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第19回雁坂峠越え秩父往還走の概要

長らくお待たせしました。第19回雁坂峠越え秩父往還走の概要を発表させていただきます。
従来、本大会の山間部のコースは山梨市三富地区・道の駅みとみ付近から某私有地内にある登山道を通って雁坂峠~雁坂小屋~突出峠を経由し秩父市川又に至る、すなわち本来の秩父往還を辿っていました。が、一昨年から某私有地内での大会開催が困難となったため、前回は雁坂トンネル避難坑~奥秩父トンネルを通り抜け、埼玉県側の黒岩尾根経由で雁坂小屋に出るコースにて実施しました。
さて、本年の大会は関係機関の方針、また将来的なことも踏まえたうえで検討を重ねた結果、別紙・概要書のごとく、甲府駅前をスタートして道の駅みとみに到着した時点で一旦時計を止め、大会専用バスにて雁坂トンネル本坑を通過して埼玉県「出会いの丘」駐車場で下車、そこからリスタートするという形をとることにしました。
それに伴い、大会専用バスの借り上げ、また記録計測の円滑化を図るためにICチップによる自動計測システムを導入することになりましたので、大会参加料を1000円値上げさせていただくことをご了承ください。
今回の途中で一時レースを中断する形に対して不満を持たれる方もおられると思いますが、あらゆることを考え合わせると現時点ではこの方法が妥当だと思われるので、雁坂を愛して止まない皆さまには、この度の事情をご理解のうえ、今年の「雁のみち」を楽しんでいただきたく存じます。
私はこの大会に極めて強い思い入れを持っています。決して、雁坂の灯を消してはならないと思っています。皆さまとともに、この大会を守り続けていくことが私の切なる願いです。これからも、雁坂と、また私たちとよろしくおつき合いいただければ幸いです。
              大会長/スポーツエイド・ジャパン代表理事 舘山 誠
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# by sportsaid | 2016-06-08 11:35

本州縦断・青森~下関1521kmフットレースで驚異的な記録が生まれる!

我が国最大の島・本州の形状は北東から南西方向に湾曲しているため、外湾側(太平洋側)と内湾側(日本海側)とでは距離に大きな差があります。
私たちが主催する「本州縦断・青森~下関1521kmフットレース」は、基本的に日本海側の国道7、8、9号線をたどるものとし、その全長は1521kmで青森市から山口県下関市までのほぼ最短距離にあたります。
なお、本レースの競技期間は、4月1日~10月31日の間であれば参加者の都合で自由に設定できるものとしていますが、2ヶ月経過した現在、すでに縦断ステージ2名(今 正寛さん、大川 竹志さん)、R7ステージ(青森~新潟間430km)3名(深澤 賢二さん、和田 亮さん、中込 雄二さん)、R8~9ステージ連続走(新潟~下関間1093km)1名(吉澤 圓さん)が見事完走を果たしています。
そのなかに、特筆すべき記録をたたき出したランナーがいます。弱冠21歳(過去の挑戦者のなかでも最年少)の今 正寛さん(青森市在住)が縦断ステージを498時間11分の驚異的なタイムで走り抜きました。
本来、超長距離走は並外れた体力、走力を持ち合わせていても経験や自制力等が備わっていないと如何ともし難いものがあって、それなりの年齢を重ねたランナーの方が有利とされています。が、今さんはその通例を見事に覆してくれました。
ちなみに、今さんは7月17~18日に私たちが新たに開催する「第1回みちのく津軽ジャーニーラン」にもエントリーしています。この大会には、ほかにも「川の道」や「雁坂」の優勝者、準優勝者、また24時間走の女子世界記録を持っているランナーもエントリーしているので、ジャーニーランとはいえ、大会の行方が今から楽しみです。
もう1人の本州縦断ステージ記録更新ランナーを紹介します。
昨日(6月1日)、下関に所要時間656時間55分でゴールした大川竹志さん(65歳/仙台市在住)は完走者の最高年齢を更新しました。
これで、本州縦断ステージの完走者は11人(延べ13人)になりました。

本大会に挑むランナーはまだまだ続きます。
皆さんのご健闘を、また充実した走り旅になることを心からお祈りいたします。
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# by sportsaid | 2016-06-02 20:53

第12回日本横断「川の道」フットレース エントリーに関するお知らせ その2

 まずは、第12回日本横断「川の道」フットレースにエントリーいただいた皆様に厚く御礼申し上げます。
 さて、本大会520kmの部はA優先エントリー者63名(招待選手1名を含む)、B優先エントリー者86名、都合149名となりました。
 当初、520kmの部の定員を120名としていましたが、キャンセル見込者数、私たち主催者側の本大会運営能力等から改めて算出したエントリー受理者数を135名に引き上げました。
 したがいまして、B優先エントリーされた方のなかから72名の方をNPO法人スポーツエイド・ジャパン監事による厳正なる抽選にて12月22日に選出させていただきました。
 結果、14名の方に第12回大会の参加をお見送りいただくことになりました。その方々には、せっかくのお気持ちに対し本当に申し訳なく思っております。何とぞ、今回の事情をご理解のうえ、平にご容赦くださいますようお願いいたします。
 なお、第13回大会ではA優先エントリー者となりますので、2017年度にぜひ「川の道」を旅してください。
 また、12月28日が応募締切りとなっている255kmの部に再エントリーすることが可能ですが、その場合は第13回大会ではB優先エントリー者になることをご了解ください。

 255kmの部の12月22日現在のエントリー者は、定員40名のところ85名となっておりますので、まことに恐縮ですが、こちらは12月29日に抽選させていただきます。
 なお、255kmの部は半数以上の方に参加をお見送りしていただくことになりますが、現時点では第13回大会のエントリー方法についてここで述べるまでには至っておりません。しかしながら、今回の参加が叶わなくなっても、いずれ必ず「川の道」の旅ができるようにさせていただきます。

 2016年度の「川の道」参加をお見送りいただくことになる皆様には、今回のことに懲りずに今後とも「川の道」とよろしくおつき合いくださいますようお願い申し上げます。

               日本横断「川の道」フットレース大会長 舘山 誠
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# by sportsaid | 2015-12-22 12:46

第12回日本横断「川の道」フットレースのエントリーに関するお知らせ

 第12回日本横断「川の道」フットレースのエントリーに関するお知らせです。
 520km(フル)の部は、12月11日16時の時点でA優先約60名を含むエントリー者数が定員枠を超えております。したがいまして、2次募集(優先権を有していない方のエントリー)は実施しないことになりました。
 2次募集の実施を願っていた方にはまことに申し訳なく思っております。次回は、一般エントリー枠も確保できるようにさせていただきます。
 なお、255km(ハーフ)の部のエントリー者数は定員40名のところ、すでに59名となっておりますので、12月29日に抽選させていただくことをご了解くださいますようお願いいたします。

 実に多くの愛すべきウルトラランナーに「川の道」の旅を希望していただいていることに対し、本当にありがたく思っております。同時に、そのような方全員のせっかくのお気持ちに応えられないことに心痛の思いでおります。どうかご容赦くださいますよう切にお願いいたします。(大会長 舘山 誠)
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# by sportsaid | 2015-12-11 17:09

雁坂ランナーに伝えたいこと

 「雁のみち」の一部を雁坂トンネルの避難坑を抜け、黒岩尾根から雁坂小屋に至るコースに変更しての開催となった今大会。ランナーとスタッフの誰もが、雁坂の灯を消してはならいという思いを共有してこの大会に臨んでくれたからこそ、本大会が無事に、そして盛会裡に終了したものと存じます。改めて、この大会に関わっていただいたすべての方たちに厚く御礼申し上げます。
 さて、今回のコース変更により、道路管理者、所轄警察署、環境事務所等から多くの規制があったこと、またコースの全長が11km延びたことから、さらに厳しいレース展開になったことは明らかでした。が、その分、かつてない多くの感動をいただきました。

 ナンバーカード528 招待選手の大越一彦さん。あなたはレース途中で体調を崩し、足が止まってしまったにもかかわらず、見事完走を果たしてくれました。
 市民ランナーといえど、特に実力のあるランナーは不本意な姿を晒したくない、また次のレースのためにダメージを最小限に抑えようとする心理が働いて、調子が悪いときは早々にリタイヤという図が一般的です。でも、あなたはそれをしなかった。恐らく、何としてでもゴールしなければという思いしかなかったのでしょう。
 その理由の一つに、あなたを招待した私たち主催者側に報いるためにも途中でレースを投げ出すことを許せなかったのだと思っています。
 昨年、初参加で優勝の栄冠を手中にしたあなたも格好よかったけど、今年のあなたはその何倍も格好よかったです。

 それから、あえて出走しなかったナンバーカード385 松崎光陽さん。あなたは今年も大会前日の開会式会場にいつものように姿を現しました。そして、熱心に競技説明に耳を傾けてくれていた筈。なのに、いや、だからこそあなたはスタートラインに立ちませんでした。
 開会式終了後「宿泊すると絶対走ってしまうから」と、その日のうちに大会本部にDNSのメッセージを送り、甲府のホテルを出て帰宅したことを、後日、あなたのフェイスブックで知りました。
 不注意で古傷を再発させてしまった身では、一層厳しくなったコースを完走する自信がなかったことも大きな理由だとは思いますが、もう一つ、今大会の置かれた立場を考えると絶対に迷惑をかけてはならない、「途中でリタイヤしてもいい、とにかく行けるとこまで行ってみよう」などという甘い気持ちで出走してはならないと決めてとった措置だったと思っています。あなたの配慮あるDNSに心から拍手を送りたいと思います。

 今年も、ほとんどのランナーをゴールでお迎えさせていただき、感動、感動の連続でした。
 「さらに手強くなった雁のみち」をズタボロになりながらも頑張り抜いてゴールにたどり着いたランナーたち。雁坂をこよなく愛してくれているランナーたち。みんな我が子のように愛しく、その姿が滲んで見えてしようがありませんでした。本当にありがとうございました。
 また来年、皆さんと「雁のみち」の旅ができることを切に願っております。

                              大会長 舘山 誠
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# by sportsaid | 2015-09-26 14:31

