。我がクラブのエース神谷さんが飛び出すもののついていく者はなし。力の差は歴然(しかし、神谷さんは福岡国際出場のため今年の駅伝は欠場なんです。ザンネーン!)。のんびり釣り糸を垂れる多くの太公望を横目に必死の形相のおじさんランナーたちの「かけっこ」です。短いようで長い5km。最後の1kmくらいが特にしんどかった。走った皆さん、2周目の方がタイム落ちていたりしませんでしたよね?
 その後、12月20日開催の「チャレンジド・クロスカントリーin宮沢湖」のトレイルコースを試走で1周、自由走でもう1周。この日の合計の走行距離は25km程になり、まずまずの刺激的な練習になりました。新会員の参加もあり、なごやか&ハードに楽しく終えました。もちろん、アフターの打ち上げも。













 打って変わって、傘を持参しての所沢航空記念公園。14日(土)に所沢近辺で活動するランニングクラブが集まって毎年恒例の「合同練習会」が行われました。我が武蔵ウルトラマラソンクラブも毎年最大勢力(?)として20名前後の参加。練習会といってもナンバーカードを付けての2時間の耐久レース。1周約2.2kmのコースを周回します。












 朝からの雨は、やがて本降りになるとの予報。ま、どうせ汗かくし、かえって公園も空いていていいかも。決していいコンデションではありませんでしたが、そこはあくまでも練習ですから。
 肌寒いほどの雨でしたが、銀杏並木の黄色や、もみじの赤が雨に濡れて鮮やかでした。時折強く降る雨。しかし、気持ちを切らさずに追い込んだ練習ができたと思います。結果、我が武蔵ウルトラマラソンクラブの征矢さんが1位(12周)、不肖ヤナギ~が3位(12周のタイム差)に入るというオマケが付きました(今年は上位入賞の常連の方が不参加という事情もありましたが…)。皆さん、雨の中、よく頑張りました。お疲れさま~。
























 (リポート:ヤナギ~、写真:ムサッシー&島田利治)

# by sportsaid | 2009-11-24 19:14 | 武蔵UMC通信

「第7回奥武蔵高原スーパークロスカントリー」リポート

 11月8日の天候は晴れときどきうす曇り、ほとんど無風。気温は暑からず寒からずで、トレイルランニングレースにはこれ以上は望めないというコンディション。第7回目を迎えた奥武蔵高原スーパークロスカントリーは、このような恵まれた条件のなかでの開催となりました。
 好コンディションだと当然、完走率も上がります。制限時間内完走率は何と99.1%に及びました。やはり、多くのランナーが完走してくれると嬉しくなっちゃいますね。
 本大会は「スーパークロスカントリー」と称していますが、実際には「トレイルランニング」の範疇に入り(実は本大会を立ち上げたときにはトレイルランニングという言葉は使われていなかった)、完全な登山道がコースの半分を占めます。そして、このコースは奥武蔵の山域のなかで最も人気のある縦走路となっており、この日も多くのハイカーが入山していました。が、懸念していたハイカーとのトラブルもなく、むしろランナーを応援してくれたハイカーが多かったと聞いて、何かとても嬉しく、ありがたい気持ちでいっぱいになりました。参加された皆さんのハイカーの方に対する配慮に心から感謝です。
 この日は、私たちスタッフもとても穏やかな気持ちでランナーの皆さんのサポートにあたることができたように思います。いい一日でした。

 以下、大会の模様です。


大会会場は西武秩父線正丸駅前広場。どうです、電車を降りるとそこが会場という大会はほかに聞かないでしょう。と、自慢。








やがて、続々とランナーが駅の改札から出てきて、受付に向かいます。










西武秩父線は本数が多くないので、電車が到着する度に受付に行列ができてしまいます。マナーの良い皆さん、本当に助かります。








スタート前の集合場所は駅前広場の階段を降りたところ。最初にスタートするのは男子39歳以下、40歳代の選手たち。








本大会を特別協賛してくれている㈱ランクスの嶋田社長の号砲で熱戦の火蓋が切られました。









後半のスタートは女子と男子50歳代、60歳以上の部。最近、トレイルランニングを楽しむ女子が随分と増えました。歓迎すべきことです。








10分後に後半の部もスタートしました。無理しないで秋色に染まったトレイルを存分に楽しんできてくれることを願いたいです。








本コースの最高地点は標高851mの伊豆ヶ岳頂上。ほかに越えなければならないピークが5つあり、最大高低差も600mと、この大会のコースは思った以上に手強い。







ここは10.3km地点の「子ノ権現天龍寺」。西暦911年に建立された古刹で、足腰の守り神としても崇められ、境内には日本一の鉄のワラジが奉納されています。ランナーにはご利益大のお寺ですよ。






ご住職のご好意で、ここの境内に第4エイドを設置させていただいております。









「子ノ権現」付近の紅葉。いいでしょう。風情満点でしょう。










トップでゴールに飛び込んできたのは、一昨年の覇者・石黒崇選手。返り咲き、おめでとう。因みに、女子は星野緑選手が2連覇を果たしました。さすがです。







ゴール付近は、とてもいい雰囲気でした。先着したランナーが後続ランナーを拍手で迎える図っていいですよね。









ゴールした皆さんには「さち弁当」特製の小豆ご飯、豚汁、甘酒を召し上がっていただきました。喜んでいただけて幸いです。








 穏やかな日に、何の事故もなく穏やかに大会が終了したことをとても嬉しく思っております。ルール、マナーを守って大会に臨んでいただいたランナーの皆様、大会をともに支えてくれたスタッフの皆様、協賛していただいた皆様のお陰さまで、とても豊かな一日を過ごすことができました。ありがとうございました。
 この大会は、次回から奥武蔵「伊豆ヶ岳を越える道」トレイルランと名称を変えて開催していく予定です。錦秋の奥武蔵へのまたのお越しを心からお待ちしております。
 (写真:ムサッシー&島田利治、キャプション:ムサッシー)

# by sportsaid | 2009-11-18 20:02 | 大会リポート

今年も「つくば」でお会いしましょう!

 11月15日、東京国際女子マラソンを引き継いだ「2009横浜国際女子マラソン」も無事開催され、いよいよマラソンシーズン到来! 毎年、「つくばマラソン」を緒戦としているムサッシーのテンションもだいぶ上がってきました、と言いたいところですが、今年はトレーニングもままならず、ちょっとあせり気味です。まっ、今更ジタバタしてもしようがないので、「つくば」は出たとこ勝負でいきます。
 で、今年もゴール地点となっている陸上競技場正面スタンド(下図参照)にスポーツエイド・ジャパン/武蔵ウルトラマラソンクラブの陣地(スポーツエイド・ジャパンののぼりとドームテントが目印)を張ります。この伝言板をみてくださった方、どなたでも大歓迎です。ぜひ我が陣地にお立ち寄りください。もちろん、レース後の「打ち上げ」もつき合ってくださいね。

# by sportsaid | 2009-11-16 19:49 | ムサッシーの伝言板

「第6回奥武蔵グリーンライン・チャレンジ42.195km」リポート

 今年も上々の天候のもとで開催することができた「チャレラン」。
 この大会、事情により昨年のみ「新緑の奥武蔵チャレンジラン&ウォーク」と称して春期に開催しましたが、今年からまた10月開催に戻すことになりました(今後は秋期で継続していきます)。嬉しいことに春期に開催しても、秋期に開催してもどういう訳かほぼ毎回爽やかな好天に恵まれます。本当にありがたいことです。
 昨今のフルマラソンブームの影響でしょうね、この大会も42.195kmを走るということで、過去最高の811人のランナーがエントリーしてくれました。それも、初フルの方が結構多かったです。多分、制限時間が最大で8時間30分あることがその理由でしょう。でも、実際はアップダウンを繰り返しながら、最大標高差800mも登る超ハードなコース(そう、あの「奥武蔵ウルトラマラソン」のワンウェイ版なのです)なんですがね。制限時間に騙されて大変な思いをしたランナーには、ちょっと気の毒? いやいや、そんなことはありませんでした。苦戦の末ゴールされたランナーの皆さんのガッツポーズや感涙をみればよく分かります。幾度も素敵なゴールシーンに立ち合わせていただいたことに感謝です。皆さん、ありがとうございました。

 以下、大会風景です。


スタート地点は埼玉県日高市にある「高麗神社」(こまじんじゃと読みます)の駐車場。ここ高麗神社は今から約1200年前に朝鮮半島高句麗から渡来した高麗王若光の霊を祀った由緒ある神社です。






受付を済ませ、スタートの準備ができたランナーは係員のチェックを受けて一人ひとりスタートします。




















コースとなっている「奥武蔵グリーンライン」は標高が高いこともあり、すっかり秋の装いです。天は高く澄み渡り、本当に心地よかったですね。








エイドステーションは全部で6ヶ所。少ないんではと思われるでしょうが、そこは質でカバー。ここの第4(高山)エイドでは果物類のほか、レーズンロール・ハムサンド等のパン類が出ます。






第5(刈場坂)エイドでは、給水給食をとるランナーで混雑模様。それもその筈、ここのメニューは「炊き込みご飯」に「豚汁」、さらに「カボチャお汁粉」まであるんですから。ひと通り食べるのに時間を要しますよね。






作り手はご存じ「さち弁当」のスタッフとそのグループ。いつもプロの味を提供してくれるスポーツエイド・ジャパンのよき理解者です。これからもよろしく。







第6(丸山)エイドも頑張りました。ソーメンにお粥、美味しかったでしょう。










ゴールは、残念ながら今年の3月をもって廃校となった横瀬町・旧芦ヶ久保小学校の校庭。木造の校舎に郷愁をそそられた方が多かったのでは。








本大会は、一人ひとりスタートしますので、最後のランナーがゴールするまで、順位が確定しません。今回は集計の結果、女子の部では埼玉県伊奈町の松浦真由美さん、男子の部では神奈川県川崎市の神宮浩之さんが第1位でした。おめでとうございます。




 次回大会は明年10月17日(日)の開催となります。また美味しいものを用意して、皆様のお越しを心からお待ちしております。
(写真:ムサッシー、島田利治、キャプション:ムサッシー)

# by sportsaid | 2009-11-02 17:29 | 大会リポート

ヤナギ~の「多摩川で走り込め!」練習会リポート

 集合は東京都大田区六郷土手。多摩川河口から約5kmのところにある京浜急行線とJR東海道線が多摩川を渡っている場所がこの日の練習会のスタートとなりました。そこから多摩川を遡ること約42km、大田区、世田谷、調布市、府中市、日野市、昭島市…、そして国道16号線の拝島橋近くの「スパ昭島」がゴールのワンウエイ。
42km、長いですね。たっぷり走り込もうと企画したこの練習会、お知らせが充分行き届いてなかったこともあり、やや少なめの16名という参加者。それでも太陽が時々顔を出す好天にみんな走る気満々でスタートしました。
 河川敷といっても道の表情は様々。土手の上の眺めのいい舗装路から石ころゴロゴロの未舗装、鋭角カーブに土手の上り下りのアップダウンまで結構バラエティ。日差しを遮るものもなく、体感温度はやや高め。みんなの首筋に汗が光ります。
 多摩川にはグランドや公園、自動車教習所に茶店といったいろんな施設があり。野球少年の元気な声や、バットでボールを打つ音、体育会系の学生の太い声、バーベキューの炭とタレの焼ける匂い…。そんな休日の河川敷の光景を横目で眺めながらのラン。みんな、真面目な顔で(?)黙々と走るものの「ハラ減った…」「ビール美味そう…」という心の声が私には聞こえました。
 数回の休憩をはさんで無事ゴール(約2名、途中の茶店の「生冷えてます」ののぼりにつられコースアウト)。正味4時間ちょっとの走行、キロ6分で走った計算になります。一人じゃなかなか走れない42kmの走り込み、メンバーがいればできるってこともありますよね。
 広い風呂で汗を流し、手足を見ると、10月だというのにしっかりと日焼けの跡が。今年はあまり夏らしくなかったからでしょうか、ヒリヒリするのが久しぶりな感じでした。
 打ち上げは昭島駅前の居酒屋に開店時間と同時になだれ込み、13名で一つのテーブルを囲んでわいわいと盛り上がりました。いくら持って来ても手品のように消えて無くなるピッチャーのビールに店員さんはさぞ驚いていたことでしょう。


集合は六郷土手。一応、スタート前にオリエンテーションなんかしたりして。









はい、スタートしました。42km先のお風呂とビールを目指して。










「今日はキロ6分半から7分くらいで」と言っておきながら、徐々にペースアップしていったのは誰だ!