第11回日本横断「川の道」フットレース520kmの部のエントリー状況

 第11回日本横断「川の道」フットレース520kmの部のエントリー受付を12月17日24時をもって締切らせていただきましたが、優先エントリー者86人、一般エントリー者82人、都合168人と募集定員70名をはるかに上回る数字となってしまいました。
 なお、優先エントリー者は取り決め上、参加料の送金をもって正式エントリーとなりますので、優先エントリー者だけで定員を超えることになります。そこで、本レースの途中3ヶ所あるレストポイントの収容人数の限度、私たち主催者側の本レース運営能力の限度いっぱいに定員枠を増やすことにしました。一般エントリー枠を20人(優先エントリーと合わせると100人強)とさせていただきます。一般エントリーされた82人の方には本当に申し訳ありませんが、抽選(12月29日実施)にて対処させていただきます。そのために大勢の方の参加が叶わなくなることを思うと心が痛みます。何とぞ事情をご理解のうえ、悪しからずご容赦くださいますようお願いいたします。

 正直言いまして、このような事態になることは予測できませんでした。
これほどまで参加希望者が多いのであれば、今回定めたエントリー方法が265kmの部、255kmの部含めて適切とは言えません。最適なエントリー方法について、今後、あらゆる角度から検討し直さなくてはならないと思っております。

               スポーツエイド・ジャパン代表理事 舘山 誠
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# by sportsaid | 2014-12-18 01:38

第11回日本横断「川の道」フットレースのエントリーについて

 第11回日本横断「川の道」フットレース(2015年4月30日~5月5日開催予定)のエントリー方法は、諸般の事情により下記のように変更させていただくことになりました。
  なお、本大会の開催要項は12月6日に、参加申込書は12月10日にスポーツエイド・ジャパン公式サイトにアップいたします。
また、前回(第10回)大会に参加された方、およびスポーツエイド・ジャパンの会員の方には12月9日までに開催要項、参加申込書をお送りいたします。それ以外の方で開催要項、参加申込書が必要な場合は、返信用の封筒(82円切手を貼付)を大会事務局までお送りくださいますようお願いいたします。

■520kmの部 《エントリー期間:12月10日~17日(必着)》
①優先エントリー…本レース520kmの部完走経験者(永久ナンバーカード取得者)で、2011年9月以降に140km以上のウルトラマラソン、またはそれに値すると主催者が認めたレースの完走経験がある方、および前回(第10回)大会520kmの部で265km以上走破された方、265kmの部、255kmの部を完走された方のエントリーとなります。
優先エントリーの方の参加料は、エントリー後1週間以内に下記口座に送金してください。参加料の受領をもって正式エントリーとします。入金の確認ができない場合はキャンセル扱いとなります。
②一般エントリー…本レースの参加資格*を満たしていれば、どなたでもエントリーできます。ただし、優先エントリー者枠で定員に満たない分の受理となります。なお、その分が定員数を超えた場合は厳正なる抽選(抽選日:12月29日)になることをご了承ください。抽選に外れた方は2016年度大会の優先エントリー者になります。
一般エントリーの方の参加料は、参加確定後の送金となります。大会事務局からの連絡があるまで、送金しないでください。

■265kmの部/255kmの部 《エントリー期間:12月10日~2015年1月9日(必着)》
本レースの参加資格*を満たしていれば、どなたでもエントリーできます。エントリーの受理は正式エントリー(参加申込書と参加料の受領)順とします。ただし、エントリー期間中でも定員に達し次第、締切りとなり、その旨を公式サイトにてお知らせします。なお、お知らせ後に参加料を送金された方には、手数料(書留料金等)を差引いた額の返金となります。

*本レースの参加資格
520kmの部は140km以上、265kmの部、255kmの部は100km以上のウルトラマラソンを2011年9月以降に完走した経験があること、および520kmの部、265kmの部は大会前日(4月29日)、255kmの部は大会当日(5月3日)の競技説明会に出席できること。

■参加料の送金先
①郵便局の払込取扱票による郵便振替
 口座記号番号 00100-3-666815 加入者名 スポーツエイド・ジャパン
②銀行等、他の金融機関からの振込
 ゆうちょ銀行0一九(ゼロイチキュウ)店 当座0666815 加入者名 スポーツエイド・ジャパン
 *0一九(ゼロイチキュウ)店は支店名一覧の「サ行・セ」のなかにあります。

■大会事務局
〒350-0455 埼玉県入間郡毛呂山町阿諏訪1221 スポーツエイド・ジャパン内
電話 049-294-5603 、080-5085-5603  FAX 049-298-7788
E-mail info@sportsaid-japan.org URL http://sportsaid-japan.org/
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# by sportsaid | 2014-12-03 14:14

「伊豆ヶ岳を越える道」は爽やかに、しなやかに、華やかに。

 奥武蔵「伊豆ヶ岳を越える道」トレイルランを立ち上げたのは平成15年、すなわちNPO法人スポーツエイド・ジャパンのそれと同じ年。そう、この大会はスポーツエイド・ジャパンの歴史とともに歩んできました。
 当時はトレイルランニングという言葉を聞くこともなく、大会名も「奥武蔵高原スーパークロスカントリー」。この大会、もしかしたらトレイルランニングレースの草分け的存在かも?

 コースとなっている「伊豆ヶ岳を越える道」は奥武蔵の山域屈指の人気ハイキングコースで、休日には多くのハイカーが訪れます。前記大会開催日も然り。で、案の定トレランに対する理解をもたない方からの苦情がほとんど毎回のように寄せられます。一般の方からみると、猛スピードで登山道を駆け抜けていくランナーはどう考えても恐怖です。
 もちろん、登山道は誰のものでもありません。疾走しても漫歩しても構いません。要は他者に迷惑をかけないこと、環境保全に努めることだと思います。
 昨今、トレイルランナーのマナーは著しく向上しました。そして、トレイルランニングの認知度もだいぶ上がってきました。しかし、大会となると、ランナー側がどんなにルールとマナーを守っても、ハイカー側にとって迷惑極まりないことがあります。それは、大会があることを知らずに出かけてきたハイカーが、自分の意のままに(目的地に向かって)進めなくなってしまうことです。コースの逆方向を辿ろうとしているハイカーは尚更です。なかには、目的地に向かうことを諦めて引き返すケースもあるようです。そういう人たちが大会開催を恨めしく思うのは当然でしょう。
 この件についての対策の一つとして「その日は大会があるので、なるべくその山域への来訪を避けた方がいいと思います」というようなことを周知することですが、果たしてどれくらいのハイカーの知ることになるのか。私たちは大会のかなり前からホームページで、また大会が近くなると現場に告知板を設置して大会実施を呼びかけているのですが、それだけでは済まず、やはり苦情が返ってきます。
 「トレイルランニング」。確かに排気ガスが漂う街中を走るより、自然の恵みを感じながら野山を駆けめぐる方が心地よいです。トレランの愛好者が増えていることは頷けるし、私自身、多くの人たちにトレランを楽しんでもらいたい、また自然を慈しんでもらいたいという思いから大会を主催しています。しかし、そのためにハイカーに迷惑がかかるのであれば、やはりその対策を講じなくてはなりません。いや、あまりにも苦情が多いのであればその大会をとり止めることも考えなくてはならないと思っています。

 さて、先般、第12回奥武蔵「伊豆ヶ岳を越える道」トレイルランを無事開催することができました。実は今回を最後に、ハイカーからの苦情が比較的多いこの大会を終了することも考えておりました。が、この大会の歴史の灯を簡単に消すのではなく、この大会を通して多くの人たちにトレランに対しての理解を深めていただき、トレランが多くの人たちに愛されるようにしていくことに励むべきだと思い直しました。
 そこで至ったのが、今後はこの大会を一般ハイカーにとって、また自然にとってできるだけストレスがかからないような形に変えていくということです。そのためには、まず参加人数を300人位に抑えること。そして、女子主体の大会にすること。
 男子には非常に申し訳ないのですが、対人的にも、また自然に対しても男子に比べたら女子の方が優しく、競技人口も男子に比べたら格段に少ないことは明らかです。
 結論を申し上げます。次回からは奥武蔵「伊豆ヶ岳を越える道」クイーンズトレイルランというような名称にし、種目は女子ソロ(クイーン)の部(100人)、男女ペア(クイーン+ナイト)の部(100組)とする予定です。
 なお、スタッフは全員男子でと思っております。男子がランナーとして参加できるのは100人となりますので、それが叶わなかった方はスタッフにまわっていただければ嬉しいです。

 私たち男は、母を始めとする女性の愛を受けて生きてまいりました。私たちは女性に憧れ、女性をこよなく愛して生きてまいりました。私たちは女性にもっともっと感謝の意を表さなくてはなりません。親愛なる男子ランナーの皆様、来たる大会では女子にかしずき、女子に大いに楽しんでいただくために一緒に頑張りましょう!
 高く澄み切った青空、野山を彩る紅葉、そして爽やかにしなやかに華やかに舞う女子トレイルランナー。実に絵になります。トレランを苦々しく思っている人たちだって、こんな光景に遭遇したら、きっと目を細め、心も和み、温かく応援してくれるのではと思ってしまいます。もしかしたら、この試みが一般ハイカーとの間に生じる軋轢を緩和し、それがトレランに対する理解を生み、ひいてはトレランの普及につながるのではという期待ももっております。
 ランナーの皆様には、次年度から開催することになる奥武蔵「伊豆ヶ岳を越える道」クイーンズトレイルランを引き続き可愛がってくださいますよう、よろしくお願いする次第です。

             NPO法人スポーツエイド・ジャパン代表理事 舘山 誠
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# by sportsaid | 2014-11-23 23:33

「真夏のオクム」から「初夏のオクム」へ

「手作りの味にこだわり、遊び心を忘れず、ランナーとスタッフが一体となって楽しめる大会」として立ち上げた真夏の祭典・奥武蔵ウルトラマラソン。真夏の暑い時期の開催にもかかわらず、多くのランナーに参加していただける大会に成長しました。いや、暑い時期だからこそ、多くのランナーに支持されるようになったと言っても過言ではありません。
 光と緑にあふれる真夏の奥武蔵は確かに輝いています。暑いなかを走るのは決して楽ではないけれど、思いっきり汗をかくことの爽快さを知っているランナーにとって、それはむしろ快感でもあります。やはり、奥武蔵は夏がいい…。
 桜が散って5月に入ると、高いところで900m近くもある奥武蔵グリーンラインは爽やかな風が吹き渡り、まばゆい新緑が目にしみるようになります。若葉色に衣替えした奥武蔵は躍動感に満ちあふれます。自然の息吹をこの時期ほど強く感じることはありません。新緑の時期こそ奥武蔵が最も美しく輝きます。
 (中略)
 私はエントリー者が799名になった一昨年あたりから、奥武蔵ウルトラマラソンの開催日として最適なのはいつか、ということを考えるようになりました。身近にいるランナーに問うと、押しなべて「奥武蔵は夏」という答えが返ってきます。が、果たして夏が最適なのでしょうか。それを判断する材料としてランナーの安全性、私たち主催者側の運営能力等の問題も入ってきます。それらを考慮したうえで総合的に判断すると、奥武蔵が最も輝く時期に開催するのが最適ではないでしょうか。
 季節感だけでいうと夏も輝いていますが、新緑の時期の方がより輝いています。しかし、奥武蔵が最も美しく輝くときは、ランナーのみならずスタッフも共に心から楽しめるときだと思っております。それが夏なのか、新緑の時期なのか、今のところ何とも言えません。それを確かめる意味でも、次回は新緑の時期に開催する予定で準備を進めております。
 (中略)
 今回、ランナーの皆様に「奥武蔵ウルトラマラソに関するアンケート」をお願いすることにしました。再来年以降の奥武蔵ウルトラマラソンの開催日については、このアンケートの回答を参考にして再度、熟考する所存です。

 以上の文章は、私が第14回奥武蔵ウルトラマラソン(2007年8月5日開催)の大会プログラムに巻頭言として寄せたものです。
 そのときのアンケートの結果は、圧倒的多数の方が「夏の奥武蔵」を望んでいました。私たちはその数字を重くみて、ランナーの皆さんが安全に大会を楽しんでいただくための私たちができる最大限の努力をして引き続き「夏の奥武蔵」でいくことを選択しました。
 それから7年経った今、着実に地球温暖化が進んでいるように思われます。
 本年7月27日に開催した奥武蔵ウルトラマラソン。私は午前7時にランナーをスタートさせた後、例年のようにレースの状況をこの目で確かめるためにコースに出ました。そして、そこで目にした光景は今までとは明らかに違っていました。まだ序盤だというのに、異様な暑さにほとんどのランナーが生気を失っているように見えました。只ならぬ状況に、このままでは深刻な事態を招きかねないという危機感を覚えました。
 この日は午後から雷雨となり、とりあえず熱中症の心配は回避されましたが、代わりに今度は落雷による危険に晒されました。幸いにして、今回は何事も起らなかったのですが、このように夏場のレースは気象的に大きなリスクを伴います。ましてや、地球温暖化が進み、異常気象が叫ばれている昨今では尚更です。時期に関係なく、どんなに注意を払っても事故は起きます。しかし、確率的に猛暑、落雷の危険因子が存在する夏場のレースは格段なのです。ならば、その対策を徹底的に講じて大会運営にあたるべきだと言われるかも知れません。が、自然の大きな力には如何ともし難いものがあります。
 先のスポーツエイド・ジャパン運営会議であらゆる角度から検討した結果、第22回奥武蔵ウルトラマラソンは2015年6月7日(日)に開催することとさせていただきました。今後、「真夏のオクム」は「初夏のオクム」に変わります。
 「真夏の祭典」という代名詞をいただきながら、そして多くの方たちから真夏のウルトラマラソンとして支持されてきたにもかかわらず、あえて開催時期を変えるということに正直言って私自身、かなり抵抗がありました。しかし、これからもこの大会を継続させていくためには、やはりこの際思い切って開催時期の変更に踏み切った方がいいという結論に達しました。重大な事故が起きてからでは遅いのです。真夏のオクムを楽しみにしている方たちには申し訳なく思いますが、どうか事情をご理解のうえ、引き続き「初夏のオクム」にご参加くださいますようお願いいたします。
 梅雨に入る前のオクムは躍動感にあふれ、最も輝いています。ランナーの皆さんも、来年からはそんなオクムで大いに躍動し、輝いてください。
 なお、第22回奥武蔵ウルトラマラソンのエントリー受付は本年12月下旬、もしくは明年1月上旬に開始する予定です。装いを新たにした「初夏のオクム」へのお越しをスタッフ一同、心からお待ちしております。

NPO法人スポーツエイド・ジャパン代表理事 舘山 誠
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# by sportsaid | 2014-10-22 09:30

「こころ・さをり募金箱」その後

 既成概念にとらわれず、それぞれが持つ個性、感性で、思いのまま織るのが「さをり織り」。障がいを持つ人(チャレンジド)たちが自立と社会参加をめざして心を込めて織った「さをり織り」は、とても素敵な作品であふれています。
 宮城県石巻市のNPO法人輝く仲間チャレンジドは、3年前の東日本大震災でその「さをり織り」を織る作業所を失いました。私たちは、彼らが1日も早く安心して活動できる作業所再建のために、私たちが主催する本年4月20日以降の大会に「こころ・さをり募金箱」を設置し、それに応えていただいた方々に感謝の印として「さをり織りコースター」を差し上げることにしました。結果、今まで約20万円の温かいお心をいただきました。本当にありがとうございました。この場を借りて深く感謝いたします。

 つい先日、多くの方たちのご協力のおかげで、来年の4月以降にはなりますが、彼らの新しい作業所着工の目途が何とかついたという嬉しい知らせが届きました。
 しかしながら、今なお復興がままならない被災地での活動は、まだまだ厳しい状況にあると言わざるを得ません。私たちは今後も、彼らの支援活動を続けていく所存でおります。今後とも、よろしくご協力のほどお願いいたします。

             NPO法人スポーツエイド・ジャパン代表理事 舘山 誠
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# by sportsaid | 2014-08-15 16:36

平成26年度通常総会 報告

 去る6月21日(土)、NPO法人スポーツエイド・ジャパン 平成26年度通常総会を開催しましたので、以下にその報告をさせていただきます。

1.開催日時:平成26年6月21日(土)10~12時
2.会場:NPO法人スポーツエイド・ジャパン セミナーハウス
3.議事
 1)平成25年度事業報告
 2)平成25年度収支決算報告
 3)平成25年度監査報告
 4)平成26年度事業計画
 5)平成26年度予算案
 
 以上、全会一致で承認されました。

 6)役員改選
・代表理事 舘山 誠(留任)
・副代表理事 柳澤 健一(留任)
・理事 木下 猛、玉木 秀明、浅香 隆、吉田 秀雄(以上、留任)、岸田 美都秋、伊澤 忠支(以上、新任)
・監事 福満 喜弘、野崎 進一(以上、留任)
・事務局長 加藤 恵美(新任)
・顧問 松尾 秀助(留任)
 以上の布陣で向こう2年間の本法人の運営にあたることになりました。

 スポーツエイド・ジャパンは平成15年5月15日に立ち上げてから11年目に突入しました。が、スポーツエイド・ジャパンのコンセプトはいささかも変わっておりません。「安くても質の高いものづくり」こそ、私たちのこだわりです。私たちは、多くの人たちにより楽しんでいただく事業を展開していくためにも、そのことにこだわってまいります。
 今後とも、スポーツエイド・ジャパンとよろしくおつき合いくださいますようお願いいたします。

            スポーツエイド・ジャパン代表理事 舘山 誠
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# by sportsaid | 2014-06-24 00:43

雁坂峠越え秩父往還142km走のエントリーについて

 お待たせしました。まもなく、第17回雁坂峠越え秩父往還142km走のエントリー受付を開始させていただきます。
 なお、今年度から諸事情により「分割エントリー」に変更することをご了承ください。参加ご希望の方は、下記の要領にしたがってお申込みくださいますようお願いいたします。

■1次募集…永久ナンバーカードを取得されている方で、かつ過去3年以内に100km以上のウルトラマラソン、または主催者が認めたそれに準じる大会の完走経験がある方、および前回(第16回)大会準完走されている方のみのエントリーとなります。それ以外の方はエントリーできません。
期間:4月28日(月)12時~5月12日(月)18時
方法:①スポーツエイド・ジャパン「エントリー」ページ http://sportsaid-japan.org/
   ②専用申込書(4月28日12時以降に公式サイトからダウンロード可能)

■2次募集…本大会の参加資格*を満たしていれば、どなたでもエントリーできます。
期間:5月20日(火)0時~6月13日(金)18時
方法:①スポーツエイド・ジャパン「エントリー」ページ http://sportsaid-japan.org/
   ②スポーツエントリー http://www.sportsentry.ne.jp/
   ③専用申込書(5月20日0時以降に公式サイトからダウンロード可能)

・募集期間中でも定員になり次第、締切らせていただきます(公式サイトでお知らせ)。
・エントリーされてから1週間以内に参加料をご送金ください。参加料の受領をもって正式エントリーとします。1週間以内に入金の確認できない場合はキャンセル扱いとなることをご了承ください。なお、参加料の送金方法はエントリーされた際にご案内します。
・専用申込書によるエントリーを希望される方で、インターネットを利用できない場合は大会事務局に82円切手を貼付した返信用の封筒をお送りください。

*本大会の参加資格
①20歳以上の健康な男女、②過去3年以内に100km以上のウルトラマラソン、または主催者が認めたそれに準じる大会の完走経験があること、③登山、山岳レースの経験があること、④大会前日の競技説明会に出席できることのすべてを満たしたランナー

             「雁坂峠越え秩父往還142km走」大会事務局 
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# by sportsaid | 2014-04-26 18:35

被災されたチャレンジドたちに新しい活動の場を

 宮城県石巻市のNPO法人 輝くなかまチャレンジドは、障がい者地域活動支援センター「こころ・さをり」を通して、障がい者(チャレンジド)たちの自立と社会参加を図るための活動として「さをり織り」を製作・販売しています。
 「さをり織り」とは、それぞれが持つ個性、感性を自由に思いのままに織る手織りです。既成観念にとらわれず、色彩や素材、織り方も制約がないところが障がいを持つ人々にも向いており、感性豊かな作品が全国で次々と生まれています。
 しかし、彼らは3年前の東日本大震災で、彼らの夢を織る作業所を失いました。現在、石巻市内にある仮設住宅内の施設を借りて活動していますが、その施設の利用期限がいよいよ迫ってきているとのことです。幸い、支援者から土地貸与の申し出があり、そこに新しい作業所を設けることになっているのですが、そのための資金調達に苦慮しているのが現状です。
 そこで、1日も早く彼らが安心して活動できる場を確保するために、私たちNPO法人スポーツエイド・ジャパンも協力させていただくことになりました。
 私たちが主催する大会会場に「こころ・さをり募金箱」を設置いたしますので、無理のない範囲でご協力いただければ幸いです。なお、チャレンジドたちが心をこめて織ったコースターを500円以上ご協力いただいた方への感謝の印とさせていただきます。
 改めて、今なお復興がままならない被災地で活動を続けているチャレンジドたちへのご支援をよろしくお願い申し上げます。