水辺の風景―その1―











水辺の風景―その2―











水辺の風景―その3―











途中の休憩タイム。だいぶ足にきましたねぇ。そこへ、できもしないのに「ここからはキロ4分台でいきますよ」と、みんなを困らせては喜んでいる代表。本当に困ったもんだ。







やっと着いたぞー。42km走り抜いたぞー。さー、風呂だ。










さー、ビールだ。よーい、ドン!











(リポート:ヤナギ~、写真:カズさん、キャプション:ムサッシー)


# by sportsaid | 2009-10-10 01:07 | 武蔵UMC通信

「第12回雁坂峠越え秩父往還143km走」リポート

 今年で14回目を数える「雁坂峠越え秩父往還走」ですが、今回はかつてない好天に恵まれました。出走されたランナーの皆さんと雁坂小屋に登ったスタッフの皆さんは、標高2082mの雁坂峠から見る富士山にさぞ感動されたことでしょう。
 それにしても、大会当日は爽やかなランニング日和でしたね。時間内完走率は67%に及び、総合1位の飴本選手は14時間台のとてつもない大会新記録を樹立しました。因みに2位の梅澤選手も大会新記録でした。また、今回新たに永久ナンバーバーカードを取得したランナーは51名に及びました。「雁のみち」を旅してくれたランナーの皆さん、そして夜を徹してランナーのサポートにあたってくれたスタッフの皆さん、本当にお疲れさまでした。ありがとうございました。
 
 毎年、前記大会(本番の大会)の2週間前(今年は9月6日)に「雁坂峠越えトレイルマラニック」を開催しています。このイベントは、特にこれからトレイルランニングに取り組んでみたい方、および本番の大会に挑戦される方を対象とした練習会的なもので、今年は52名のランナーが参加してくれました。また、私たち主催者側はこのイベント時に、コースとなる登山道の整備、および本番で第2エイドステーション(CP2)となる「雁坂小屋」への飲食料の荷上げ作業を行っています。今年も多くのランナーの皆さんに荷上げを手伝っていただきました。お陰さまで、本番の準備が整いました。ご協力に心から感謝いたします。

 息つく間もなく、本番の大会前日。今年から開会式に加えて前夜祭を行うことにしました。会場はなんと甲府市内でも最上級クラスの「ホテル談露館」。ちょっと戸惑ったランナー、スタッフもいらしたようです。

大会前日受付直前。さー、笑顔で選手を迎えましょう。










開会式会場風景











競技説明に耳を傾ける選手たち。









 前夜祭は「カーボローディングパーティー」ということで食事の用意をさせてもらいましたが、さすがランナー、またたく間に料理を平らげてしまい、急遽、追加料理をオーダーする始末。来年は「質より量」をもっと徹底させなくては。

前夜祭「カーボローディングパーティ」風景










スタッフ一同、選手の皆さんへご挨拶。









 で、皆さん、会場の雰囲気はいかがでしたか? 会場を盛り上げようと「チャイナドレス」等に身を包んで接待にあたってくれた女性スタッフ陣には、ぜひ拍手を送ってくださいね。

 さて、大会当日夜明け前、「雁のみち」の始点・甲府駅北口にランナーが続々と集まり出しました。迎えるスタッフは、自慢の「綺麗どころ」。スタート地点は徐々に盛り上がっていきます。

当日受付担当の「綺麗どころ」。










スタート地点に集結したランナーたち。










スタート前の記念写真。勢揃いした161名のランナーに圧倒されました。









 やがて夜も明け、時計の針は午前6時を指しました。そして、スタートの合図とともに161人(エントリーは178人)のランナーはそれぞれの思いを胸に、雁坂峠を越えて川越へと続く「雁のみち」に第1歩を踏み出しました。空には雲ひとつありません。まさに「いい日、旅立ち」です。


 全長143kmに及ぶこの大会のコースは、3つの区間に分けることができます。まずは序盤、登山道までの35kmは840m登るロード、次に標高2082mの峠を登り下りする16kmの登山道、後半はゴールまでの92kmのロードということになります。どうです、なかなか手強いでしょう。100kmを完走できたので、143kmの雁坂峠越え秩父往還走も多分いけるでしょう、という訳にはいきませんよ。第1エイド(33.3km地点)には余裕で入りたいところです。
 今年参加された方は本当にラッキーですね。雁坂峠からこんなにくっきり富士山が見えたのは初めてです。













第2エイド(42km)は雁坂峠から秩父側に少し下ったところにある雁坂小屋。チアリーダー姿のおネエの熱烈歓迎にランナーは困惑気味。
 ここからの長い下りは、トレイルランニングを満喫できます。

 下山して1.5kmほどで第3エイド(52km)。ここではお馴染みの「ムサッシー特製カレー」に加えて、これまた特製のスープを召し上がっていただきました。あるランナーの「涙が出るほど旨い」という言葉にムサッシーは有頂天。素直に嬉しいっす。
 腹ごしらえをしたランナーの皆さん、ゴールの川越はまだまだ先、これからが勝負ですよ。


 第4エイド(67.5km)の素麺とレーズンロールハムサンドも美味しかったでしょう。
 30番手あたりが第5エイド(85km)に到着する頃に陽が落ちました。これからは夜の行軍となります。雑炊とお汁粉をしっかり食べて、ナイトランに備えてくださいな。
 第6エイド(99.3km)の周囲は真っ暗でも、ここのスタッフは賑やか。少々寒くなってきたところへ、特製ラーメン。喜ばれました。
 第7エイド(110.2km)のロックガーデンカフェには「綺麗どころ」が集結。美女が差し出す月見うどんと炊き込みご飯の味は格別でしょう。
 第8エイド(124.6km)のメインメニューは「いくら茶漬け」&「いくら山かけ丼」。胃の調子がおかしくなって「食べれなーい」ランナーはお気の毒です。来年は胃腸も鍛えてきてね。