         NPO法人スポーツエイド・ジャパン代表理事 舘山 誠
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# by sportsaid | 2014-04-18 12:30

2014年度「川の道」フットレースのコースについて

 4月に入り、いよいよ「川の道」の季節がやってまいりました。
 今年度の第10回大会はエントリー受付を開始して、何と3日で定員の120名を超えてしまいました。因みに、今大会のエントリー者数は「日本横断ステージ520km」が88名、「荒川~千曲川ステージ265km」が19名、「千曲川~信濃川ステージ255km」が38名、計145名となっております。この大会を立ち上げたときは、参加者4名のこじんまりしたものだったので、正直言ってこの数字に戸惑い感があることも事実です。また、あっという間に募集締切りになったことから、参加を楽しみにしていたのに、それが叶わなくなってしまった方たちも多くおられたようです。その方たちに対しては本当に申し訳なく思っており、この場を借りて深くお詫び申し上げます。
 この度の状況に鑑みて来年度の大会からエントリー方法について、なるべく多くの方たちに納得していただけるようなものに改めたいと思っております。
 さて、今回の「川の道」フットレースのコースについて重要なお知らせがあります。
 本大会の山場は、何と言っても荒川と信濃川(長野県では千曲川)の分水嶺・甲武信岳の近くに位置する標高1740mの三国峠越えにあります。この峠越えなしに「川の道」を語ることができないと言ってもいいほどです。しかしながら、今年は先の大雪で中津川林道の5月1日開通の見通しがたっていません。私たちは一縷の望みを捨てず、今日まで林道管理者からの朗報を待っていたのですが、もはや三国峠越えに固執せず、コース変更に踏み切るべきだと決断しました。三国峠越えにこだわりを持っておられる方も多いかと思いますが、何とぞこの措置をご理解くださいますようお願いいたします。
 今回の三国峠越えに代わるコースは次の通りです。
 本来のCP7/秩父市・上野町交差点から右折して国道299号線に入り、志賀坂峠(埼玉・群馬県境/標高780m)を越えて群馬県上野町・まほーばの森(CP9/第1レストポイント/スタートから約180km地点)を経由してぶどう峠(標高1510m)を越え、国道141号線・小海駅付近で本来のコースに合流(詳しくはこちらをご覧ください)。
 代替コースとして、こまどり荘経由で八丁峠越えをし、国道299号線に出るルートも候補だったのですが、こちらも大雪の影響で開通が極めて困難であるとのことで採用を見送りました。
 なお、今回設定したコースは距離が若干短くなるものの、ボリューム的には決して引けをとることがなく、皆様の期待に充分応えられるものと思っております。もちろん、今回のコースでの結果は正式記録扱いとなります。
 現在、今大会のコースマップの作製中で、今月中旬には大会プログラムと一緒にエントリーされている皆様にご送付する予定です。また、今回から従来の国土地理院の地形図を基にして作製したものではなく、インターネットを利用したものに代わることも合わせてお知らせさせていただきます。

 それでは、「川の道」中毒ランナー、またこれから中毒になろうとしているランナーの皆様、菜の花に彩られた「川の道」でお会いしましょう!
                              

「川の道」フットレース実行委員長 舘山 誠
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# by sportsaid | 2014-04-05 11:28

3年目の春。たんぽぽの便り

 ちょうど3年前の未曾有の大惨事。現地で目の当たりにした悲惨な光景は、今でも深く脳裏に刻まれたままです。改めて東日本大震災の犠牲になられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。また、被災されたすべての方に心からお見舞い申し上げます。

 震災1ヶ月後に敢えて開催した「第6回戸田・彩湖フルマラソン&ウルトラマラソン」では、参加してくれたランナー、スタッフ、そして駆けつけてくれた多くの応援者が一つになって「元気になろう、少しでも元気を届けよう」と被災地に心を寄せたことを実感できました。日の丸の鉢巻をしめて誰ともなく懸命に応援してくれていた外国の方の姿を思い起こすと、今でもジーンとなってしまいます。国の別なく、人のために尽くすという人心の崇高さに改めて感銘を受けたものでした。
 以来、多くの方たちからお預かりしたご厚意をもとに私たちが支援することになった宮城県石巻市の障がい者地域活動支援センター「NPO法人輝くなかまチャレンジド」、名取市の障がい者支援事業所「社会福祉法人みのり会」については昨年3月までの2年間、毎月支援金を届けさせていただきました。また、石巻市の無認可保育園「たんぽぽ」は残念ながら本年3月をもって閉園ということで、送金もこの3月までとなります。が、今まで通り何らかの形で前述の施設にかかわらず、支援を続けていきたいと思っております。今までの皆さまのご協力に深謝申し上げますとともに、引き続き皆様のご協力をお願い申し上げます。

 先日届いた「たんぽぽ保育園」千葉初美園長の書簡(抜粋)を次に紹介いたします。

 早いもので、大震災後3年目の春を迎えました。沿岸部はすっかり更地になり、風景が様変わりしました。遅ればせながら復興住宅への移動も始まり、前向きな明るい話題も多くなってきました。
 縁を受け、震災後より変わりなく「たんぽぽ保育園」を毎月支援してくださったスポーツエイド・ジャパンの皆様、本当にありがとうございました。お陰さまで、子供たちと過ごす私共は刻々と変わる状況に苦労しながらもこの苦境を乗り切ることができました。笑顔の日常を取り戻すことができました。勇気づけられました。人を思う気持ちで深いつながりができたことを、これからも大切に大切にしていきたいと思います。本当にありがとうございました。
 残念なことに「たんぽぽ保育園」は3月28日で閉園します。17日には最後の卒園式、お別れ式を行います。受けた恩を次に困っている方々に返せる子供たちに、そのことを力強く担っていける子供たちにという思いを託し、「たんぽぽ保育園」を巣立たせていきたいと思います。私共も皆様のご支援に応え、石巻の復興にこれからも努力していきます。そして、いつの日かこのご恩を困っている方々に返していきたいのです。
 「たんぽぽ保育園」の幕を降ろすその日まで、目的を果たすその日まで頑張りますので、どうぞ見守ってください。

 無認可という恵まれない立場にあっても地域の「子供を預けて働かなくてはならない人たち」の大きな支えになっていた「たんぽぽ保育園」は、石巻湾岸から近い場所にありながら津波に流されずに済み、震災後も早々に保育を再開したとのことでした。私たちは石巻市の行政機関に最も困窮している施設への支援を申し出たところ、「たんぽぽ保育園」を紹介されました。
 初めて千葉先生とお会いしたとき、「ありがとうございます。助かります」と何度も何度も繰り返されました。それから3年間、園の継続に努力を重ねてこられましたが、やはり湾岸地域の人口流出に伴って入園する子供たちも減少し、この3月でとうとう閉園することになってしまったのです。
 「せっかく支援していただいたのに、このようになって申し訳ない」と千葉先生。でも、あれから3年間、あの環境のなかで保育を続けてこられたことに私たちの支援が少しでも及んだのであれば、それは私たちの活動が充分に実を結んだことにほかならないと思います。
 「たんぽぽ」は真心の愛。子供たちを真心の愛をもって保育されてこられた千葉先生、長い間本当にご苦労さまでした。私たちは千葉先生とお会いできたこと、「たんぽぽ保育園」のお役に立たことを心から嬉しく思っております。それから、私たちの思いに応じていただいた多くの方々。皆様のご厚意があったからこそ千葉先生との出会いがありました。ここに重ねて感謝の意を表します。

            2014年3月11日 スポーツエイド・ジャパン代表 舘山 誠
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# by sportsaid | 2014-03-11 00:00

あれから1年、これからの1年

 忘れてはならない2011年3月11日、あれから1年の歳月が流れました。
 あのとき、私の故郷と同じ東北地方で起きた大惨事に居ても立ってもいられなくなり、そして訪れた宮城県石巻市。そこで目の当たりにしたあまりにも悲惨な光景に、私もまた息を飲みました。帰途につくなか「私たちができること、私たちでなければできないこと」を実行していかなければならないという思いをより強くしました。
 以来、私たちが開催を予定していたすべての大会を実施し、チャリティー販売の売上金や寄付金のほかに、大会で得られた収入のなかから「今、私たちの支援を最も必要としている弱い立場にある施設」であると思われた宮城県石巻市の障がい者地域活動支援センター「NPO法人輝くなかまチャレンジド」、無認可保育園「タンポポ」、宮城県名取市の障がい者支援事業所「社会福祉法人みのり会」に復興支援金を毎月送り続けてまいりました。また、大会時にお持ちいただいたTシャツ等の物資を届けることもできました。
 こうした活動を年間を通して続けてこられたことは、ひとえに私たちが主催する大会にご参加いただいた皆様、私たちの活動に賛同していただいた皆様のご協力があってこそと深謝しております。本当にありがとうございました。
 私たちは、これからの1年も引き続き同じような形で被災地を支援していく所存でおります。また、本来の目的である「多くの人々にランニング、ウォーキング、登山を主とした生涯スポーツをより楽しんでいただく」ためにも、さらなる前進を図りたいと思っております。
 2012年度は、新たに以下に示す大会を開催することになりました。

・第1回トレイルフルマラソン・チャンピオンシップin宮沢湖(3月20日開催)
・第1回新緑の奥武蔵もろやまトレイルラン(5月13日開催)
・第1回日本百名山・両神山麓トレイルラン(5月27日開催)