 さー、残すところあと18.4km。でも、ここからが正念場なんです。辛い思いをしないランナーは恐らくいない筈です。多くのランナーは嫌というほど苦痛に苛まれます。だからこそ味わえる、ゴールしたときの極上の解放感と達成感。ムサッシーもこのレースを完走しているので、よく分かります。ゴールに入ってくるランナーをとても羨ましく思います。
















 今回、大会記録を大幅に更新して総合優勝の栄冠を収めた飴本義一選手(No.169)、女子で初優勝に輝いたイタキチさんこと雨宮有子選手(No.215)、知的障害をもちながらも見事完走を果たした副島百年選手、ほか完走された皆さん、本当におめでとうございます。
 残念ながら、ゴールまで届かなかった方々、スタートラインに立てなかった方々、次回はぜひ「雁のみち」を心地よく駆け抜けてください。

 原始の昔より、人々の往来の歴史を脈々と刻んできたといわれる雁坂峠越え秩父往還は、「日本の道百選」にも選ばれています。ムサッシーはこのロマンあふれる「雁のみち」で大会を続けてこられたことに深い喜びを感じております。この大会に関わっていただいている多くの方々に深謝いたします。
 最後になりましたが、写真をご提供いただいたヤナギ~、真後 亘さん、前田善次さん、和田 亮さん、武田純一さん、ありがとうございました。

# by sportsaid | 2009-09-30 12:34 | 大会リポート

第12回カモシカマラソン「晩夏の飯豊連峰縦走路をゆく」リポート

 「飯豊連峰は山形、福島、新潟の3県の境に位置し、主脈は延々20kmに及びます。
 山容はいくつかの鋭鋒を起こしながらも、全体的にはなだらかなうねりとなっていますが、ひとたび稜線からそれると急峻な沢が山肌深く刻まれ、険しい表情もみることができます。また、2,000m級の峰々を連ねた堂々たる山塊は、四囲の山系を圧倒しています。
 季節ごとに咲き乱れる色とりどりの高山植物、美しい緑の草原に点在する池塘や雪田。日本百名山でもある飯豊連峰は、まさに山上の楽園と言えます。

 冒頭の文章は、第12回カモシカマラソン「晩夏の飯豊連峰縦走路をゆく」の大会パンフレット、およびプログラムに「飯豊連峰の概要」として記載したものです。
 1997年にカモシカ山行とウルトラマラソンの両方の要素を合わせもった(同時に楽しめる)レースとして、毎回コースを変えて開催してきたカモシカマラソンでしたが、諸般の事情により2007年のレースを最後に従来の方法による開催をいったん打ち切りました。そして、見直し期間を経て、ここに装いを新たにしたカモシカマラソンを復活させることができました。それも夢の飯豊連峰で…。


JR磐越西線・山都駅に異様な集団が降り立ちました。










異様な集団ではありますが、お行儀よく並んで受付を済ませています。










競技説明もきちんと聞きます。











スタート前のお決まりの記念写真。前列中央のおじさんが持っているのは何?









7時、異様な集団が飯豊連峰に向かって走り出しました。










飯豊連峰の登山口ももうすぐ。みんな、快調!










 さて、8月22日(土)7時、夏山登山のピークも過ぎ、やや静けさを取り戻した飯豊連峰の登山基地・JR磐越西線山都駅から、何やら異様な輩36名が走り出しました。登山口である川入キャンプ場までは空身なので、23kmで400mほど上る道のりは異様な集団の皆さん、実に軽快な足どりでクリア。でも、ここからが大変。今回は山中で1泊することになっているので、その分重くなった荷を背負わなくてはなりません。おまけに胸が斜面につくほどの急登。なのに、皆さんの表情は満足げです。天気は上々だし、何しろ高度が上がるごとに見事な風景が次々と展開されていくのですから。
 特に、稜線に出てからは最高の気分でしたね。冒頭の文章通りの「山上の楽園」を漫歩しているようでした。夢が叶って、ここ飯豊連峰を舞台に今こうやってカモシカマラソンを実施していることに、ムサッシーはこのうえない喜びに浸ってしまいました。


三国岳が近くになると眺望が開けてきます。










三国岳、飯豊本山間の岩稜地帯とゆく。気持ちいいねー。










最高峰の大日岳と雪田。期待通りのロケーションの連続です。










大日岳の雄姿がますます大きくなってきましたね。










そして眼前には飯豊本山の頂が…。











 「夢の飯豊連峰」。私事で恐縮ですが、ムサッシーは中学のとき故郷の北国は津軽の秀峰「岩木山」に登って以来、長い年月をかけて日本百名山参りを続けてきて、とうとう昨夏に北海道の「幌尻岳」で99座の頂に立つことができたのです。そうです、実は日本百名山完踏にリーチがかかっていたのです。
 そして、本日14時を少し回った頃、眼前のなだらかなスロープを一歩一歩、私の長期に及んだ百名山登山の歴史をふり返りながら終着駅となる飯豊本山の頂に向かいました。もちろん、万感胸に迫り、周りの風景が霞んでいました。
 山頂では、ヤナギ~がわざわざ作ってきてくれた横断幕で記念撮影。それに重たい思いをして担ぎ上げてくれたワインで乾杯。仲間の心憎い贈物にまたまたジーンとなってしまい、困りました。私の日本百名山完踏を祝ってくれたカモシカの仲間たち、本当にありがとうございました。


飯豊本山頂上にて。皆さん、ありがとう。おかげさまで、忘れられない1日になりそうです。









 感激を胸に、さらに歩を進め御西小屋に到着。速いチームも、遅いチームもここ御西小屋が初日の終了点になりました。本レースは19時~翌4時まで行動禁止のため、速いチームはここから最高峰・大日岳を往復して終了、遅いチームは大日岳往復を明朝に残して終了し、小屋に入りました。
 小屋では、各チーム思い思いの食事風景でしたね。コンロ、コッヘルで調理するチームもあれば、携帯食で素早く済ませるチーム、アルコール付きで宴会モードのチームもありましたね。ほぼ全参加者が一堂に会し、チームを超えてくつろいでいる様は、何かレースというよりも集団登山といった雰囲気がしたのは私だけではないでしょう。小屋の広さの割には人数が多くて、快適とはとても言い難いけど、皆さんいい経験になったと思います。


大日岳頂上。風が強かったけど、360度のパノラマは最高でした。










大日岳から飯豊本山を望む。酔いしれますね。










 翌23日(日)はガスっていて、視界不良、加えて強風。雨は落ちていないもののランナー的には、むしろ悪天候に近い状況と言えます。
 4時、昨日のうちに大日岳往復を済ませたチームの多くは集団で出発。レースとはいえ、安全第一です。集団をリードした岡田選手は山のエキスパート、さすがでしたね。
 夜が明けてからはムサッシーがトップに立ち、その後は一転、レース模様となりました。まず先行したのは、残念ながらお互いの相方のキャンセルのため、急遽チームを組んでオープン参加となった磯部、飴本ペア。これにムサッシーたち、そして今回、大方の予想に反して優勝した市川、高木ペアが続きます。
 天候の方はやがてガスも晴れ、とき折り陽が射すようになりましたが、依然、強風が吹きすさんでいました。女子ランナーには難儀なことだったと思います(雁坂の女傑さんだけは別?)。ホント、よく頑張りました。
 でも、目を瞠るような眺望は相変わらずです。120%、飯豊連峰のゆく夏を堪能させてもらいました。


とうとうやってきました朳差岳頂上。安堵感と名残惜しい気持ちが交錯。










 やがて、飯豊連峰主脈の北端、朳差岳へ。ここから下界に向かってひた下ることになります。疲労もかなり増してきていたので、ホッとしたというランナーと、せっかく踏み入れた「山上の楽園」から立ち去りたくないというランナー、果たしてどちらが多かったのでしょうか。
 朳差岳からの長い激下りは、かなり効いた模様。蛇の度々の出没にも驚きましたね。
林道に出てからも暑さも手伝ってきついランニングとなりました。最後のチェックポイント・大石ダムの手前に設置した臨時エイドで幾分持ち直したものの、とどめの12.5kmのアスファルト道にも参りましたね。我ながら、涙が出るほど嬉しい「超ハードなコース」になってしまいました。ランナーの皆さん、本当にお疲れさまでした。それから、ランナーのサポートにあたってくれた久山幸男さん、千葉恵一さん、本当にありがとうございました。
 因みに、本レースの出走者は36名、うち完走者は制限時間外を含めて31名でした。


バンザーイ! きっちり時間内完走したぞー。










無事ゴール。温泉とビールが待ってる~。










 19時30分からランナー16名、スタッフ1名で宿泊先「胎内アウレッツ館」にて食事会を開き、カモシカマラソンについて語り合いました。
 今回、ムサッシーはランナーとしても参加しましたが、やはり主催者サイドに立つと、登山におけるリスクの高さにどうしてもこのレースの開催に及び腰になってしまうことも確かです。が、皆さんのカモシカマラソンに対する熱い思いを聞くと、何とかリスクの軽減を図り、継続していかなければならないという気にさせられてしまいます。
 今後は、日本三大峠である南アルプス・三伏峠、また北アルプス・針ノ木峠を通過する山域で開催できればと考えております。カモシカファンの皆さん、お楽しみに!

(写真協力:チバちゃん、ヤナギ~、オクムNo.1さん)

# by sportsaid | 2009-08-31 19:07 | 大会リポート

「第16回奥武蔵ウルトラマラソン」リポート

 奥武蔵ウルトラマラソン(オクム)の代名詞は「夏の祭典」。その名に違わず、じりじりと照りつける太陽のもとで、この大会は回を重ねてきました。が、16回目にして初めて「雨天のオクム」になってしまいました。暑いどころか、むしろ肌寒かったくらいです。そのおかげか、完走率は95%を超え、また自己ベストを更新し、満足げなランナーも多数。うーん、かえって雨でよかったのか?いや、やはりオクムには「あふれる光」が欲しいですよね。本物の雨より蝉時雨のなかを走りたいですよね。皆さんに何か申し訳ない気持ちになってしまいました。雨に煙るオクムを元気に駆けめぐってくれたランナーの皆さん、本当にお疲れさまでした。あなたたちの「いつだってオクムは楽しいよ」と言ってくれた言葉、今年ほど身にしみてありがたいと思ったことはありません。本当にありがとうございました。
 それから、終始、雨に濡れながら献身的にランナーのお世話をしてくれたスタッフの皆さん、本当にご苦労さまでした。皆さんの情のこもった温かいサポートに、ほとんどのランナーは感謝感激しておりました。本当にありがとうございました。
 今年のオクムのエントリー者は昨年より約160名増えて1095名。加えて、この想定外の雨。にもかかわらず、大会が無事に終了したことは、とりもなおさず心優しい素晴らしきランナーたち、スタッフたちに恵まれたほかありません。重ねてお礼申し上げます。

以下、大会の模様です。


大会前日は、プレイベントとしてランニングセミナー「ランナーのためのボディケア」(赤木一恵先生)、「救急救命・AED講座」(太田 眞先生)を開催しました。







大会当日、開会式の後は恒例のエアロビによるウォーミングアップ。リードする美佳さん(鶴岡市)は何とこの4月に出産したばかり。さすが鍛えぬいたボディは違うね。







スタート前の一コマ。この大会限定でチーム編成した「ウルトラ美女部」は大会に華を添えてくれましたよね。おじさんたちは嬉しい限りです。








スタートも間近に迫りました。うん、前列左側にいるのは伊藤夕子選手とこうや君かな?伊藤選手はお子さんのあかねちゃん、こうや君の応援もあって見事、女子総合優勝に輝きました。