 ほかに、8月27日に開催する「雁坂峠越えトレイルマラニック&雁坂トンネル・ランウォーク」に雁坂峠~水晶山~古礼山~雁峠へと続く2000m級の稜線(クリスタルトレイル)をコースとする種目を追加したいと考えております。なお、この稜線は国立公園特別保護区に指定されているので、あくまでも環境保全を大前提としたうえで準備を進めていかなくてはならないと思われます。
 また、この種の大会を通して多くの人たちに環境を保護することの意義、そのためにはどのように行動しなくてはならないかを知っていただくことも必要だと思っております。
 今年は、私たちにもう一つ大きな課題があります。
 昨年5月1日、「川の道」フットレースで発生した交通事故。断じて許すことができない飲酒ドライバーによって私たちのかけがえのない大事な仲間が命を落としました。私たちは、このような悲しい事故に二度と遭ってはなりません。飲酒運転を許してはなりません。ランナーと私たち主催者サイドがともに交通安全について確認し合い、極めて安全なレースづくりをしていくことが必須です。
 「川の道」にエントリーされている皆様、今年は永久No.81の瀬田晃選手とともに安全に、そして笑顔で「川の道」を旅しましょう。
 私たちは、これからの1年を希望と喜びに満ちた年にするために、私たちがすべき事業を展開していきます。今年も、よろしくおつき合いくださいますようお願いいたします。   

                       2012年3月11日  スポーツエイド・ジャパン代表 舘山 誠
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# by sportsaid | 2012-03-27 01:22

2012年の新しい試み あれこれ

 激動の2011年もいよいよ押し詰まってまいりました。東日本大震災、そして「川の道」の事故…。今年は本当に辛い出来事が続けて起きてしまいました。私たちは、来る2012年は夢と希望に満ちた豊かな年であることを願い、より楽しめる「大会づくり」に今まで以上に励んでいきたいと思っております。
 さて、我がスポーツエイド・ジャパンの2012年度の新しい試みを紹介します。
 3月20日(火・祝日)に新規大会として開催する「第1回トレイルフルマラソン・チャンピオンシップin宮沢湖」は、お馴染み飯能市・宮沢湖の林間トレイル(1周5.85km)を約7周します。42.195kmぴったりのトレイルランニングレースは、恐らくこの大会が初めて(?)だと思われますので、新しいもの好きランナーはぜひご参加ください。
 次に8月26日(日)に開催を予定している「奥秩父2,000m級稜線クリスタルトレイルラン」(仮称)。コースは山梨市・道の駅みとみ~日本三大峠・雁坂峠~水晶山~古礼山~雁峠~広瀬湖~道の駅みとみ(全長約23km)で、特に雁坂峠~雁峠間の2,000級の稜線トレイルはすべてにおいて極上です。なお、このレースは昨年から始めた「雁坂トンネルランウォーク」(今年は電力の問題で中止)と併催することになります。
 そのほか、地元毛呂山町や埼玉県小鹿野町両神地区でもトレランレースを実施すべく準備を進めております。開催時期は両大会とも新緑期(5月)が有力です。因みに、今年5月に開催した「12時間走in所沢」は、事情により来年から実施しないことにしました。
 最後に我がスポーツエイド・ジャパンの柱となる「奥武蔵ウルトラマラソン」についてお伝えします。
 まず開催日ですが、安全性等の問題から思い切って5月に移すことも真剣に考えましたが、やはり、多くのランナーの要望に応えて例年通り8月第1日曜日とします。そして、安全性を高める対策として従来の種目に60km前後のショートコースを加えて2種目とし、主催者が定める条件を満たしたランナーに限って従来コースに参加できるという方式をとることにしたいと思っております。また、一般の方との摩擦を避けるために、一部コースを変更する方向で動いております。
 ほかの大会については、基本的には従来通りの形での開催となりますが、開催日を若干変更する大会が出てくるかも知れません。その場合は、なるべく早い時期にご案内いたします。
 2012年も、スポーツエイド・ジャパン主催大会を大いに楽しんでいただければ幸いです。
 
                                 スポーツエイド・ジャパン代表 舘山 誠
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# by sportsaid | 2011-12-03 12:13

伊藤夕子選手、「サロマ100km」で3位。再び世界へ

 我がクラブの伊藤夕子さん(埼玉県春日部市)は、6月26日に開催された「第26回サロマ湖100kmマラソン」女子登録の部で堂々3位入賞を果たしました。これで、昨年のIAU100km世界選手権ジブラルタル大会に引続き、今年9月のオランダ大会、来年4月のイタリア大会の日本代表選手の切符をほぼ手中に収めました。なお、今回の記録は7時間59分15秒で、IAU公認標準記録A(8時間30分以内)を大きく上回っています。
 伊藤さんは昨年9月に開催された「神宮24時間走」でも見事優勝(記録:213.932km)に輝きました。が、そのときの疲れを残したままの前回100km世界大会出場だったため、納得のいくレースができなかったようです。そのリベンジに燃えている彼女は、今年9月、来年4月の大会では万全の体調で、きっと快走してくれることでしょう。会員の皆さんの応援、よろしくお願いします。

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   第5回神宮外苑24時間チャレンジ(2010年9月)では、暑さを克服した見事な走りでした。
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# by sportsaid | 2011-06-28 12:11

「第6回戸田・彩湖フルマラソン&ウルトラマラソン」リポート

 第6回目を迎えることになった「戸田・彩湖フルマラソン&ウルトラマラソン」は、NPO法人スポーツエイド・ジャパンの年度始めの主催大会になります。2011年のシーズンイン!です。
 大会当日の朝は、いつ降ってもおかしくないような曇り空に加え、強い風がグラウンドの砂を舞い上げ、湖面を波立たせていました。満開になったばかりの桜も散らぬように耐えているようでした。
 70kmの部352名(エントリー455名)、フルマラソンの部856名(エントリー1364名)のランナーが、スタートを切りました。強い風は向かい風となってランナーの足を止めそうなほどでしたが、縦長の形の彩湖では、方向が違うと追い風となってランナーの背中を押してくれたようです。フルマラソンは9周、70kmは15周回します。初めて42.195kmや70kmの距離に挑戦、自己記録の更新など、それぞれ目標や思いを胸に、強風のなかで戦っているようでした。
 昨年の70kmの部女子総合優勝の江田良子選手が自身の持つ女子記録を更新、5時間24分02秒で連覇! また、ゲストランナーであるトレイルランニングの雄・奥宮俊祐選手がコースレコードとなる4時間52分27秒を叩き出しました!

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東日本大震災と天候の影響で、不参加者が多いのではと心配しましたが、それは杞憂に終わりました。ランナーが続々来場! よかったぁ。







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レース前。準備中のスポーツエイド・ジャパン自慢のエイドステーション。ん、なぜかここに、ゲストランナーの福田六花先生が、、、。







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まずは70kmウルトラマラソンの部がスタートします。スタートラインにはゲストランナーの奥宮俊祐選手、江田良子招待選手(写真左)、伊藤夕子招待選手(写真右)が勢揃い。






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強めの風も何のその。予定通り9時に70kmの部がスタートしました。70kmの部も年々、着実に参加者が増えてくれています。ありがたいことです。







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10時スタートのフルマラソン。スタートゾーンに入ったランナーたちは、横を駆け抜けていく70kmの部のランナーにエールを送ります。とても、いい図ですよね。






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フルマラソンにエントリーしてくれたのは1364人。もちろん、私たちが主催する大会のなかでは最大の数字です。ずーっと後方まで続くランナーをみて感激してしまいました。






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今年も「これでもかエイド」は健在です。ソーメン、蕎麦、シチュー、おにぎり、お粥、カボチャおしるこ、味噌汁、ハムサンド、アンパン、クリームパン、フルーツポンチ、かりんとう等々。皆さん、満足していただけましたよね。





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大会を華やかに盛り上げてくれた「さくら娘??」たち。あなたたちのようなランナー、ムサッシーは大好きです。








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そうこうしているうちに、フルマラソンのトップがゴールしました。山本孝義選手(埼玉県)、おめでとうございます。







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フルマラソン女子総合1位は末松美穂選手(東京都)。よく頑張りました。


 






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70kmウルトラマラソン女子総合1位は、昨年に引続き江田良子選手。2005年世界陸上マラソン日本代表は、今まで以上にウルトラマラソン、トレイルランニングに挑んでいくそうです。期待しましょう。







 甚大な被害をもたらした大震災の後の大会となりました。私たちは強い向かい風でもひるまず前を向いて進んでいきたいと思います。震災の復興に向けて、私たちにできることを足を止めることなく。
(リポート:ヤナギ~、写真&キャプション:ムサッシー)
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# by sportsaid | 2011-06-27 12:44

第7回日本横断「川の道」フットレースのこと

 夢と可能性を求めて「川の道」を走り続けていたひとりのランナー。一昨年、「荒川~千曲川ステージ270km」で3位入賞。昨年は「日本横断ステージ520km」に挑戦するも、394km地点で無念のリタイヤ。今年は、そのリベンジに燃えていました。しかし、断じて許すことができない悪質なドライバーによって、そのランナーが抱いていた思いを絶たれてしまいました。
 
 事故は5月1日午前2時5分頃、埼玉県寄居町末野・秩父鉄道波久礼駅周辺(スタートから約109km地点)の国道140号線上で起きました。反射材、点滅灯を誰よりも多く身につけていたにもかかわらず、飲酒運転による車にはねられてしまいました。
 飲酒運転が後を絶ちません。どうしてでしょうか。どうして、飲酒して運転するのでしょうか。どうして、警察は飲酒運転を徹底的に取り締まれないのでしょうか。何とかして欲しいです。
 歩行が禁止されてない国道なのにどうして歩道、もしくは路側帯がないのでしょうか。行政はこのことをどうみているのでしょうか。何とかして欲しいです。

 今年で7回目を数える日本横断「川の道」フットレースは、この事故後にレース続行困難と判断し、中止とさせていただきました。
 本レース完走に向けて、早くから準備を進めていたランナーの皆様、本レースを心から楽しみにしていてくれたランナーの皆様には、本当に申し訳なく思っております。何卒、ご容赦ください。
 なお、参加料については、レース中止決定時にコース上にいたランナーと、まだスタートしていない「千曲川~信濃川ステージ255km」にエントリーしているランナーに全額返金させていただきます。

 事故の翌日、埼玉県警本部交通規制課警部らと会談し、より安全性を高めたうえでの来年度以降の大会続行を了解していただきました。
 どんなに注意を払っても交通事故はふりかかってきます。特に今回のような悪質なドライバーがいる限り、その可能性が存在します。そのことを今回の輪禍に巻き込まれたランナーが身をもって教えてくれました。しかし、その可能性を極力抑えることはできる筈です。私たちはそのための対策を充分に講じていかなくてはなりません。彼が鳴らしてくれた警鐘を決して無駄にしてはなりません。二度と犠牲者を出してはならないのです。このことは、参加ランナー、大会主催者が一緒になって取り組んでいかなくてはならない重要課題だと思っております。ランナーの皆様にもご協力をお願いする次第です。