午前7時、過去最高の出走者が果敢にオクムの難コースへ飛び出していきました。









号砲が鳴ってから最後尾のランナーがスタートラインを跨いだのが、何と1分30秒後。第1回大会の出走者がちょうど100名だったことを思うと信じられない光景です。







ランナーがスタートして2時間ほど経過した大会会場。すでにゴールするランナーを迎える体制が整いましたが、非情にも空からポツポツと雨粒が…。







一方、多くのランナーは18km付近の鎌北湖エイドステーションを通過しています。お馴染みのウェディングドレスのお姉さんは今、到着しましたね。








その先では、バンバンクラブの熱い応援。今年も多くのB組(ブラインド)ランナーがオクムに挑戦。G組(ガイド)ランナーの皆さんも、ご苦労さまです。







32km付近の見晴台エイドに御用聞きに立ち寄る実行委員長(写真中)。左はエイド長、右は今回、実行委員長の補佐役を務めてくれた「まゆちゃん」。







そこへ、選手を先導する「ホンダトライク」(ハーレーではありませんよ)が登場。ドライバーの小谷さんも、もうすっかりオクムの顔になりましたね。








選手も続々と見晴台エイドに入ってきます。バニーちゃん、いらっしゃい。しかし、バニーちゃん、トイレのときはどうやって?と、いらぬ心配したりして。








てつこちゃんとだぐらすがヤクルトファンだとは知りませんでした。ともに今年で14回目の完走ですね。









女子選手はみんな元気。あなたたちの素敵な笑顔は、オクムをより華やかにしてくれます。









オクムの女神たちよ、いつまでもオクムで輝いてください。










忘れちゃいけない。T.O.Yの皆さんもオクムを盛り上げてくれてますよ。










最も後ろ姿を注視されたのは彼かな?















ランナーの皆さん、たとえ雨でもきちんと給水してくださいね。もちろん、給食も。オクムのエイドは種類、量とも豊富だよー。








最高齢(79歳)の斉藤 萬選手は今年も超元気。私たちの励みです。














写真中央の斉藤玉貴選手は視覚と聴覚に障害をもっていますが、今年で3年連続完走を果たしました。









見晴台エイドは復路から「居酒屋」風に様変わり。ビール?はい、はい、ありますよぉ。














ひー、いいねぇ。旨いねぇ。











店長もいい味、出してるねぇ。オクムはスタッフも楽しまなくっちゃ。










こちらは41km付近の刈場坂エイド。今年も「鴻巣楽しく走る会」のメンバーが選手に熱き心を注ぎます。









折り返しの丸山エイド。恒例のビキニギャルさん、雨のなか、ビニールを被ってよく頑張ってくれました。原始人もビキニさんをよく引き立ててくれました。「雨も肌寒さも関係ねー」と一人(一頭?)ほくそ笑んでいたのはモウくん。





まっ先にここを折り返したのは、神宮浩之選手(No.501)。神宮選手は、ここまま他にトップを譲ることなく、堂々の2連覇。おめでとう。








17時30分頃の大会会場。降りしきる雨の中、まだ多くのランナーがゴールを目指しています。そのランナーの感動のゴールを今か今かと待ち構えている仲間たち。嬉しいですね。







 雨に打たれながらも笑顔でゴールに飛び込んできてくれるランナーの皆さん、あなたたちは何と強くて優しいのでしょう。「悪天候で辛い思いをさせているのではないか」と危惧していた私たちは、皆さんの笑顔に救われました。ありがとうございました。
 もう一つ。今年、見事10回完走を達成したある選手が、私たちに素晴らしい贈り物を置いていってくれました。それは「奥武蔵、最高!」という言葉でした。ありがたくて思わず目頭を熱くしてしまいました。ありがとうございました。
 来年は、「暑くて熱い奥武蔵」でお会いしましょう。

 (写真協力:加藤正子さん、前田善次さん、栗田由希子さん)

# by sportsaid | 2009-08-12 18:26 | 大会リポート

「第15回8時間耐久レースin所沢航空記念公園」リポート

 時節は「梅雨」。しかし、この日(7月5日)は天が味方してくれました。
 今回で15回目を迎えることになった「8時間耐久レースin所沢航空記念公園」は、湿度は高いものの雨に降られることもなく、また気温も大して上がらず、この時期としては上々のコンディションのもとで開催することができました。
 さて、今大会でもランナーの皆さん、よく走り、そしてよく飲んで食べてくれました。かなり多めに用意した食べ物はすべて皆さんの胃袋に収まりました。今回初めてスタッフとして参加してくれた方は、皆さんの旺盛な食欲に目を丸くしていましたよ。ホント、こんだけ飲んで、食べてくれると作る側としても気持ちいいですね。私たちが主催するこの大会で、走・飲・食ともに大いに楽しんでくれている皆さんが大好きです。本当ですよ。
 レースの方は、女子の部では藤原定子さん(東京都)が記録84.396kmで見事、初優勝に輝きました。なお、藤原さんは先の日本横断「川の道」520kmフットレースで総合優勝した女傑さんでもあります。男子39歳以下の部では加山幸治さん(埼玉県)が97.380kmで昨年に引き続き連覇を果たし、50歳以上の部では90.888kmで島田俊幸さん(東京都)が、これまた初優勝に輝きました。皆さん、おめでとうございました。

 大会風景をご覧いただきます。


会場は緑濃い「所沢航空記念公園」内にある常設テント。大会を主催する者としては、とてもありがたい施設です。








スタート前は恒例のエアロビでウォーミングアップ。インストラクターは本大会の招待選手でもある「はなちゃん」。








午前8時、過去最高の480名(エントリーは555名)のランナーのスタートです。因みに、第1回大会は100名足らずだったんですよ。








いやー、この人数になると、スタート風景も圧巻ですね。興奮しちゃいます。









ドリンクコーナーは大会本部・常設テント前。給水係は所沢市内にある「秋草短期大学」の「かわいこちゃん」たち。今年も来てくれてありがとう。








特におじちゃんたちは嬉しそう。ついつい、毎周回(1周3.246km)給水しちゃいますよねー。メニューはスポーツドリンクのほか、コーラ、紅茶、コーヒー、緑茶、ジュース(オレンジ、マンゴー、ピーチ、りんご、ぶどう、ゆず)、クリームソーダ、ジンジャーエール、牛乳、コーヒー牛乳・・・すごいっしょ。