 あなたは、今も日本海に向けて走り続けているのでしょうか。あなたは、素晴らしき「川の道」中毒ランナー。あなたに、永久ナンバーカード81を捧げます。これからは、このナンバーでずーっと「川の道」を走っていただきます。だから、あなたに「さよなら」は言いません。来年も「川の道」でお会いしましょう。再来年も、3年後も。「川の道」が続く限り。


                              日本横断「川の道」フットレース実行委員長
                              NPO法人スポーツエイド・ジャパン代表理事
                                                   舘山 誠
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# by sportsaid | 2011-05-11 18:47

「私たちができること、私たちでなければできないこと」

 市民の憩いの場「日和山公園」の眼下に広がるあまりにも悲惨な光景に、私もまた息を飲みました。今まで味わったことがない異様な感情に押しつぶされそうになりました。

 4月20日、東日本大震災の被災地・宮城県石巻市に行ってまいりました。
 ここに、スポーツエイド・ジャパンと同じNPO法人として活動している「輝くなかまチャレンジド」が障害者の自立を支援するために開設した作業所「障害者地域活動センターこころ・さをり」がありました。が、先の自然の猛威の前に今はその機能を失っています。私は、このNPO法人の実情をたまたま知るに至り、そこの施設長の内海幸子理事を尋ねることにしたのです。

 私たちは、仙台市の市民ランナー平間光江さんからいただいた「たいへんだけど頑張ってと言うことが精一杯で、何もしてあげられないと嘆いている人が多いけど、それでは駄目だよ。元気出してよ。被災地じゃない人が元気なくしてたら、こっちまで元気なくしちゃうよ。走れるなら走って欲しい。その元気を届けてくれるだけで元気になれる」というメールに、こんなときだからこそ何としてでも今まで通りの「戸田・彩湖フルマラソン&ウルトラマラソン」を開催しなければならないと強く思いました。結果、本当にランナーもボランティアスタッフも応援に駆けつけてくれた方たちも心をひとつにして「元気」を発信できたと思っております。
 私たちは今、「私たちができること、私たちでなければできないこと」を実践していきたいと思っております。スポーツエイド・ジャパンは、開催を予定しているすべての大会を実施し、チャリティー販売の売上金のほかに、その大会で得られた収入(皆さんからいただいた参加料)のなかからも被災された方たち(特に障害をもった方たちや両親を亡くした児童)への支援資金として、とりあえず2年間、毎月支出していきたいと考えております。「障害者地域活動センターこころ・さをり」は、私たちがこの度支援することになった施設のひとつであります。
 なお、私たちは当初から「日本赤十字社」等の機関を通しての寄付だと、①被災者に渡るまでの時間がかかり過ぎる、②果たして、障害者など弱い立場にいる人たちにまで行き渡るのか、といった疑問があったので、私たちで私たちの支援を必要としている施設(あるいは人)を調査し、直接その施設(あるいは人)に資金を渡すことに決めていました。

 施設長の内海さんは、作業所の最上階に施設の障害者たちを避難させたあと、津波にさらわれていく人や車を目の当たりにしたとのです。そのショックや障害者たちの命をあずかることの重さに耐えていく自信も揺らいでいるため、もうこの活動をやめようとも思っていたそうですが、私たちに会って「希望がわいてきた」と言っていただきました。私たちもこの言葉に「共に頑張らねば」という意識を持つことができました。私たちも頑張って大会を開催し続け、この作業所再開の一端を担いたいと思っています。

 私たちが次にお会いしたのは、避難所となっている石巻市立湊小学校に設けられた「災害対策本部」で陣頭指揮をとっておられる庄司市議会議員(内海さんの義弟)、湊小学校と第二小学校の校長先生でした。両校長先生から両親(もしくは父親)を失った児童の実態が分かり次第、連絡をしていただくことになっています。私たちはこのような児童たちへの支援も行っていく所存です。

 湊小学校を出たあと、内海さんは石巻市の惨状を「しっかり見てください」と、案内してくださったのが文頭の「日和山公園」であり、海辺に近い最も被害が甚大であった地域でした。瓦礫の山と化した地域はまだ泥がはびこり、異臭が漂っています。「日和山公園」から見下ろす石巻湾岸の絶景は、今や見る影もありません。

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高台にある「日和山公園」から石巻湾と瓦礫と化した市街地を望む。









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施設長の内海さん(中央)、福満監事(左)と。さっきまでは時折り笑顔もみせてくれていた内海さんでしたが、現実を直視するとやはり表情に辛さが滲みます。






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最も被害が大きかった海辺に近い地域。ついこの間まで人の日常があったとは思えない光景です。









 自然の計り知れぬ大きな力に根こそぎ砕かれた街並み。でも、いつの日か必ず元の姿に甦えります。その日が1日も早く来るために、「私たちができること、私たちでなければできないこと」をさせていただこうと思っています。皆さんのご協力(私たちの大会で元気に走っていただくこと)を切にお願いする次第です。

                    NPO法人スポーツエイド・ジャパン代表理事 舘山 誠
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# by sportsaid | 2011-04-23 03:18

ヤナギ~の「第1回宮沢湖トレイル駅伝参加記」

 3月27日、宮地藤雄さん主催の「第1回宮沢湖トレイル駅伝」が開催されました。
 前日までの強風もなく、穏やかな晴天の1日でした。朝の肌寒さも日中の日差しは暖かく、春そのもの。そんな春の日差しを楽しむかのように宮沢湖(埼玉県・飯能市)に多くのチーム、家族が集まりました。
 我が武蔵ウルトラマラソンクラブも出場。メンバーは第1走・柳澤、第2走・江田良子さん、第3走・奥宮俊祐さん、アンカー・増子和雄さん。第2走と3走は世界陸上マラソン代表選手とトレイルランニングの日本の第一人者。「そりゃズルいよ」という声が聞こえてきそうなメンバーでした。
 63チームが一斉スタート。コースは宮沢湖畔1周+トレイルの約3km。第1走・柳澤が10位前後で江田さんにたすきリレー。江田さんは「トレイルは不慣れで…」と言ってましたが、順位をぐっと上げ3位で奥宮さんにリレー。トップとは1分半ほどの差がありましたが、予想通りトップで爽やかな風をともなって帰ってきた奥宮さん。もはや周囲とは別次元のオーラを発する走りでした。中継所では、多くの女性の目をハート形に変えていました。2位に30秒ほどのアドバンテージでアンカーのサブスリーランナー・増子さんにリレー。猛烈な追い上げにも増子さんの快走でトップを守りきりフィニッシュ!優勝です!チーム監督の舘山代表も「よっしゃ、よっしゃ」と目を細めていました。

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武蔵ウルトラマラソンクラブチームのメンバー集合。江田良子選手にだっこされているのは愛娘の幸歩ちゃん。








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参加選手、および関係者集合。駅伝レースのスタート前とは思えない和やかムード。








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第1走のヤナギ~は、やや緊張気味。それに比べて、3走の奥宮俊祐選手は余裕の笑顔。








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スタート! 和やかムードは一変。各選手、脱兎のごとく飛び出しました。









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2走の江田良子選手。すべてが美しい。見とれてしまいました。









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エースの奥宮選手。さすがだね~。言うことなし。









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アンカーは増子和雄選手。江田、奥宮選手に劣らぬ力走ぶり。









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主催者の宮地藤雄さん(写真左)と。幸歩ちゃんはお母さんのように「秋田美人」になるね、きっと。








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優勝は、やはり嬉しいねぇ。増子君は「1位は初めて」と本当に嬉しそうでした。








(リポート:ヤナギ~、写真&キャプション:ムサッシー)
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# by sportsaid | 2011-04-01 00:27

ヤナギ~の「2011高麗の郷クロスカントリー&新年会リポート」

 武蔵ウルトラマラソンクラブ恒例の新年最初の行事を実施しました。
 年末と年始の行事は恒例の「走&宴」。今回の参加者は男子25名女性6名の合計31名。そのなかには、あの奥宮俊祐さんも。国際的ランナーでありトレランの第一人者の奥宮さんは、昨年から我がクラブの一員になったのです。最初のウォーミングアップ&コース試走の際には即席のトレランセミナーをしてくれました。参加したクラブ員はラッキーでしたね。
 レースの結果は奥宮さんがぶっちぎり(当たり前ですが)。マジ走りが間近で見られるかと思いきや、あっという間の彼方に…見えなくなりました。
 午後からの新年会は、スポーツエイド・ジャパン/武蔵ウルトラマラソンクラブ御用達・日高市の中華料理「みのる」を貸し切りで。
レース結果発表に代表からの辛口コメント、さらにひとり一人のレース感想や新年の抱負や、新入会の方の自己紹介など店内はレースと同様、熱気に包まれておりました。

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レース前は水分をしっかり摂ってくださいね。小規模なレースでも、ドリンク類はいつもきちんと用意してまーす。








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スタートラインに全員集合。左端はご存じ「奥宮俊祐選手」。中央最前列の奥宮二世は、今から「長距離ランナーの素質」がうかがえるとか。







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「用意ドン!!」。高澤選手(写真右)、老体に鞭打って果敢にダッシュをかけたが、奥宮選手にいとも簡単にかわされたー。







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1位奥宮選手、2位飴本義一選手(雁坂2連覇中の実力派)に続いて3位に入った増子選手。いつもスタッフに回ることが多かったので、その正体が明らかではなかったが、実はスピードランナーだった。見直したぞー。










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新年会風景。今年も飲んで喰って騒いだぁ。因みに、ここ「中華みのる」のラーメンは昔風で、ムサッシーは大好きなんです。親父さん、これからも元気で頼みますよ。







(レポート:ヤナギ~、写真&キャプション:ムサッシー)
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# by sportsaid | 2011-02-12 18:24