ドリンクコーナー後方のテントは食事コーナー。今年もいろいろ出しましたよ。果物(バナナ、グレープフルーツ、スイカ(赤いのと黄色いの)、メロン、キウイ、トマト等)、ハム・キュウリのレーズンロールサンドウィッチ、クリームパン、あんぱん、かりんとう、おにぎり、そうめん、冷やし中華、キムチ入りあったかうどん、蒸しジャガイモ、蒸しサツマイモ、白玉入りおしるこ、キュウリの漬物等々。おっと、忘れちゃいけない、かき氷はこの大会の定番。

食事コーナーにはいつも列ができていました。うん、バイキング形式の屋台みたい。









今回のサプライズメニューは「キムチ入りあったかうどん」。暑いときこそ「辛くて熱いもの」。









ほーら、美味しいでしょ。











デビルマンもマッチョマンも、この時期はかき氷で身体を冷やさないと走れないよねー。









12時をまわり、レースも後半に入ります。ランナーの足どりもそろそろ重くなってきました。









そんなときは、女子学生に「ちから水」をかけてもらって復活を図ります。










それから、この「8耐スペシャルバンド」のジャズ&サンバ演奏による応援。実は一般入園者もこのバンドが来るのを楽しみにしているんですよ。この大会がランナーのみならず、一般の方にも楽しんでもらえてるって、嬉しいですね。バンドの皆さん、長丁場の演奏、お疲れさまでした。今後もよろしくお願いします。



 今回も多くの方がスタッフとして手伝ってくれました。遠くは山口県宇部市からかけつけてくれた方もいらっしゃいました。この大会はスタッフも8時間耐久レースそのものです。長時間に渡るサポート、本当にありがとうございました。 
 
 大会後、秋草学園短期大学の学生さんから次のような嬉しいメールが入りました。

 「ランナーの方たち、スタッフの皆様にたくさんの『ありがとう』を頂いた事に感激しました。とても楽しかったので8時間経つのが早く感じました。このような素晴らしい体験をさせていただき、本当にありがとうございました。また機会があれば参加したいと考えています。その時はよろしくお願いします」
 
 学生さんに労いの言葉をかけてくれた心優しいランナーの皆さん、スタッフの皆さんに重ねてお礼申し上げます。今年も「いい大会」を開催することができました。また、来年も緑濃いの所沢で大いに盛り上がりましょう。

(写真撮影協力:チバちゃん)

# by sportsaid | 2009-07-10 15:40 | 大会リポート

ヤナギ~の「ぐるっと高尾・陣場」練習会リポート

 6月28日、梅雨まっただ中、一昨年の秋に続いて「ぐるっと高尾・陣馬山(トレイル+ロード=約35km)」練習会を開催しました。
 高尾山はあのミシュランの三ツ星に選ばれちゃった観光名所。高尾山口駅前は多くのハイカーでごった返していました。高尾駅集合の我々クラブ員30代から70代まで揃った25名は、混み合う高尾山口駅前をすり抜けて、走る遠足よろしくぞろぞろとトレイルに向かいました。

スタート地点の高尾駅前に集合した面々。いろんなのがいるねぇ。










高尾山口駅前を通過。この先から、トレイルに入ります。









 やっぱり山は気持ちいいっすね〜。土のにおい、樹木と葉っぱのにおい、ヒトンチットが肺の隅までいきわたって細胞にしみわたる〜(ってちょっと大げさか?)。

高尾山は頂上を踏まずに巻いちゃおう(軟弱)。










一丁平で休憩。ここには水場もトイレもあるぞー。










トレイルの下りは気持ちいいねー。快調!









 でも山の中で生き生きするのは私たちの性分でしょうか。さらに走っていると心拍数も気持ちも上がり、皆ハイテンション。陣馬山頂の白陣馬さん像(っていうのか知りませんが)も「喧しい大人たちじゃのう」と言ったとか言わなかったとか。

陣場山頂上。白陣馬さん、さぞ喧しかったでしょう。










下山前に全員で記念写真。











陣場山からの勾配のきつい下りは慎重に。










和田峠に到着。ここからは、アスファルト道(陣場街道)を走ることになります。








 陣馬山を抜け、和田峠に出るとそこからはロード。勝手に足が前に出てしまう激下り坂。誰も言わないのに何だか勝負モードに。やけに大きなザックを背負ったK畑さんがトップだったのは少々以外でした!
 陣場高原下の集落に出ると、地元のオバちゃんが手招きして何か叫んでいる。「早く早く!バス行っちゃうよ!」だって。近くのバス停で待機するバスのことを指して言ったようです。車でもバイクや自転車でもない人は、そこからバスに乗るのが当然だと思ったんでしょう。このまま高尾まで駆けていく私たちは普通じゃないのでしょうか(笑)。
 ロード後半は自由走。予報通り雨も落ちてきて、思った以上に長くハードなロード。「これは練習会なんだよな」と、ひたすら耐えてゴール高尾のお風呂屋さん「フロッピィ〜」をめざしました。
 走った後のアフターの出席率が高いのも我がクラブの特徴(?)。「走ったら飲む!」どちらも大切なんです。安さ基準で検索した居酒屋は少々あやしい雰囲気もありましたが、いっぱい飲めたから、まっいっか〜。練習会だし?? この「ぐるっと高尾・陣馬山」も定番の練習コースになりそう。秋にやって初夏にやったから、今度は真冬にやるってどうでしょう、皆さん。
(写真:前田善次&島田利治、キャプション:ムサッシー)

# by sportsaid | 2009-07-01 22:15 | 武蔵UMC通信

「第7回名栗U字連山スーパートレイルラン」リポート

 私たちスポーツエイド・ジャパンが主催する大会は、今までほとんど天候に恵まれてきていましたので、この日(5月31日)もきっと何とかなるだろうと思っていたのですが・・・。残念ながら、願いは通じませんでした。
 予報よりさらに悪い気象条件のなか、この大会に駆けつけてくれたランナーの皆様、スタッフの皆様、本当にお疲れさまでした。そして、ありがとうございました。
 前回まで「ピークハントマラソン」(距離11km)として開催してきたこの大会、今年から多くのランナーの要望に応えて、より内容の濃いものにリニューアルしました。
 コースは、前回までゴールだった棒ノ嶺からさらに長尾丸山~日向沢ノ峰~有間山~蕨山~金比羅山へとU字状に続く(名栗U字連山)縦走路としたので、距離も一挙に28kmに伸び、最大標高差も1100mを超え、かなりハードなものになりました。また、危険と思われる箇所が増えたこともあって、正直、この悪天候のなか、ランナーは楽しんでくれるだろうか、何より無事に戻ってきてくれるだろうか、という不安にかられていました。が、それは杞憂に終わりました。厳しいコース、悪天候も何のそのです。異口同音、「ひゃー、まいった、まいった。もう、ドロドロですよ。でも、楽しかった。最高!」。泥まみれでゴールしたランナーたちの満ち足りた笑顔に胸をなでおろしました。同時に雨中、懸命にランナーのサポートにあたってくれたスタッフに感謝の念でいっぱいになりました。大会後、「スタッフの熱心な応援」を讃えてくれた声が多く寄せられました。スタッフの皆様、本当にありがとうございました。
 今回のスタッフ陣には、いつもはランナーとして私たちが主催する大会に参加していた方が多くいらっしゃいました。「ランナーとスタッフが一体となって楽しめるフレンドリーな大会づくり」をめざしている私たちのスタンスが徐々に理解されてきていることを、とても嬉しく思っております。

 以下、大会の模様です。


今にも泣き出しそうな空にもかかわらず、ぞくぞくとランナーが名栗河川広場に会します。









一挙に参加者が増えたこの大会。増員した受付係りのなかに凄いランナーたちがいたことをご存じかな?









いよいよ、スーパートレイル28kmの部のスタートです。熱気が伝わってきます。









9時、新コース「名栗U字連山」縦走路に向かって一斉にスタートを切りました。














続々とランナーが飛び出していきます。










「はーい、いってらっしゃーい。楽しんできてねー。無事に帰ってきてね~」。














コースは名栗湖を巡ったあと、白谷沢から棒ノ嶺をめざします。白谷沢は岩場があったりして、ちょっぴりスリルも味わえます。








第3エイドは長尾丸山の鞍部。このエイドの売りは「ハムのレーズンロールサンド」ときれいどころの超元気な応援。








本コース最も標高が高い第4エイド・日向沢ノ峰の手前。雨のなか、ランナーもスタッフもよく頑張りました。









第6エイド・逆川乗越。ここのメインメニューはお粥、トマト。因みに第5はおにぎり、第7はおしるこ、メロン(少なかったけど)でした。








蕨山を越すと、ゆるやかな下り基調となり、気持ちよく飛ばせます。「ゴールは近いぞー」。









トップでゴールしたのは、やはり奥宮選手(No.102)。このコース、この天候での2:56:35のタイムは驚異的。さすが~。













ゴールしたランナーに「雨のなかを申し訳ありません」と声をかけると、ほとんどのランナーから「とんでもない、楽しかったですよー」と返ってきました。ありがたかったです。







ゴール後は、この大会の名物「山菜てんぷら」。まずは塩を振って食し、仕上げは天つゆをかけて「山菜天丼」。うまいっしょ。「さち弁当」さんのプロの味ですからねぇ。







(写真:ムサッシー、石井俊夫、キャプション:ムサッシー)

 今回は、予想以上のあいにくの天候でしたが、ランナーの皆様、スタッフの皆様、「ひだまり山荘」を始め、協賛をいただいた皆様のおかげで、無事に大会を終了することができました。しかし、問題点も少なからずありました。今後は、多くの方から賞賛していただいたこの「名栗U字連山」縦走路コースの保全、整備に努め、皆さんにより楽しんでいただける大会として継続開催していく所存でおります。今後とも、よろしくおつき合いくださいますようお願いいたします。

# by sportsaid | 2009-06-07 12:19 | 大会リポート

ヤナギ~の「名栗キャンプ&トレイル練習会リポート」

 5月の練習会は「名栗U字連山スーパートレイルラン」のコース整備&試走ということで、名栗河川広場にキャンプを張り、2日間で行いました。
 16日(土)、有間峠の林道に鎌やらノコギリを持った怪しげな集団が…。
 スーパートレイルランのコースで作業をしていると、何組かのランナーが通過。聞けば、みな2週間後に開催する大会の試走に来たんだとか。
 一部狭くなっているところや、コースを覆っている高い薮を刈ったりしました。
 有間峠の関門地点で休憩していると何やら視線を感じました。見上げると大きなボスザルがこちらを睥睨。「何をしておる」と言いたげに去っていきました。大会にスタッフとして参加する我がクラブのおサルさんにここでサポートしてもらうと、何か事件でも起きるかな?
 夕食は味噌味、醤油味と2種類の山賊鍋。何でもありの状態でナッツ、アーモンドが入ったり、だしの素と間違えてスティックシュガーを入れたり…。マジックショーの競演あったりと楽しく夜は更けていきました。

山賊鍋を囲んで・・・。気がつけば足元に空いた一升瓶がゴロゴロ。










奥武蔵の夜は、まだ寒い。喰って呑んだあとは炭火を囲んでの語らい。これもまた楽し。









 翌17日(日)は二日酔い(&寝不足)気味でU字連山ショートトレイルコースを試走。雨の予報も名栗地方だけは日中に降られることもなく、適度な湿気があって心地よく走れました。

2日目からの参加者も揃い、出発前のオリエンテーション。前泊組の吐く息からはアルコール臭が・・・。









名栗湖の先からトレイルに入ると、いきなり「大ヨケの滝」が出現する。水量があるときは、かなりの迫力ですよ。













「大ヨケの滝」をバックに記念写真。ここは「名栗U字連山ショートトレイルランの部」のエイドステーション設置場所でもあります。













怪しい集団は、黙々とさらに奥へと分け入ります。










と、今度は「小ヨケの滝」が・・・。











 練習会から戻ると、ちょうどお昼。ランチは、いつもお世話になっているさち弁当さんのバーベキュー。お好み焼きから焼き肉、チャーハン等々。皆で舌鼓を打ちました。
























 今回の練習会はキャンプとバーベキューを加えたので、より楽しかったですね〜。またやりましょう!
 (写真:ムサッシー&島田利治、キャプション:ムサッシー)

# by sportsaid | 2009-05-20 15:16 | 武蔵UMC通信

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