5月の大会は「名栗U字連山スーパートレイルラン」から「12時間走in所沢」へ

 年が改まってから、早いものでもう1ヶ月以上も経ちましたが、皆様にはますますご健走のこととお慶び申し上げます。
 
 さて、昨年5月、諸事情により開催を断念した「名栗U字連山スーパートレイルラン」の復活は、残念ながら今年はありません。首都圏有数のタフなトレイルランニングコースであり、多くのランナーがここでのレースを楽しみにしているだけに後ろ髪を引かれる思いではありますが、地元の理解と協力が得られない現状では如何ともし難く、本格的大会としての開催は現時点では困難と言わざるを得ません。私たちの非力さをここに改めてお詫び申し上げます。

 次に、今年の新規大会「12時間走in所沢2011」(5月21日開催)のご案内です。
 会場である所沢航空記念公園は、今から100年前に国内で初めて飛行機が飛び立った地です。この航空発祥100年の記念すべき年にこの大会の歴史が始まることになります。
 本大会は当初、24時間走として準備を進めてきたのですが、事情により今年は12時間走にとどめることにしました。しかしながら、「12時間走in所沢2011」終了と同時に「プラス12時間走」を練習会形式ではありますが連続して開催しますので、両方にご参加いただきますと合わせて「24時間走」になります。「24時間走」に挑戦されたい方もぜひご参加ください。

 スポーツエイド・ジャパンの昨年の最も重大な出来事は、やはり2009年に満を持して立ち上げた「名栗U字連山スーパートレイルラン」を直前になって開催を断念したということです。そのときの無念さ。萎えかかった気力。しかし、仲間たちと力を合わせ、代替大会(宮沢湖カモシカトレイルラン)を立てることによって何とか窮地を脱することができました。その大会を無事終えたときのさまざまな思いが交錯した涙を今も決して忘れることができません。
 今後も、NPO法人スポーツエイド・ジャパン設立後の最大の試練に直面したことによって学んだものを活かし、スポーツエイド・ジャパンが掲げた目的を達成すべく努力を怠らない所存でおります。
 本年も、スポーツエイド・ジャパンとよろしくおつき合いくださいますようお願いいたします。

                              スポーツエイド・ジャパン代表理事 舘山 誠
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# by sportsaid | 2011-02-05 11:04

ヤナギ~の「初参戦・秩父駅伝リポート」

 11月21日は、色づいた山の木々の赤や黄色が青空に映え、ピリッと澄んだ空気と駅伝の軽い緊張感が心地よい、そんな一日でした。

 49回を数える歴史ある秩父駅伝競走大会に武蔵ウルトラマラソンクラブとして初参加してきました。
 コースは秩父市立大田中学校をスタート・ゴールとした全5区間の23.43km。各区間は3.33kmから6.61kmまでで、山間の地域でもあるので幾つもアップダウンがあったりするバラエティに富んだコースです。種目も学生チームから男女混合チームなど様々な部門がありましたが、武蔵ウルトラマラソンクラブは一般男子に精鋭(?)1チームが参加しました。
 スタートの1区(3.96km)はアップダウンが2回もあり、プログラムにコース難易度が「三つ星」となっている区間。ここはベテラン野崎さんに勢いをつけてもらいました。2区(6.61km)の最長区間(エース区間)は現役サブスリーランナー寺山さん。順位をぐっと上げて3区(4.73km)の柳澤にリレー。長い上りが待ち構える難易度「二つ星」コースに心臓はマックスのバクバク。「アップをもっとしておくべきだった」と後悔するは何度目だろう…と自分の学習能力のなさを改めて感じる柳澤でした。途中、男子学生に抜かれるものの、女子中学生をおとなげなく抜き去り順位をキープする。4区(4.80km)は有望若手・ニューフェースの松原さん。折り返しのスピードコースを激走し、5区(3.33km)アンカーの舘山代表にタスキリレー。唯一のフラットコースを勢いそのままに快走し、順位を2つあげてゴール。
 結果は一般男子40チーム中14位の成績。武蔵ウルトラマラソンクラブの秩父進出第一歩としてはまずまずの出足と言えるでしょう。次回は2~3チームで参加し、Aチームは上位進出を目指しましょう!

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女子中学生をおとなげなく抜き去った柳澤。









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坂を勢いよく下ってきた松原選手(右)からタスキをしかと受け取った舘山代表(左)。
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# by sportsaid | 2010-11-25 16:02

今年も「つくば」を走ります。

 皆さん、久々のムサッシーからの伝言です(長らくこの伝言板から遠ざかっていたことをお許しください)。
 さて、ムサッシーにとって11月の楽しみといえば「つくばマラソン」。4月の戸田・彩湖フルマラソン&ウルトラマラソンからずーっと大会開催に携わってきたムサッシーは、10月中旬の奥武蔵グリーンライン・チャレンジ42.195kmが終わったあたりまで、ほとんど自らが走る余裕がなく、それなりにフラストレーションがたまっちゃってるんですよ。で、今年も先月から待ってましたとばかり、「楽しみ」に向けて走り始めたんですが、どうも調子が上がりません。やはり、加齢のせいですかねぇ。しようがありませんね。ということで、今年も「つくば」は出たとこ勝負でいくしかありません。

 お知らせします。今年もゴール地点となっている陸上競技場正面スタンド(下図参照)にスポーツエイド・ジャパン/武蔵ウルトラマラソンクラブの陣地(スポーツエイド・ジャパンののぼりとドームテントが目印)を張ります。会員以外の方も大歓迎ですので、ぜひ我が陣地にお立ち寄りください。もちろん、レース後の「打ち上げ」もありまーす。
 それでは皆さん、「つくば」でお会いしましょう。

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# by sportsaid | 2010-11-19 12:05

いしだっとの「第5回戸田・彩湖フルマラソン&ウルトラマラソン」リポート

 スポーツエイド・ジャパンにとって2010年度の大会初開催となる「第5回戸田・彩湖フルマラソン&ウルトラマラソン」が4月10日(土)に開催されました。
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 コースは、埼玉県戸田市にある「彩湖・道満グリーンパーク」内の彩湖周回路(1周4.637km)を走ります。42.195kmと70kmの二つの部があり、それぞれ9周プラスα、15周プラスαを走ります。
 レース当日までの一週間は4月とは思えない寒い日々が続いていましたが、当日は想像を超える好天に恵まれました。

 フルマラソン初挑戦という声も多かった42.195kmの部では、801名が完走! ゴール後には涙する姿もあり、スタッフもうるっときてしまいました。

 また、春からのウルトラマラソンシーズンに向けた力試しにもなる70kmの部も多くの方が果敢に挑戦し、218名がフィニッシュテープを切ることができました。途中で足を止めた方も大勢の応援や充実したエイドのサポートに大満足の一日を過ごしていただけたようです。

 それぞれの想いをもって走ったランナー同様、エイドのスタッフもランナーを楽しませようと全力でサポートしていました。例えば、マラソン大会の定番であるバナナ。
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 今回、参加者が1300名を越えたのですが、ランナーひとりがレース中に平均3切れ食べるとすると、3×1300=3900、バナナ一本を3つくらいに切るとすると、3900÷3×2=2600、これをスタッフ3人で担当するとおよそ900回は包丁で切る計算です。ボランティアでサポートしているスタッフには頭が下がります。
 そのほかにもフルーツ類ではキウイフルーツ、グレープフルーツ、ご飯・パン系ではサンドイッチ、おにぎり、クリームパン、チョコパン、クリームシチュー、そうめん、おそば、ぜんざいなどなど。
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 エイドが素晴らしいと評判のスポーツエイド・ジャパンの面目躍如ですね。エイド担当以外にも、スタッフ一人ひとりが受付担当から、チップ回収係、ゴールテープ係、アナウンス担当、荷物預かり係など、どうすればランナーの方たちに喜んでもらえるか考えながらやっています。
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 『手作り感を大切にしながら、ランナーもスタッフも楽しめる大会を続けていきたい』という実行委員長の言葉通り、2010年も多くの方が楽しめる大会を開催して、多くの方に参加してもらえたら嬉しいですね。
            リポート/いしだっと(ボランティア)、写真/かっくん(ボランティア)
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# by sportsaid | 2010-05-22 16:55

お詫びとお願い

 この度、すでに出場者が決定し、準備も最終段階に入っていた「第8回NATHAN名栗U字連山スーパートレイルラン」は、下記に示す理由*により開催困難となったため、代わりに開催場所を飯能市・宮沢湖周辺に移し、大会名を「NATHAN彩の国宮沢湖カモシカトレイルラン2010」(距離25km)に変えて開催することを断腸の思いで決定させていただきました。
 名栗U字連山の縦走路は首都圏有数のタフなトレイルランニングコースであり、そこでの大会を楽しみにしていた皆様には本当に申し訳なく、私たち大会実行委員会の非力さを深くお詫び申し上げますとともに、事情をご理解のうえ、この度の措置を何卒ご了承くだいさますよう切にお願い申し上げます。
 なお、代替大会「NATHAN彩の国宮沢湖カモシカトレイルラン2010」の参加料は2,500円としましたので、差額の2,000円は大会当日の受付時にご返金させていただきます。また、代替大会に参加されない方には書留料金等500円を差引いた額4,000円をご返金させていただきます。

 代替大会のコースは、私たちが毎年12月に開催している「チャレンジド・クロスカントリーin彩の国宮沢湖」で使用しているもので、標高差こそあまりありませんが、アップダウンが連続し、手応えのあるトレイルランニングを堪能できると思います。
 開催要項/案内書につきましては、近日中に「第8回NATHAN名栗U字連山スーパートレイルラン」にエントリーされている皆様にご送付させていただきます。
 新緑の宮沢湖へのお越しを心からお待ちしております。

*「第8回NATHAN名栗U字連山スーパートレイルラン」開催回避の理由
1.本年3月10日の積雪、および3月21日の強風により、コースとなっている長尾丸山の巻き道の数箇所が倒木のために塞がれており、安全に通過できない状況にあるが、その復旧の見通しがたっていない。
2.駐車スペースの確保が、予定していた駐車場の事情により難しくなった。         以上
             
            大会実行委員長/NPO法人スポーツエイド・ジャパン代表理事 舘山 誠
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倒木現場(槇ノ尾山付近)










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倒木現場(長尾丸山付近)
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# by sportsaid | 2010-04-21 23:58

ヤナギ~の「プチ武甲山トレイルラン練習会リポート」

 早春の冷たい雨。山沿いでは雪に変わるかもという予報でした。当日も予報通り朝から雨。皆欠席…、なんてこともありうる天候ではありましたが、いざ時間になると来るわ来るわ。12名の「モノ好き」が雨具を着込んで西武秩父駅に集まりました。
 6月6日に第1回大会を開催する「秩父の名峰・武甲山トレイルラン」のコースの試走も兼ねて計画した練習会ではありましたが、「西武秩父駅〜武甲温泉直行」という密かな計画変更はあっさり却下されました。
 駅前から大会会場の羊山公園に移動。会場、スタートライン等確認して琴平ハイキング道へ。木々が生い茂るハイキング道はぬかるみや水溜りもほとんどなく、走りやすいです。負け惜しみではなく。雨具が多少ゴワゴワするものの、湿気が多く呼吸は楽だし、緑の葉や落ち葉も濡れて艶やかでとてもキレイです。
 橋立堂(秩父札所第28番)前の土津(はにつ)園でお昼休憩。おそばを注文しなかった者(半分以上)にも店内でお茶と漬け物を出していただきました。武甲山トレイルの応援の方(時間があればランナーも)は、ぜひ土津園で休憩を。
 下り坂の天候の予報ゆえ、予定を早めに切り上げる予定でしたが、雨が強くなることもなく、武甲山頂まで行くことにしました。
 高度が上がるにつれ、枝や葉に付いたしずくが凍ってキラキラ。まるでガラス玉のように光っていました。そのうち雨がみぞれに、そして雪になりました。山頂付近は一面の雪景色。季節が逆戻りしたようです。
 山頂にある御岳神社で大会の安全祈願をして下山。武甲山表参道を下り、一の鳥居へ。ここで登山道は終わり。鳥居の脇では恐い顔の狛犬、というか狼?がました。あばら骨が浮き出てるし。「そんなに睨まないでくださいよ〜」というほどでした。
 ここから一般道に。道路の脇には大きなセメント工場がいくつもありました。山を削り取られて、容姿さえ変えられてしまった武甲山とともに高度成長を支えてきたのでしょう。しかし、採石場としての武甲山も間もなくその役目を終えるとも聞いています。いつも見ているビルや誰かの家に武甲山生まれのセメントが使われているかも知れませんね。
 高度成長を支えてデコボコになって標高さえも変更になった奥武蔵の名峰。いつの日かあのデコボコを登ってみたいと武甲温泉浸りながら思うのでした。

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メンバー全員、雨対策も万全。ここから「琴平ハイキング道」の核心部に向かいます。








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最初のピークへの登り。それなりに厳しいですよ。









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ピークに全員集合。天気は雨だけど、みんなの顔は晴々。









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秩父札所の一つでもある「岩井堂」もコースの中。味わい深いお堂です。









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この後、秩父札所第28番「橋立堂」を通り、やがて小雨の煙る武甲山への本格的なトレイルに入ります。








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長者屋敷の頭を過ぎると、雨が雪に変わりました。なかなかの風情でしょう。








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ここから頂上は、すぐそこ。みなさん、今日は思いもかけぬ「いい経験?」をしましたね。








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下山は表参道を慎重に。










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一の鳥居の狛犬。本番の大会では、この辺りにエイドを設置する予定です。ランナーを守ってくださいね。









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ゴールは「武甲温泉」。冷えた身体に温泉、最高! 温泉で暖まったあとはビール、最高!!









(写真:島田利治、キャプション:ムサッシー)
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# by sportsaid | 2010-03-16 10:49

2010年も立ち止まることなく。

 新年度を迎えるにあたり、まずはスポーツエイド・ジャパンの昨年の活動に関わっていただいた皆様に厚くお礼申し上げます。お陰さまで、スポーツエイド・ジャパンが主催した12の大会、および武蔵ウルトラマラソンクラブが主催した2つの大会すべてを無事終了させることができました。本当にありがたいことです。

 今も、昨年開催した一つ一つの大会の模様を鮮明に思い起こすことができます。
 スポーツエイド・ジャパンの年度始めの大会「戸田・彩湖フルマラソン&ウルトラマラソン」は、エントリー者数がとうとう「奥武蔵ウルトラマラソン」を上回り約1300人になりました。この事態に、果たして私たちの能力できちんと対応できるのか不安ではありましたが、幸いにも好天に恵まれ、またスタッフにも恵まれて、それは杞憂に終わりました。この大会で、今後のスポーツエイド・ジャパンの事業の展開にさらなる可能性を見出せたような気がしています。
 「日本横断・川の道フットレース」のエントリー者も100人を越えました。このレースはランナーとともに「川の道」を旅するからでしょうか、強い一体感が生まれます。これほど他人のゴールが自分のことのように嬉しく熱くなる大会はありません。昨年の大会でも涙腺が緩みっぱなしで困りました。
 昨年、ボリュームアップして再生させた「名栗U字連山スーパートレイルラン」。全長28km、最大高低差1117m、トレイルが占める割合82%というハードなコースに非情の雨。予想をはるかに上回るランナーが出走したこの厳しい条件でのレースから、多くのことを学ばせていただきました。昨年の最も印象に残った大会と言えるかも知れません。今年から、事情によりこの大会の会場を変更し、距離も29kmに延長します。また、ショートトレイル(8km)部を廃止することにさせていただきます。
 スポーツエイド・ジャパンの柱となる「奥武蔵ウルトラマラソン」は、昨年で回を重ねること16回。その間、雨に祟られたことは1度もありませんでした。ほぼ1日中降り続いた昨年の雨には、奥武蔵ウルトラマラソンの代名詞が「暑くて熱い真夏の祭典」であるだけに、正直言って面食らいました。暑さを期待して来てくれたランナーの皆さんに本当に申し訳ない気持ちにさせられましたが、「雨でも奥武蔵は奥武蔵、充分楽しめた。奥武蔵、最高!」というありがたい声に救われました。参加していただいた皆さんに、ただただ感謝するばかりでした。
 「雁坂峠越え秩父往還143km走」の愛好者も随分と増えてくれました。そこで、昨年はスタート地点となる甲府市の高級ホテルで開会式・前夜祭を行うことにし、代わりにゴール後の懇親会を取り止めることにしたのですが、果たしてこの設定がよかったのかどうかはまだ結論がでておりません。場合によっては、また従来の形に戻るかも知れません。
 レースの方はとてつもない大会新記録が出て、とてもエキサイティングでした。私の思い入れの強いこのレースを年間の主要レースと位置づけ、真剣に取り組んでくれているランナーがいるということに喜びを隠すことはできません。
 制限時間が緩いからだと思われますが、実に多くの「初フル」組が「奥武蔵グリーンライン・チャレンジ42.195km」の難コースに挑んでくれました。思いもよらぬ辛さを味わったからこそ得られた達成感に涙する若いランナー。見ていて、とても清々しかったです。若いランナーの参加は、大いに歓迎すべきことです。
 知的障害者の会「あさがお」の事務局長でもある浅香理事と立ち上げた「チャレンジド・クロスカントリーin彩の国宮沢湖」も昨年で5回目を数えました。「障害者を持った方々(チャレンジド:神からチャレンジすべき課題や才能を与えられた人)にもスポーツの楽しさを体感していただくこと、およびチャレンジドと健常者がスポーツを通じて相互の理解を深めていくこと」という目的がランナーの間にもだいぶ浸透してきたようで、大会も随分と賑やかになりました。一つ残念なことはチャレンジドの参加者数が横ばいであることです。今後の課題の一つでもあります。
 私たちスタッフもことさら楽しめた大会は、何といっても「年の瀬マラソンin所沢」でしょう。もともと記録を狙うのではなく「健康に感謝し、ランニングを通して仲間たちとその喜びを共有して欲しい」という願いから立ち上げた大会なので、ならば「とことん楽しんでもらおう」と今年から仮装して走ることを奨励することにしました。これに意外にも多くのランナーが乗ってくれて、それはそれは盛り上がりました。次回は絶対に仮装して走ると約束してくれた多くのランナーの声、そして一般入園者も大いに喜んでくれたという事実に気をよくしております。今から次回大会が楽しみでしようがありません。
 昨年、武蔵ウルトラマラソンクラブ主催として復活させた「カモシカマラソン」も深く印象に残っています。コースに設定した「飯豊連峰主脈縦走路」は期待通りの「山上の楽園」でした。
 「衣食住」に必要なものをすべて背負い、山中で1泊することになったこの大会の開催方法を今後も変えないで続けていきたいと思っています。ただし、カモシカファンの方には甚だ申し訳ないのですが、本年度は諸般の事情で休止する可能性が大です。できれば日本三大峠の一つである南アルプス三伏峠~塩見岳で実施したいのですが。休止の場合は、悪しからずご容赦ください。

 次に、本年度の新規大会を紹介いたします。
 まず「秩父の名峰・武甲山トレイルラン」(6月6日開催)。秩父地方のシンボルともいえる武甲山は全山石灰岩からなっており、北面の山肌は無残にもそがれて痛々しい姿になってしまいました。が、南側から見る自然のままの武甲山は実に雄大で美しく、しばし見とれてしまいます。私の第2の故郷・奥武蔵地方の名峰でいつかトレイルランニングレースをと思ってきただけに、この大会開催に対する気合は充分です。
 2つ目は「8時間耐久レースin所沢航空記念公園」と併催する「3種目耐久レース」です。このレースは2日間かけて行うもので、初日に5kmと42.195km、2日目に8時間走と3種目を1人でこなし、各種目の着順によって得られるポイントの合計点を競うという世界初の試みです。これも以前から密かに開催を目論んでいたレースなので、いよいよ実現の運びとなることに今から興奮しております。

 NPO法人スポーツエイド・ジャパンが誕生してから、今年の5月で7年目に入ります。昨今のマラソンブームも手伝って私たちが主催する大会の参加者も着実に増え、NPO法人の運営も安定してまいりました。また、私たちの大会を支持していただいているランナーの方が、ときにはスタッフとして私たちを支えてくれるようになりました。ランナーとスタッフが一体となって楽しめるフレンドリーな大会づくりを目指している私たちにとって、とても嬉しいことです。
 今年も、私たちが掲げる目的を達成するために立ち止まることなく、皆さんとともに走り続けます。「自分の好きなことで忙しいのは幸せなこと」と言い聞かせながら。
 本年も、よろしくおつき合いくださいますようお願い申し上げます。

                       NPO法人スポーツエイド・ジャパン 代表理事 舘山 誠
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# by sportsaid | 2010-03-15 15:12